デジタル人材の育成をめざすなら

情報教育支援プラットフォーム ELDI（エルディ） 事務局員の寺西です。

10月10日の朝日新聞デジタルに、下記の記事がありました。
※一部、会員限定記事

（記者解説）情報教育、手薄な現場　専門教員の配置進まず、国は支援を　編集委員・宮坂麻子：朝日新聞デジタル

記事の後半に下記のような記載があります。

まずは最新の専門知識のある人を特別免許状などで増員することが必要だ。現職教員と組んで教えれば専門性の向上につながり、探究的な活動や学校全体の情報化にも役立つ。

朝日新聞デジタル

本noteでも繰り返し発信していますが、教科「情報」は探究的な活動と親和性が高く、情報教育を進めていくことで学校全体に探究的な学びが広がっていくことについて、記事でも述べられていることがわかります。

そして、記事の最後は、こう締めくくられています。

　国は学校の情報教育ににわかに力を入れ始めたが、高校では１人１台端末の予算のしわ寄せで、モニターのあるパソコン室を廃止しようという動きもある。かけ声だけでは進まない。デジタル人材の育成をめざすなら国全体の教育予算を増やし、支援すべきだ。

朝日新聞デジタル

国の方向性に賛同し、ELDIでも情報教育を支援するため、教科「情報」についての情報を継続的に発信し、世間に理解を求めています。
だからこそ国は、この記事にもある通り、「かけ声だけでは進まない。デジタル人材の育成をめざすなら国全体の教育予算を増やし、支援すべきだ。」という点を真剣に捉え、次世代育成へ投資してほしいと切に願います。

※ELDIでは、公式Webサイトから入会登録していただけますと、高校の教科「情報」についての情報をはじめ、「情報活用能力」に関する情報、イベント情報、本noteの記事に関する情報等をメールにてお届けいたします。
デジタル人材の育成が急務であるからこそ、ELDIはとくに情報発信で、情報今日いうへの理解を世間に浸透する活動を続けていきます！