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人生の選択は大した事ない
「来年から、また海外に行くことにした」
"また" と言えること、そして特に驚きもせず「次はどこに行くの?」と聞いてくる友人を見ていると、私が辿ってきた人生は客観的に見ても全部繋がってるんだと実感する。
絶対に無理だと思っていた海外協力隊というチャンスが手に入った。
私が選んできたこれまでの人生は決して間違っていなかったのだなと。
五年前、私は恋人と別れることを決意した。田舎に帰るために。
当時は間違いなく人生の岐路に立っていると思っていた。
恋人と別れる=結婚最短ルートが断たれる という人生の選択を迫られていたから。アラサーの宿命。
結婚最短ルートを断ってまで田舎に戻る価値があるのか?とそれはもう何百回も自分に問うた。色んな人に意見を求めたが、見事に意見は割れた。
父は自分たちのために戻らなくて良いと言うし、母はできれば戻ってきてほしいと言った。自分で決めるしかないことは最初っから分かってた。そして答えは最初から決まっていた。故に目の前の大切な人を手放す覚悟ができずに悩んでいたのかもしれない。
恋人とはさようなら、私は生まれ育った田舎に戻った。
あれだけ毎日悩んで悩んで悩みまくって苦しかった日々、絶対忘れるもんか!と思って日記を書いていたけど、今読み返しても全然響かない。恥ずかしさまで覚える。
あれが人生の岐路だったとも思わない。
別れて良かったなぁ〜とも思った。
それはきっとあの時選んだ選択を自分で【正解】にしてきたから。
だからこれからも、自分が選んだ選択は自分の力で【正解】にする。絶対にできる。
30歳、大したキャリアも貯金もスキルもない。ましてや社内ニート。毎日腐りきってる。そんな人間が途上国で何ができるんだ!とか言われそうだけど、何もできないことを確かめに行ってくるよ、社内ニートの代表として。乞うご期待!
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