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還暦になって思うことを話します

還暦になって思うことを話します。

癸、
うさぎです。

還暦は、
60年一廻りで、
また0歳に戻るそうです。

私の母は、
60歳、
脳出血で突然帰らぬ人となりました。

冷蔵庫を開けると、
しじみの砂抜きをしている最中でした。

翌日のことも考えていたのでしょう。

翌日はなく、
私達家族の世界は変わりました。

私は、
看護師の教育担当のトップとして、
研修の準備をすませました。

その年は、
4月1日が入職日でしたが、
私は仕事のすべてを人に委ねて、
実家に帰りました。

電話で知らされた時には、
もう生きて会えないんだなと思いました。

私は56歳で、
小脳出血をし、
救急搬送されました。

人生100年時代に入りましたが、
突然を経験している私は、
自分の姿がせいぜい10年しか想像できません。

そして、
精一杯生きてきたのかな、
最近思います。

年を重ねてお金で苦労はしたくないと、
我慢、
忍耐、
若い頃はいっぱいしてきました。

もう自由になってもいいのですが、
習慣って手強いですね。

60歳の定年退職後は、
何も残すものはないから、
シニアの海外青年協力隊で、
何かできることがあればと、
思っていたこともあります。

先日看護学校の同級生に会い、
大きな病気をしたのに、
そのままで変わらないね、
と言われて嬉しかったです。

見た目は年相応、
中身は、
めまいに吐き気、
ちょっと油断すると空間認知が悪いので、
物を落としたり、
ぶつかったりします。

まあ、
年を重ねて仕方ないと思う程度にしています。

あとは天命まで、
自分でできることをしていきます。

小脳出血は、
結構大きく、
脳室穿破もしています。

ほとんどわからないのは、
奇跡のようです。

こうでもならなければ、
ずっと働き続けていたので、
思ったより早く退職したのは、
御褒美だったと思います。

私は自分らしさもありましたが、
模範的を目指してきました。

今は自分らしさを優先しています。
そのほうが楽です。

この経験が何かの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。









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