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対人関係を考える

対人関係について、
私の考え方として記事を書きたい。

私は精神科クリニックのデイケア看護師、
就労支援B型のサービス管理責任者として
勤務してきた。

精神科を受診し、
病名がつき、
薬物療法などの治療をする。

デイケアを利用して、
自分で自分の傾向がわかることもあれば、
私達援助者がこれが原因かもしれないと
気がつくことがある。
そしてそれを治療につなげるのである。

対人関係が、
苦手な人がたくさんいると思う。

相手の受け取りもあるので、
相手がいることはむずかしいといつも思う。

ただ、
日本人が持つ、
あうんの呼吸とか、
さっするとか、
態度とか、
相手の立場を考えて動くというのは、
大事だと思うのだが、
どれだけできて、
わかることなのだろう。

私はこれを教えられてきたが、
何でもマニュアルになっている今、
どう伝えたらいいのかわからなくなった。

精神科で対人関係は、
言葉で伝える、
伝わったかどうかは、
言葉でしかわからないから、
おうむ返しのように言ってみて、
確認する。

自分の気持ち、
態度、
全部要約して言葉にしないと、
相手は理解できない、
相手に伝わらないと伝えてきた。

その場の空気は読めないからだ。
どう考えたらいいんだろう。

私が思うのは、
にっこり笑って、
話しやすい雰囲気を作る。
相手も話しやすいし、
自分にも余裕が持てる。

緊張のあまりおっかない顔になり、
怒っているように見え、
相手が話しにくい雰囲気になるのは、
返って損だと思う。

言葉でしかわかりあえないが、
言葉自体の捉えが違うときもあるので、
なんかすれ違っているなとか、
なんかへんだなとか感じることで、
訂正していく作業を丁寧にすることが、
必要なときがある。

どんな場面でも対人関係はあるので、
私もいつも考えるところである。

私も人と関わらないで生きていく手段を、
探したことはある。

だが、
生きていく上で対人関係、
社会性は脳の機能維持には必要だそう。

ときには落ち込んだり、
一緒に喜んだり、
笑ったり泣いたり、
感情を動かすのはひとりでできない。
そう考えると対人関係は必要なのかも
しれない。

最後まで読んでくれて、
ありがとう。

あなたの役に立ったら、
嬉しいです。




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