右上眼瞼皮下腫瘍摘出術
今日手術をしました。
命に関わるような大手術ではないけど、ちゃんと先月診察してもらい、きょうの手術日を迎えることになったんです。
担当の看護師さんに案内され、5Fの手術室へ。そこで、手術場の看護師さんにバトンタッチ。手前の狭いロッカールームで手術着に着替えるよう指示され、ロッカーの使い方もちゃんと教えてくれましたよ。
「パンツ🩲だけになってから着てくださいね。」
良かった、迷彩柄のスパッツの下にちゃんとパンツ履いてて。スパッツだけだったら、どうするんだろう、、、と。わけわからないことを考えることで不安を紛らわそうとしている自分がいる。
「動画撮ってもいいですか?」なんて尋ねるわけもなく、GoProをおとなしくロッカーにしまい、いよいよ手術台へ。手術用の服に着替えてる若い看護師さんが3人、ベテラン風の看護師さんが1人、助手の女医さん(看護師さんのひとりか)みたいな1人、そして担当の先生。だったような気がする、、、。
「たくさん人が居てびっくりしたでしょ、はいここに腰掛けてくださいね、はいそのまま横になりましょうね」
ベッドはしっかり暖房が入ってた。暑いくらい。
手際よく、両手両足縛られて、胸にも指にも、腕にも色んなラインが 次々と装着。
「気分悪くないですか?寒かったら言ってくださいね」
至れり尽くせりが恐怖を纏うじゃないのよ〜
「すみません、ちょっと暑いんですけど、、、」
「あ、わかりました。じゃぁこれとこれをとって、これを取りましょうか、これもとってもいいんじゃないですか。」
みんながよってかかって施してくれる。
「じゃ、足下から冷風送りますね」、、、なんでもあるんだ。
ビューっ! 「ちょっとそれは寒過ぎます!」(笑)
みんな 笑、笑笑‼︎ 手術室の笑いをとったところで、さあ手術開始。
穴の開いた布を被せられ(こういうの歯医者さんでもあったな)
「ライト点けてください。」
ベッドに横になったなった時目にしていた、
集合体恐怖症にはちょっと嫌なライトのあかりが灯された。
すると看護師さんが 、
「はあ~い、麻酔の目薬さしますね、はーい3回ねー」
ぼと!ぼと!ぼと!
先生が、消毒しますね(きっと茶色い液体だ)
麻酔の注射しますねー、ここだけ頑張ってね
(先生、頑張りようがないんですが) うっ!
「ここ触ってるのわかります?ここは?ここは?」
気づくと、切り始めてた。
「始めますね」はなかった。たしかに要らないな。
僕の頭頂部に先生の腹筋が、右上腕部に助手の女医さん?の腹筋がまるで僕の動きを封じ込めるように圧迫してくる。
まな板の上の、、なんとかだ。
“うっ!「あ、痛いですね、もう一回麻酔打ちますね」
”うっ!“「こんどは、短い時間ですから。」
ガチャガチャ、僕のみぞおち辺りに使い終わっていく器具が放り投げ置かれてるような気がする。
頭の上で、「こここうやって、、そうこの方はきれいに、、うんえぐり取らなきゃいけない、、、」云々
僕の患部で、皆さん勉強して役に立ててくださいね。
背中とおパンツは汗、足先は冷たいまま、約30分の手術は無事終了。
1時間位ですって聞いてたのに結構早かった。
“わたし、失敗されないので”
最後までなんだか子供みたいにずっと腕もって引かれて(連行されてるみたい。経験ないけど)言われるがまま、無事終了しました。
こんな時期に、またなんで手術なんかすることになったんだろうと思うんですが、やっぱり必然であったに違いないと思ってます。
振り返ると、最初に腫瘍を見つけてくれた眼科の先生、切除を勧めてくれたラジオスポンサーである先生、かかりつけの内科の先生、で手術をしてくれた先生、看護師さん達。
もちろん、皆さんプロフェッショナルであり当然の仕事なんだろうけど、いろんな人に支えられて生きているんだな”って妙に感謝する自分がいます。
バス降りるときにも「ありがとうございました」って言ってる自分にはたと気づく。ロックンローラーは「フェンキュ!」だっけ?
みなさんの思いが、最近のささくれ立った日々に 染み渡ります
なんだか神妙に考えてしまう今日この頃です。
あ、まだ抜糸があるんだ。
やさしくおねがいしますね。
ありがとうございました😊