今週末行ける展覧会・イベント(2020.6.6(土)-6.7(日))

ぷらいまり。

2020年6月4日 08:02

・今週からはじまる展覧会
・今週末を見逃すと終わってしまう展覧会
・今週末だけ開催されるアートイベント

など、週末を中心に考えて面白そうな展覧会を毎週紹介している「今週末行ける展覧会」。緊急事態宣言を受けて休止していましたが、再オープンのお知らせも増えてきたので再開します。（毎週水曜更新。今週・来週は変則的に木曜に更新します。）

＊開館・休館情報は6月3日時点での公式サイトの情報をもとに記載しています。以前と開館時間が変更になっていたり、予約制になっている場合もありますので、お出かけ前に公式webサイトをご確認ください。

① 今週からはじまる展覧会　5選

　■ドローイングの可能性　＠東京都現代美術館（東京都・清澄白河）

ドローイングの可能性

会期：6月2日（火）〜6月21日（日）
言葉とイメージの関係や、そのあわいにあるものを「ドローイング」というキーワードから再考。自ら書き下ろしたテキストを作品化した書家の石川九楊やアンリ・マティスの作品を例としながら、イメージだけでなく手書きの言葉も含めてドローイングとしてとらえ、両者の関係を探ります。
「MOTコレクション　いまーかつて複数のパースペクティブ」も6/2からスタート。（「オラファー・エリアソン　ときに川は橋となる」、カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」は6/9からです。）

　■写真とファッション　90年代以降の関係性を探る　＠東京都写真美術館（東京都・恵比寿）

■写真とファッション

会期：2020年6月2日〜7月19日
長年にわたり文化誌『花椿』の編集者としてファッションやアートの世界を見つめてきた林央子氏を監修に迎え、国内外のアーティストによる作品を通して1990年代以降の「写真とファッション」の関係性を探る試みです。
同じく東京都写真美術館での「森山大道の東京 ongoing」も6/2よりスタートします。

　■写真と映像の物質性　＠埼玉県立近代美術館（埼玉県・北浦和）

写真と映像の物質性

会期：2020年6月2日(火)〜9月6日(日)
出品作家：迫鉄平 / 滝沢広 / Nerhol / 牧野貴 / 横田大輔
メディアの物質性を重視した独自のアプローチによって写真に新機軸を打ち出すこの展覧会で紹介する 4 名と 1 組のアーティストの展示。
※ 前日までに来館日の予約が必要。詳細はこちらから。

　■廣瀬智央地球はレモンのように青い　＠アーツ前橋地下ギャラリー（群馬県・前橋）

地球はレモンのように青い

会期：2020年6月1日～7月26日
イタリア・ミラノと東京を拠点に、異なる文化圏を横断しながら、インスタレーションや環境への介入など多様なメディアによる制作を行うアーティスト・廣瀬智央。その初となる大規模個展。
本展にあわせ、六本木の小山登美夫ギャラリーで、「廣瀬智央「奇妙な循環」」も同時開催。

　■モネとマティス ―もうひとつの楽園　＠ポーラ美術館（神奈川県・箱根）

モネとマティス ―もうひとつの楽園

会期：2020年6月1日(月)～11月3日(火・祝)
モネの庭と、マティスの室内。彼らの「楽園」は、欠くことのできない主題であると同時に、制作の場であり、生きる環境でもありました。本展覧会では、ふたりの芸術家がいかにして「楽園」を創り上げ、作品へと昇華させていったのかを検証します。
このほか、箱根地区の美術館は、岡田美術館は5/30から、彫刻の森美術館は来週6/8からの再開となります。