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嘆くより 怒ってでも行動

昨日は大きな病院の中をあちらこちら行き来し専門医の診察や検査を受けた。重たい車椅子を押しながら。

幸いなことに利用者さんは車椅子の上でスヤスヤ眠っていた。

その先生から貰った紹介状のお返事を持って、今日は提携病院の中をウロウロして主治医を探した。今日はその先生の外来日ではく病棟のどこかに居るという。
でも、明日は祭日だから絶対に今日、点滴の指示を貰わなければ衰弱してしまう。

心の中は正直怒りでいっぱいだ。病院と病院同士が『そっちに入院させるべき』という言い分を曲げないために一人の人が死んでしまうかも知れないのだから。

が、ペコペコペコペコして点滴の指示を貰った。週末の分もまとめて三本。あなた方がそんな言い合いしている間に施設で点滴をするんだ、私は絶対。

それでもダメなら両方の面目を裏切って救急搬送だ。

施設で点滴を1本入れたら、その人が目を覚ました。いつもの活気はないけど会話が出来て涙が出そうだった。

薬も飲めないかもしれないという申し送りだったが、飲めた。出て来た昼食がカレーだったのでドン引いた。

でも彼は食べると言うので一さじ一さじ口に運んでみたら半分くらい食べられた。本当は全量行けそうだったのだけど、久しぶりの食事だったので半分でストップした。嘔吐すると誤嚥するから。

比較的元気だったので20日ぶりにお風呂にも入れた。

病院側、施設長、介護職員、ナース、皆少しづつ分かってくれている。分からない余白の方が多いが、少しづつ。

明日また点滴をしに行くまでに、安らかでありますように。

この人だけでなく多くが幸せでありますように。でも、今はまずこの人だ。

この3日間、いや、もうそのずっと前からハードな日々が続いているのでちょっと被害妄想入りそう。

なので、大好きなチョコを思いきり食べる。

うーん、幸せ。単細胞 万歳。


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