高校入試でうまくいく生徒は

高校入試でうまくいった生徒の「小学生」時代


高校入試でうまくいく生徒には共通点があります。

それは小学校の頃から、

1:しっかり人の話を聴く習慣が身についている

2:周りの人や様子を見ることが習慣になっている

3:事あるごとに考えたり、想像たりすることが習慣になっている



それに対して、一般的な小学生の多くが

1:自分の話したいことを一方的に話していることが多い

2:自分が興味ない話は、(ときにはそっぽを向いて)聞かないことが多い

3:自分の思いつきで物事が上手くいかないと、「もういいや」とすぐに諦めてしまう


これはその子に「特別に問題がある」のではなく、小学生によく見られる最近の一般的な傾向です。

ただ、「みんなと同じだから大丈夫」という類のことではなく、将来のことを考えると、できるだけ早く「改善」したいものです。





「良い変化」が見られるまでの期間は?


プラスワン小学部では、これらに良い変化を起こすために、日々取り組んでいます。



すると、次第に良い変化が見られるようになります。

それは、変化しやすい事象であれば体験期間を含めて1ヶ月ほど、変化させるのに時間がかかる事象は1年、2年、ときには3〜4年という時間をかけて。


(ときに「1年も2年もかかるの?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。でも、変えるべき「習慣や癖」は、たとえば小学5年生ならば、それまで10年間×365日という長い時間をかけて身についた「習慣や癖」です。それを変えるためには、多くの時間と労力が必要なことは、想像に難くないと思います。もしそれが「塾が嫌いで、親に行けと言われて通わされている」生徒なら、週に2回のやり取りでは何年経っても何の変化も起きない、というのが普通です。)




「良い変化」の具体例


例えば、

自分の話したいことを一方的に話すだけでなく、相手の話に耳を傾けてあいづちを打つ様子が見られるようになる。

これは一見すると、「勉強や結果」には直接関係がないように見えるかもしれません。

でもそれは誤解です。

「まず、相手の言っていることを受け取る」という習慣は、勉強に大きなプラスに作用します。「授業を受ける時の姿勢」がその最たるものです。




思ったようにいかないと「もういいや」とすぐに諦めていた生徒が、あーでもない、こーでもない、と試行錯誤している同じクラスの生徒たちを見て、「別のアイデア」を捻り出そうとしている姿が見られるようになる。

これが「勉強や結果」と直結することは、とてもわかりやすいと思います。




こうした変化は、生徒自身が実感できるほどに、はっきりと「勉強の理解度」につながります。

同じ授業を受けて、同じ時間だけ勉強しているのに、理解度とその結果に差が出てしまうのは、こういった理由からです。


そしてその「嬉しい変化」は、生徒自身の「勉強に対する意識の変化」につながるので、そこから良いサイクルが始まる、という仕組みです。




楽しいと通ってくれる塾の「苦しい時期」


プラス・ワンに通ってくれている生徒の多くが、「プラスワンに通いたい!楽しい!」と通塾を始め、途中で塾に行く足取りが重そうな時期があり、「大丈夫かな?」と気になっていたが、今はまた楽しそうに塾に通っている・・・という流れになるようです。

それは、

1:「学校とは違う勉強や、先生・仲間との人間関係」が楽しい時期

2:改善点が指摘され「試行錯誤」している時期

3:「努力や良い変化をしっかり見てくれて評価してくれる場所」に居心地の良さを感じ、「やるべきことをやる」こと自体を楽しめるようになる時期

と移行するからです。




良い変化が見られるまで、粘り強くはたらきかけ続けています


子育てに対して「即効性」や「効率」を求めすぎると、時間をかけて育むべき力を育てられない、私たちはそう考えています。(当然のことながら、勉強自体に関しては「効率」の考えは大切な部分があります。)

同時に、「〇〇しなさい!」「〇〇するな!」とただ「強く」伝えればいい訳でもありませんし、「よくできたね~」「がんばったね~」と褒めたりおだてたりすればいい訳でもありません。

(褒めることの効果は、「子どもたち自身の手応え」と「褒められたこと」が一致したときにだけ、はっきり見られるようです。)

「時間をかけるべきことに対しては、しっかり時間をかけて育てることが大切だ」という方針に共感していただいたり、ご理解をいただいた上で、大切なお子さんをプラス・ワンに預けていただきたいと考えています。