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【雑記】富士フィルム X-T50ポップアップイベントに行ってきました


富士フイルムの新製品「X-T50」と「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を試用できるイベントが東京と大阪で開催されています。

会場の様子

本記事では、東京会場のイベントに参加して「X-T50」と「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を使用した感想などについて紹介します。

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日程などは以下の投稿をご覧ください。

なお、同時開催の「Hello GFX」については以下の記事で紹介しています。ご興味がありましたらご覧ください。

X-T50

まず感じたのは、小型軽量でありながらとても持ちやすいということ。

X-Tシリーズらしいクラシカルな外観に、小型レンズに適したグリップ感。取り回しがしやすくおしゃれである……

GFXを持っていたためか、スタッフの方に「サブカメラに何かお持ちですか?」と訊かれました。なるほどGFXのサブとしてもとてもいいカメラだと思いました。

フィルムシミュレーションダイヤル

外観と機能で特筆すべきは、フィルムシミュレーションがダイヤルで変更できることでしょう。

上から見ると、露出、シャッタースピード、絞りというカメラの3要素に加え、左肩にフィルムシミュレーションダイヤルがあります。直感的でとても使いやすいです。

この左肩という非常に重要な位置にこの機能を配したことは、個人的にはカメラの歴史に名を残すのと同じくらいの衝撃でした。富士フィルムがメーカーとして時代の要請に応えた、一つの形ではないでしょうか。

ストロボ

富士フィルムのX-T2桁シリーズはおでこにストロボが内蔵されています。

暗がりでストロボを使って広めに撮れば、写ルンですのような写真が撮れるはずです。

また、テーブルフォトにも使え、旅行先などで重宝するのではないかと思います。

なお、バッテリーはNP-W126SでXシリーズの小型機と同じものです。詳しい対応機種などは下記リンクをご覧ください。

XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

本レンズもまた、非常に小型軽量です。
XシリーズカメラのセンサーサイズはAPS-Cですので、35mm判換算でおおよそ24-75mmという焦点距離のズームレンズとなります。

しかも、小さいながらもズームで全長が変化しないので使いやすそうです。

絞り毎の描写の変化

以下に望遠端の50mmで撮影した写真を示します。ボディはX-T50、カラーモードはスタンダード、ISO100です。

F4.8

開放ではわずかに周辺減光がありますが、絞ることで改善します。

F5.6

F8

周辺減光はF8でほぼ解消しました。F8〜F11が解像力のピークだと思います。
風景を撮影する際はF8以上に絞って撮影するのがよさそうです。

本レンズはF22まで絞り込む事ができますが、F8以降はピントの合う範囲の調節に使う認識でよいかと思いました。

似た焦点距離のレンズとしては、シグマの18-50mm F2.8 DC DN Contemporaryも小型軽量でよいと思います。
F2.8通しのため、よりボケを使った表現が可能です。

撮影した写真

かなり被写体に寄ることが出来ました。
以下は最短撮影距離で撮影したりすです。

ある程度離れると、動物認識AFが働きます。
ぬいぐるみでもしっかりと瞳を認識してピントを合わせてくれるため、動物園などで重宝しそうです。

余談ですが、設定画面の動物認識AFのアイコンが猫でした。かわいいのでぜひ探してみてください。

これまで長らくキットレンズとして頑張ってきたXF18-55mmF2.8-4 R LM OISの弟分となる本レンズ。

上記の18-55mmよりも大幅な軽量化を果たし、より現代のニーズに即したレンズとなったように感じました。

おわりに

本記事では、富士フィルム X-T50ポップアップイベントに参加して「X-T50」と「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を使用した感想などについて紹介しました。

X-T50とXF16-50mmF2.8-4.8 R LM WRは、小型軽量なカメラ・レンズが人気を博する中で、富士フィルムがメーカーとして時代の要請に応えた結果だと感じました。

願わくば、もう少し供給量が増えてくれればよいのですが……

イベントは、原宿駅の目の前という立地もあってか、若い女性でとても賑わっていました。これまでのカメラのイベントではなかなか見ない光景で、ユーザーの裾野が広がったのを感じます。

だからこそ、カメラを使いたい人のもとにちゃんと届いてほしいとイベントを通じて思いました。


なお、当noteでは他にも以下のような記事を公開しています。ご興味がありましたらご覧ください。


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