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漫画から学ぶ偶然と絶対的価値

プロローグ

最近人気を集めているアニメ、ブルーロック。
実際私もアニメで観てハマった人のうちの1人だ。

日本をW杯に優勝させるため、世界一の革命的なストライカーを創り出す
”青い監獄プロジェクト”が実施され、
運営側である絵心甚八の元、独断と偏見で選ばれた優秀な18歳以下の強化指定選手300名は選手生命を懸けた戦いを繰り広げていくストーリー。
あらすじ

この漫画には現実世界でも、役立つ名言が沢山ある。
中でも私が特に気になったものを紹介する。


「たまたま勝つな、勝つべくして勝ち奪れ」

絵心甚八が主人公を含むチームZの選手に向けた言葉のラスト部分。

「世界一のストライカーに必要なのは、ゴールの再現性だ」

「劇的なゴールであればあるほどその印象は強いが、その一撃だけで終わってしまう選手は世界でも多い」

「なぜもう一度同じようにゴールを奪えないのか?」
「それはそのゴールが偶然の産物にすぎなかったからだ」

「再現性のある成功の先にしか、進化はないと思い知れ!」
「試合なんてものはイレギュラーしか起こらない」
「そんな戦場の中で己の描いた方程式を証明する者」
「それがゴールを爆発的に量産する、世界一のストライカーという存在だ」

「たまたま勝つな、勝つべくして勝ち取れ!」
絵心 甚八

勝負の世界において偶然の勝利や敗北は一時的なものに過ぎず、絶対視することは出来ない。

例えば、テストの結果でも特に勉強しなかったのに苦手な教科の点数が高いというのはよくあることだ。

問題が簡単だった可能性も考えられるが、そんな幸運はいつもやって来る訳では無い。

もしこれが入試であれば、運に賭けて一か八かの勝負をする人は居ないだろう。

仮に運に賭けて合格したなら話は別だが、不合格の場合「偶然だ」で済む問題ではないだろう。

つまり勝ち負けには、それを裏付ける原因があると言えるだろう。

何をどうしたから成功或いは失敗したのかを追究する必要がある。

また、自分の夢を背負って闘う者は結果を偶然の産物として生み出してはならない。

偶然の産物に過ぎないということは、再現性に欠けるのだ。

再現性に欠けるということは、運を味方につけない限り同じ方法で成功を収めることは不可能ということだ。

サッカーでいう「ゴールの再現性」は、実社会でいう「自分の成功の方程式」のことだ。

運は絶対的価値を持つものではないので、その分失敗するリスクを負うことになる。

すなわち、「自分の成功の方程式」を確立出来る者こそが最後まで生き残れるのである。

「たまたま勝つな」は私にとって、そういう言葉だ。

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