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恋愛 英語クラスの物語#437: 「地獄を見た気がする」

今回は「地獄を見た気がする」を英語で言ったらどうなるかについて取り上げます。

今回の一発表現:

(Go) to hell and back.

で如何ですか? 「to hell and back」なのですが、先日ロイター版をよんでいたら出てきた表現です。 率直に「to hell and back」は最初意味がさっぱりわかりませんでした。 そこで調べて見ると今度は殆どの英語辞書には1955年に公開されたアメリカ映画「地獄の戦線」としか出てきません。

これじゃ、意味になっていません。 唯一意味の記載があったのはインターネット辞書のALCさん:

Go to hell and back : 地獄を見た思いをする

お~ なるほど、このBACKは恐らく「戻る」の意味で地獄へ行って、戻る ー> 地獄を見た思いをする

ということなのですね。

「to hell and back」は、思っているより「純英語圏」はで使われています。 検索では結構文書レベルで引っかかってきます。 従い、この表現純英語圏では常識なのですね。

余談ですが「単純な英語の単語の組み合わせ」に限って意味が分からない時が多いんですよね~

しかも、今回にいたっては「ロイター」の記事で見つけたので、ロイター読んでいるならこのぐらい知っているだろ~ というところです。 うぅ...です。

今回の使い方: 給湯室の先輩女子社員としぶしぶ上司とビジネスランチをした後輩女子社員

先輩女子社員: あの上司、どうだった? こないだビジネスランチしたんでしょ?

後輩女子社員: Yes, Senpai. It was terrible. I went to hell and back.
       (はい、先輩。 ひどかったですよ~ まるで地獄を見た気がしました/地獄から戻った感じです)

余程つまらない話だったのでしょうね...あくまで、正直ないつもの後輩女子社員でした(?)。

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