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【報道記事】埼玉県立高校で教科横断型の学習、まず12校で23年度から

情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

2月27日に下記の報道記事を拝見しました。

教科学習のあり方が、教科の世界だけに閉じこもり、教科分断、あるいは文理分断、という現象を生んでいることを少しでも取り除こうとする取り組みですね。
記事中にも下記のような記述があります。

現代の社会課題の解決には理系、文系といった枠組みを超えた学習が求められることから、従来の「総合的な学習の時間」をさらに深めたカリキュラムを導入する。

日本経済新聞2023年2月27日

また、教科横断型学習を進める際は、課題を自ら発見し、課題を解決する中で、教科との様々な繋がりを発見していく、探究型の学びにて活動する場合が多いです。
記事中にも下記のように記述されています。

導入する新たな学習活動は、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)など、社会課題の解決や社会貢献につながるテーマを想定する。

日本経済新聞2023年2月27日

知識を身につけることから入るのではなく、課題を設定することから入っていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

ぜひ記事もご覧いただき、「いまの大人たち」が「学校」で経験した学びとは大きく大きく変わろうとしていることを実感していただければと思います。

そして、課題を設定する時には、世の中に溢れる情報を適切に収集し、課題解決のために活用していく、情報活用能力がとても大切になります!

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