日本の物語#28:「嫁さんは、どうして嫁さんと呼ぶのか?」<ー 本来の意味

今回は「嫁さんは、どうして嫁さんと呼ぶのか?」について取り上げたいと思います。

旦那が妻のことを西日本では「嫁さん」と呼ぶケースが多いそうです。

インターネットGOO辞書によると

「嫁」: 

1 息子の妻
2 妻 また、他人の妻
3 結婚したばかりの女性。また、結婚式でこれから嫁となる女性。新婦。はなよめ
4 旧民法2の下、息子の妻となりその家に入った女性

との説明です。

知りませんでしたが「嫁」の言い方が差別用語にあたるので、使うのを止める、との動きが世間にはあるそうです。

理由は「お姑さんやお舅さんが息子の配偶者を呼ぶときに使う言葉」もしくは「ヨメとはよその女の意味だから」だからだそうです。

ということで、今回はそもそも「嫁」とはどのような意味なのかを探ってみたいと思います。

これは、漢字が変だから誤解?

と言うのはインターネット上で調べると「ヨメ」の語源的由来は

「嫁(よめ)」という言葉は、鎌倉時代の1275年頃の「名語記(みょうごき)」という辞書に載っているとのことで。そこには「息子の妻をよめと名付ける」という意味の内容の記述があり。

息子と一緒に住むようになった女性のことを、男性の両親が近所の人に「良い女」と言ったことに由来する。当時は「女」を「め」と読み、「良い女:よいめ」が省略化されて「嫁(良女):よめ」となった」そうです。

つまりは、結婚した旦那及びその家族が自分の妻は「素晴らし女性だ!」と言う言い方を短くし「良女(よめ)」と言ったのが本来の意味なのに「差別用語」なのですか?

検索キー: 嫁 語源 由来

で調べれば出てきます。

さて、みなさんはどう判断しますか?

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