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歌の物語#46: 「命預けます」<ー もはや、昭和ではない~

今回は「命預けます」について取り上げました。

最近、藤圭子さん(宇多田ヒカルさんの母親)の歌をYOUTUBEで聴いてみたりしています。 

あれだけ人気があり、歌の上手な宇多田ヒカルさんが「歌手として、自分の親には勝てない」と以前言っていました。

昔は、本人も歌が上手で人気があったので「そうなのかな~?」と疑問に思っていたのですが、ここに二、三カ月、藤さまの歌を聴いていたらなるほど宇多田さまはただしいと思いました。 やはり、レベルが高いです。

それはともかく掲題の「命預けます(1970)」は歌のタイトルでもあり、歌詞の一部でもあります。

1970年ということは昭和40年ぐらいの歌です。

で、こんな恐ろしい歌手にも関わらず、藤圭子さん当時19歳なのです。

令和の19歳が恋愛で「命預けます」と言われたらどういうリアクションをするのでしょう。 恐らく本気にはとらないと思います。

でも、昭和40年で藤圭子さんはこの歌で当時発売後1ヶ月ほどでオリコンチャートの3位を獲得、この歌をタイトルにした映画「涙の流し唄 命預けます」まで作成されたとか?

と言うことは、当時は「命預けます」に共感した方が多かったということですね。

令和の現在は、まったく通じないと思います。

それどころか、令和では本気だとしても、この女「サイコパス」と思われる可能性が大きいですね(笑)。

つまるところ、昭和は昭和で良いのですが、令和は令和頭で臨機応変に考えないと恐竜になってしまうので注意しましょう。

昭和の方が面白そうなことは多かった気がしますが、現実を見つめ

もはや「昭和」ではない。

が、昭和人に向けたメッセージですね~

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