あと一週間
相方が勤務している特養での話をよく聞く。
ほとんどの人が普通に真面目、&ユーモアを持って働いている様子なので、私なんぞは、今のところを蹴ってそっちに勤めようかな?と思ったほどだった。
が、話を聞いていると、1フロアを一人で看ると言う無謀な状態。
誰かが休むと「じゃあ、私がこのまま通しで働くね。」と言う良い人が多いらしい。
が、その良い人ぶりが狂気でもある。
誰かが倒れるのがあたりまえ。
そして、それをカバーする人が24時間通しで働くという感覚が既に麻痺しておかしくなっているでしょ。人を入れなさいよ。募集しなさいよ。(汗)
加えて、これはどこにでもいるタイプの人だが、「私が居ないと回らない。」と思い込んでいる職員が居て、非常にややこしい独自のやり方を他人に強いて来るらしい。
が、その人がしばらく病欠していたら、業務が非常に円滑に回り出したとか。
そして、休み明けに出て来た時にはシンプルかつ利用者様優先の手順に変わっていたもので大激怒したという。
「何よ、これ!私が居ないと誰もやってないじゃない!」
誰もやっていないのは、必要なことではなかったからだ。不自然なことと言うのは続かない。
合理的な考え方をするKちゃんも概ね従っていたそうなのだけど、あまりに面倒なやり方なので、変なストレスが溜まって倒れそうになっている。
勝手にややこしくして周りを苦しくする人というのは、たった一人いるだけでも災害並みなので心中お察しします。
そんな彼女へ言ってあげられることと言えば、”頑張れ、あと一週間で君はうちの施設の職員になるぞ!”ということ。
いや、うちの施設にもそういう勘違いおばさんが居て災害を被ってはいるが、看護なので介護の君には実害はないだろう。
あと、少なくとも1フロアを一人で看るなんてこともない。
換気のし過ぎでみんなが凍えているなどという本末転倒なこともない。
まあ、仕事なので楽しいことばかりのはずがない。しかし、もうすぐまた一緒に働ける。
たった一人が大災害を招き続けているということもあるが、たった一人居るだけでその場の空気が良い意味で変わるということもある。
色々と途上にあり、私もまだどうしたら良くなって行くのか分からない部分が大。
やってみてダメだったら辞めれば良いし、でも、もう少し頑張ろうかな。もうすぐキラキラした人がやって来るのだから。
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