見出し画像

SUMMER SONIC 2022 Tokyo 1日目

SUMMER SONIC 2022 1日目の感想

MARIN STAGE 入口


全体としては、マスク着用以外はコロナ禍以前のサマソニとほぼ変わらない感じだった。




CVLTE(この後結構人入ってた)

①CVLTE(MOUNTAIN STAGE  オープニングアクト)
元々音源で釈迦坊主と曲出してるのは知ってたけど、ライブを見たら余計に「渋谷の若者を中心として人気のある現代のヒップホップ」をバンドでやってるなと思った。
一言でまとめると、今風でかっこいいって感じ。
若手バンドなのに演奏力もキャラクター性もしっかりしててこのまま真っ直ぐ売れそう。




THE LINDA LINDAS

②THE LINDA LINDAS(MOUNTAIN STAGE)
アメリカの女子中高生のバンクロックバンド。
THE BLUE HEARTSのリンダリンダ、日本の映画のリンダ リンダ リンダから取ったこのバンド名から分かるように、そこへのリスペクトと愛が凄い。
若いどころかまだ子供なのにパフォーマンスもしっかりしていて、見てて超愛おしかった。

何よりこの日はTHE BLUE HEARTSの甲本ヒロト率いるザ・クロマニヨンズが同じステージにこの後出演を控えている中、名曲リンダリンダを日本語でカバーしているシーンは涙を堪えました。エモ過ぎ。これがエモ。




Beabadoobee

③Beabadoobee(MARIN STAGE)
日本で話題になってから家でオシャレなBGMとして聴いていたが、ライブではロックそのものだった。
生まれはフィリピンらしいが、育ちはロンドンなだけあり、めちゃめちゃUKロック。

一生懸命日本語で話してる姿には、観客たちも思わず「可愛い…!♡」の声が沢山。
今回が初来日だったみたいだが、日本を大変気に入ったそうなので、今後も来日に期待。




ALL TIME LOW

④ALL TIME LOW(MOUNTAIN STAGE)
ここまでは大人しく観戦していたが、このバンドでは思わずひたすら飛び跳ねてしまった。
アメリカのエモポップパンクバンドで、しかも全員イケメンという事で、自分はかなり前の方に行きましたが、周りは色んな国籍の女性たちの黄色い歓声がもう止まらない止まらない。
前の3アーティストよりも遥かにベテランなので、演奏の安定感を凄く感じた。

MCではスラング連発で盛り上がり、演奏が始まるとバシっとかっこいいって姿を見た時に思ったのは、人当たりが良くて男からも女からもクラスで1番の人気者(そしてヤリチン)だなと思った。
めっちゃ聴きやすいから洋楽入門に是非。




Måneskin

⑤Måneskin(MARIN STAGE)
今世界で人気急上昇の、イタリアの若手ロックバンド。
サマソニ出演で知って、予習としてYouTubeで検索したらびっくりしたのが、日本語字幕版のMVが複数アップされてて、それだけ日本でも人気なのだろう。
ライブが始まって早々観客全体を巻き込むパフォーマンスに、2000年代に世界を沸かせたあの頃のバンド達のようなギターロック炸裂。
そして曲にもどこかイタリアっぽさもあり新鮮。

ライブが進むにつれてメンバー達はどんどん上裸になり、ギタリストは何故か猿のマスクを着用。
ベーシストの女性も上裸になり、✖︎印のニップレスが着いていて驚き。
これに関して後から知ったのは、「女性の体は常に性的な物として見られるのはおかしいから、私は自分の好きな格好をする」という考えの元らしい。ロックだ。

勿論このバンドを見てる時はとにかくはしゃいでたが、でも全てが刺激的でしっかりと見てた。
ギターロックは死んだって言ってたヤツら、彼らを見ろ。
若手でここまでロックで湧かせてる人達が居るぞ。



THE 1975

⑥THE 1975(MARIN STAGE)
本日の大トリ。
ここに来てかなり雨が降っていたが、正直そんな事はどうでもよくなるライブを見せてくれた。
この時はMOUNTAIN STAGEのThe Offspringも見たかったのだが、こっちを選んで今は後悔は全く無い。あっちも良かったんだろうが、俺は最高のライブを見た。

オシャレで華やかな演出をするのかと思っていたがびっくり。モニターはずっと白黒で、証明も白のみ。それをひたすら貫いてた。なのにかっこいい。凄くかっこいい。
見てる最中はまるで映画を観ているような感覚に陥り、そして時間が経つと、映画の中に居るのような感覚にまでなった。
今まで自分たちの世界観をしっかり出せるアーティストのライブは沢山見てきたけど、ここまで思わされるのは人生で初めて。
あの人たちの世界に飲み込まれました。
何ならこの文章を打ってる今も、俺はあのモノクロの世界の中に居る。
言ってる意味分からないと思うが、ほんとうにこれか本音の感想。

ボーカルは終始酒とタバコを嗜みながら歌っていたが、その姿がかっこいいのと、めっちゃ飲んでるのに美しい歌声と安定感。
物語の中の登場人物の様な人でしたね。

あのライブはオカワリしたい。また同じ演出、同じセトリで見たい。でもそれが叶わないからライブは行きたい。行かないといけない。
前から思ってたことだけど、より実感しました。


1975の感想の最後の、「また同じ演出、同じセトリで見たい。でもそれが叶わないからライブは行きたい。行かないといけない。
前から思ってたことだけど、より実感しました。」
を、今後も忘れずに居たいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?