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自己顕示欲 / 進だけで何かが出来上がる

早朝から猫に起こされる日々。
まずトイレへ行って、顔を洗おうと洗面所に行ってびっくり。
中々な高さなのに、どうやって上ったのだろう?
それに、つい先日ここで丸洗いされてトラウマになっているはずなのに、何故に好んでここに来る。

***
人間で自己顕示欲が強い人が意地になって視線の先に来ようとするのはうざい。
なのに猫だと可愛い。
というか、いつも充分過ぎるくらい見詰めているのでこんなことする必要ないのに。
ちょっと石鹸を取ろうと棚を開けると一秒後にはこれ。

ちゃんと見てるってば。
***

休みの日にうまく心を切り替えられないのが悩みだった気がするが、切り替えてしまうと仕事に行きたくなくなる。これ、如何に。

明日は行くだけで良いことにしよう。

そう、この行くだけでよしを繰り返して気が付いたら30何年も看護師をやっている。楽しいことはごく少ないし、いつも何かに怯えている。これ、看護師だったら普通。どうでも良いと思えたら多少楽なのに。
その証拠に派遣のときの方が楽しかったような。
そうか。私は管理職に向いていないのだな。

と、この「管理職に向いてない」という言葉を過去2~3度口にしたことを思い出す。
以前のボスの前と今のボスの前と。

前者は「いや、向いている。」と言い、後者は「いや、それを言うなら誰も向いていない。」と言った。

向いている向いていないなんてどうでも良いんだよなあーと、これまた書きながら気が付く。目の前のことをやる。それがいつの間にか積み重ねになる。このパターンは得意らしいから。

私ってつまんないやつだなあーとか、私ってダメなやつだなーと思うことが多々ある。あるいは「今日は辛い一日だった。」とか「悲しい一日だった。」とか。
点で見ると、よくそういうことを感じるのだが、要するに、これって、醤油だけを舐めて「しょっぱいなー」とか、酢だけを飲んで「まずっ」と言っているようなものだ。生卵も出来ればそのまま飲み込むようなことはしたくないものだ。

でも、細かい手順を踏むことで、それが料理されたものになる。歳を食っていても人生を騙るには、まだまだ鼻たれ小僧の部類だが、ふと振り返ると、それ単体ではいただけない色んな調味料や食材が食べられる料理に代わっている。気が付けば人に喜んで貰えることも増えている。
だから、明日も辛くても甘くてもしょっぱくても、一日を積み重ねてみよう。

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