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病気って何でしょう? #タチアオイ

子どもの頃、いわゆる虚弱体質で、
よく貧血を起こしたり、気持ち悪くなったりで、
頑張りたくても頑張れなくて。

けれど、
健康診断や検査では何も異常がないから、
「健康」と言われていました。

ですから、
「子どものくせに」
「子どもは風の子というでしょう」と、
仮病ではないかと疑われたこともありました。

成人してからもそれはあまり変わらず。

結婚してからは、
脳せき髄液減少症や線維筋痛症などの
大病をしましたが、
それも病名が分かるまでに時間がかかり。

脳せき髄液減少症に関しては、
米倉涼子さんが先日、TVでお話しされたそうで、
今は、認知度が高まったていると思いますが、
当時は今とは違って、
病気とは認められず、全額自費診療でした。

そんな状況でしたから、知人からは、
「知り合いの医者に聞いたけど、それは病気じゃないよ」と
言われることもありました。

線維筋痛症の症状も落ち着いて、
計らずも2019年から減薬、その後、断薬し、
2年くらい前にやっとヘルプカードを手放して、
今、生きてきた中で、体調が一番安定していて、
一番元気かもしれないくらいなのに、

4月に健康診断に引っ掛かり、
5月7日に、乳癌の確定診断を受けて、
「病気」と言われたのです。

自覚症状がどんなにあっても、
検査で何もでなければ「健康」で、
国や医者が認めなければ「健康」で、
自覚症状がなくても、
検査にひっかかれば「病気」とされる。

病気って何でしょうね?
まるで、幻のよう。

診断を受けたとき、
何とも言えない不一致感というか、
やるせなさを感じました。

実は、健康診断を受ける1時間くらい前に、
ふと、「今回は引っかかるな」と予感があり。

帰宅してから夫にも、
「引っかかると思う、たぶん乳癌」と
伝えていました。

ですから、
至急再検査の通知が送られてきたときに、
驚きはありませんでした。

再検査では、
良性の可能性は3%もないと言われていたので、
確定診断を受ける前から、
体からのメッセージを聴こうとしてきました。

そして、本当のところ、
わたしはどうしたいのだろう?と
自分に問いかけ続けてきました。

余談ですが、わたしは双子座なのですが、
今は12年に1度の大幸運期なのだそうです(笑)

大幸運期に乳癌の診断だなんて、
ピンチはチャンスと言いますから、
何のチャンスなのでしょうね~?

いつもの通り道に咲いていたタチアオイ。
花言葉は、「大望」「野心」。

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わたしは、恐れではなく愛(祈り)を
あなたに贈りたいから。

当たり前と書いて奇跡と読みます。
当たり前の今日に、
あなたの存在と全ての出来事に
感謝を込めて。


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