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宇宙元旦とnote記念日

今日、宇宙元旦という言葉を聞いて思い出した。

昨年の今頃、インドネシアの子たちに、夜な夜な阿佐ヶ谷の小さなお店へ連れて行かれたKと私。

行き慣れたお店らしく、彼ら&彼女らは、お店に置いてあるギターを勝手に弾き、勝手に歌い出した。

皆、日本のポップスばかりだった。日本に来る前から日本の歌が大好きだったのだと。

暖かな春の夜、その店がある商店街に歌声が響き渡っていた。

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それで『今夜は、宇宙元旦です。』とはしゃいでいた。

彼らは、日本の歌を、楽譜も無しに奏でて歌っていた。楽しい夜だった。

あれから一年。

ああ、そうだった。その宇宙元旦とやらの翌日に思い立って、ブログを引っ越そうと思って、このnoteを始めたのだった。まさにあの日がnoteを始めた日。懐かしいなあ。

あれから変わったことが沢山あった。そして変わらぬものも沢山ある。

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施設がコロナで地獄と化していた2月。転んでも、ただでは起きないということで、得たものも沢山あった。

そして収束してから一か月が経った。

あの日々の中では、封鎖されたフロアに完全防備で引き籠り、ずっと立ちっぱなしで仕事をしていた。昼休みもなく、介護ステーションで立ちっぱなしでカップラーメンとオニギリを食べている日々だった。

収束して大分経ってからも、しばらくの間、精神が落ち着かず、まともに台所に立つということが無かった。

それがここ数日また家で簡単なものを作るようになって来た。

簡単で良い。最初は、買って来たお刺身を盛り付けるところから始めよう。何かを、少しづつ取り戻して行こう。

そんなところから始まったのだけど、一旦食材を買い出すと、せっかくの野菜が古くなってしまうんじゃないか?とか、お肉が傷んでしまうんじゃないか?と、色々なことが気になる。あまり長く冷凍し過ぎても、肉の味が落ちるとか。

一昨日の肉じゃがを作った後の新ジャガがまだ残っているのが気になる。

人参とひき肉とでキンピラを作って見た。

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リクエストして貰ったので、地鶏とキノコとネギでペペロンチーノを作った。隠し味は白出汁。そして大葉。

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まだまだ所要時間は少ないけれど、やはり、台所に立って作業していると、とても心が落ち着く。

時は風の時代、2年目。今年も好きなだけ内に籠ったり外に出たりと、楽しくやって行こう。風に吹かれるままに。時には、風に乗って。

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