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教員不足解消に向けて! 産休・育休などに入る教員の代替教員が年度当初から配置可能に

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情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

『令和の日本型学校教育』答申(令和3年1月26日)を受け、令和3年3月12日に、「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方についてが諮問されています。
この諮問を受け、下記の5点について、中教審は審議しています。

①教師に求められる資質能力の再定義
②多様な専門性を有する質の高い教職員集団の在り方
③教員免許の在り方・教員免許更新制の抜本的な見直し
④教員養成大学・学部,教職大学院の機能強化・高度化
⑤教師を支える環境整備

「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について
(令和3年3月12日中央教育審議会諮問)【概要】

③については先行して審議し、一定の結論が出ています。そして、他の4つについて、『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について ~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~ (答申素案)(令和4年11月4日開催 中教審初等中等分科会(第137回) 資料2−1)としてまとまりつつあります。

この答申素案内に下記のような文章があります。

産休・育休を取得することが同僚の負担につ ながるという心理的負担になりかねない状況となっているという声も少なくない。

教師の皆さんは、毎日真剣に、そして多くの時間を割いて、子供たちに向き合っているからこ湧き出る心理だと思います。

そんな教師の心理に、少しでもの支援を、と、代替教員の確保についての運用を、文部科学省が改める方向性を出しました。

文部科学省は、産休や育休に入る教員の代替教員の確保が年度途中だと困難になっているという声を受けて、来年度から一定の条件の下、年度当初から代替教員を配置できるように運用を改めることを決め、1日、全国の教育委員会に通知しました。
(中略)
教員志望者の減少で4月に採用されないとほかの仕事に就職してしまい、教員が産休・育休に入るタイミングでの採用が困難となっていました。

この状況を解消するために、年度当初から代替教員を採用し、人件費について国が支援する体制を整えたようです。

良い学びが生まれるには、良い環境から。
教師が少しでも働きやすく、そのことで子供たちに還元できるものが多くなるような環境を作る施策を、どんどん進めてほしいものです!


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