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今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会(第3回)についての報道記事など

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情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

文部科学省初等中等教育局教育課程課が主催する「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」の第3回が開催されました。
資料については本投稿時点にて下記リンクに掲載されています(掲載場所が変更になるときがあります)

慶應義塾大学の安宅和人教授がこれからの社会像や、求められる能力などについて話され、その内容についての質疑応答が主でした。
教育新聞の記事になっています。
※本投稿時点では全文閲覧できます。

筆者自身、本会議を傍聴していましたが

「AIの発達によって、インターパーソナルスキル、つまり他者とうまく関わる能力が本当に重要になってくる。1人で机に向かってやっているようなことでは駄目だ。また、自分で意味のある問いを立てられない人、つまり指示待ち人材の時代は終焉(しゅうえん)する」と話した。

人間を超えるAI時代「問いベースの教育に」 安宅和人慶應大教授

と、AIの発達によって「問いを立てる力」が大事、と繰り返し述べられていたことが印象的でした。

そして、現在の学校教育・・・というより、社会からの空気で結果的に”そのようになってしまっている”と感じられる学校の問題点を指摘されました。

「今、社会を変えていっている人の多くは、小中学校にうまくなじめなかった人だ。そういう人たちこそ、社会に課題を感じており、そういう人たちをつぶさない社会が必要ではないか」と訴え掛けた。

人間を超えるAI時代「問いベースの教育に」 安宅和人慶應大教授

また、筆者は、下記のくだりにとても共感します。

「大人や社会はこういうものだという言い方をせずに、子供と正しく向かい合うこと。」

人間を超えるAI時代「問いベースの教育に」 安宅和人慶應大教授

大人の身につけている知識を伝達するだけで子供が「よく」なる、と考える時代は、AIによって完全に終焉したと、大人社会は強く認識し、社会全体が「問いを立てる力」を育む方向にいって欲しいものです!

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