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起きて半畳、寝て一畳。

おはようございます。
引っ越し準備開始以来、LOVE PHANTOM状態が続いている僕です。

ついに思い至りました。
リビングだけで成り立つ暮らしが、理想なんじゃない?と。

自分の動線が固定される。
ものを探す必要がなくなる。

視界に余計なものが入らないので、今ここ!に集中できる。
(ような気がする。)

いやでも実際、片づけがある程度進んだからこそ、こうしてnoteを継続できてるわけですからね。

これが以前じゃこうはいきません。

ものがたくさんあると、何かしなければならない気持ちになるんですよね。ものが急かしてくるというか。

でも何から手をつけたらいいかわからなくて。
そのうち考えるのも面倒になって途方に暮れる。の繰り返し。

古いモノタチが僕を責めるんですよ。
青いイナズマのようなひびきですが、本当ですこれ。

決してスピリチュアルな話ではありません。
たしかに思い込みは強いほうですけど。

買ってそのまま放置していたものが、たくさんありました。
それらを買ったのはもちろん自分です。僕にパパはいないので。

自分の責任で、家がどんどん狭くなるわけです。
それらのものを管理する手間と、ストレスが発生します。

いうなればこの、”精神的ランニングコスト”が、ものを持つ最大のデメリットだと今は思いますね。成功者目線で語るのが早いよ!

引っ越しのたび発生する、荷づくりと荷ほどき。
放置されたものたちは、ここぞとばかりにこんな主張をしてきます。

「やぁご主人、久しぶりだね。
ところで君はいつ、わたしのことを有効活用するんだい?」
(ニッコリ)

「あ、いや~えっと、忘れていたわけじゃないんですよはい…。
次の引っ越し先では生まれ変わりますから僕…。
そのときにはお世話になるつもりなのでええ…。
よろしくお願いします~…。」(ガムテビシャーッ。)

決して目を合わせることなくこう答え、案の定次の引っ越し先でも、そのものたちが有効活用されることは…ないのです…。

そんな当たり前のことに今さら気づくとは…。
やはり天才か…。

というようなストレスのほか。

外出先なんかでも。
自分は何をどれだけ持っていて、何が足りないのか。
みたいのを、考えてしまうんですよね。

足りないものなんてないのに。
生きてるだけで優勝なのに。

さらに、今持っているものとかぶっていないかなど。

持っていないものを見つけて、自分の欠落を埋めた気にでもなっているのでしょうか…。

まぁ最終的には、考えるのもめんどくなって買っちゃうんですけど。
そして家に同じようなものがあると…。

なんて様式美だ!

といったことなどが。

こんなのがいつも頭にある状態って、やっぱりどこか健全じゃない。

常に脳のストレージが、一部占拠されているというか。
考えるための領域が足りない、みたいな。

もっと他に考えるべき、やるべきことがあるんじゃないか?
と今なら思えるわけです。

物理的にも管理の手間は発生しますしね。

何といっても、ものの居場所のため、家賃を支払うことにもなるわけです。
これが一番よくない。

いや全部自業自得なんですよ?
知ってますよそんなの!

なのに当の家主ときたら、それらの事実を見て見ぬふり。
また新たに何か、自分の欲を満たすだけのものを買い増す。

ものたちにしてみたら、たまったもんじゃありません。

叫んでいることでしょう。
「私のこともちゃんと見てよ!使うって言ったじゃないあなた!」と。

過去の彼女たちが、僕を一斉に責めたててくる…!

あーいったい、僕のどこがだめなんだろう。
なんて当時は思っていました。

いやそりゃフラれるよ。愛想つかされるのも納得だよ。

僕はそんなことばかりです。
慰めてくれる人はいないか!当方、とっくに限界である!

そんな気持ち、後ろめたさみたいなものがずっとありました。

しかし、それがどうでしょう。
今朝起きて、自分の家をふと客観的にみてみたんです。

雨なのでぼーっとしますが、こういうときにしかできない見方もあるもんだと思いました。

おや?なんか家が、すっきりしているな…?と思えたんです。
これまでいろいろな家に住みましたが、そう感じたことはなかった。

少しづつですが。
ものに依存しない生活、やりだしたんじゃないか?と感じています。

このnoteを書けていることもそうです。
自分を客観的にみているから、書けているんだと思います。

次の引っ越しを実際に迎えないと、どれだけ楽かはわかりません。
が、現時点で精神的なストレスはぐっと減っています。

めちゃくちゃ楽です。
この今の気持ちにしたがって、より片づけを進めていこうと思いました。

まだリビング以外の部屋にものがあります。

とりあえず、今日は、暮らしに不可欠なものだけをリビングに集めてみようかな。

そうすれば何を手放してもいいか、もっとはっきりしてくるでしょう。



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