愚痴かな、これは。

人日、稼働日、実績。
最近はこういう言葉が飛び交う職場にいる。
ITの世界にいると、一度は聞いたことがあるだろう。
昔からこの3ワードがあんまり好きではない。
かといって変わるものも思いつかないのが、
如何とも悔しい。

人日という単位が、なんとも言えない。
10人日は、10人でやれば1日でおわり、1人でやれば10日で終わる。
そういう単位だが、そんな単位、現実には当てはまらない。
1人でやって半日でおわることもあれば、20人でやって3日もかかることがある。
人の技量によりけり、業務の割り振りによりけりなので、
人日という単位で測るのは誤っている、と、思う。
思うけど、変わるものが思いつかない。

稼働日という単位が、なんとも言えない。
稼働というのは、機械の話で、人間の話ではない。
稼働率80%の人間というのは、脳の80%を使っているということか?
ふつうに、営業日とかではだめなのか?
そもそも稼働率とやらを測ってどうするのだろう?
有給取得に待ったをかけたいのだろうか?

実績という基準が、なんとも言えない。
C#のプロジェクトに、Javaを5年やった人を入れるか悩んでいる人がいる。
いやいや、JavaができればC#もVBもできるだろうよ。
プログラムの本質は、問題をロジカルに解決することだ。
C#やJavaはプログラムの本質ではなく、表現するための手段であり、
言語の特性や設計思想に違いはあれど、本質のロジカルな部分に代わりはない。
一つの言語ができれば、他の言語を学ぶのはすごくたやすいことだと、思う。
だから、これまでの実績ではかるというのは、誤っているように思う。

いや、これは愚痴だな、ほんと。

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