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「静岡市プラモデル化計画」ってなんだ?”プラモニュメント”6箇所を巡ってみた。
静岡駅前で不思議な看板を見つけました。
「模型の世界首都・静岡」
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「プラモデル」みたいな面白い看板… あ、これってSNSで時々見るユニークな看板だ!せっかく静岡に来たのだから全部まわってみたいなぁ…
ということで、このプラモデル風の看板「プラモニュメント」全6箇所(2023.06現在) を巡って地図にまとめるのとともに、巡る中で見つけた静岡が「模型の世界首都」となった理由についてご紹介します。
▍「静岡市プラモデル化計画」って?
駅前の看板の隣には、「静岡市プラモデル化計画」なんて言葉が書かれていました。
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静岡市プラモデル化計画
世界に誇る模型産業が集積する静岡市で、まちの賑わいや地域での愛着など「プラモデルのまち」を体感できる地方創生プロジェクト
なんと、静岡市は、全国のプラモデルのうち約8割を製造する”ホビーの街”なのだそう。その街中に、街の中にあるさまざまなものを「組み立て前」のパーツに分解したモニュメント”プラモニュメント”を設置していくのが「静岡市プラモデル化計画」。
それでは、どんなモニュメントがあるのか、巡ってみましょう!
▍”プラモニュメント” 6箇所 (計7つ) をめぐる
※地図はこの記事の最後にgoogle mapでまとめています。
①JR静岡駅南口広場
まず、最初に挙げたこちらのモニュメントから。「静岡市プラモデル化計画のNo.1, 2」にあたるプラモニュメントがあわせて設置されています。
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右側のプラモニュメントの土台に立つと、自分もプラモデルのパーツの一部になれちゃうんですね!
②ツインメッセ静岡
こちらのプラモニュメントは、6箇所のうち唯一駅から少し離れた場所にあります。
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こちらも静岡駅と同じ「模型の世界首都・静岡」の赤バージョン。「静岡市プラモデル化計画」のNo.3です。
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こちらも「モニュメントの前に立つと、あたかもプラモデルのパーツになったような気分になれる撮影スポット」とのことで、せっかくなのでパーツになりきってみました。こう撮影すると、プラモニュメントのサイズ感も分かって楽しいですね。
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③静岡駅コンコース内
再び静岡駅へ。駅の構内にあるのがこちらの「公衆電話」は、No.5のモニュメント。
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すっかり街中でみる機会も減った公衆電話ですが、こちらは実際の公衆電話としても使われているプラモニュメント。公民連携の第一弾プラモニュメントだそうです。
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パーツの部分は、本体から受話器まで、ちゃんとそのまま組み立てられそうなリアルさがすごいですね。
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④静岡市役所静岡庁舎
静岡駅から歩いて静岡市役所静岡庁舎へ。「公衆電話」に続いては、「郵便ポスト」のプラモニュメントです。こちらはNo.004。
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こちらもちゃんと実際の「郵便ポスト」として機能しており、手紙も出せます。
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裏に回ってみると、それぞれのパーツの裏側までしっかり再現。本当に扉に鍵をかけて使えそうなリアルさが素敵ですね!
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⑤静清信用金庫本店営業部
続いては、市内に本店をおく企業・静岡信用金庫の本店前にあるNo.006のプラモニュメント。
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金庫の扉がモチーフになっていて、こちらも裏側までしっかり再現されています。
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下部にあしらわれたキャラクターは、静清信用金庫のキャラクター「かけるくん」です。
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⑥駿府城公園外堀城代橋
最後に、2023年4月に設置されたばかりの新しいプラモニュメント。
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2023年の大河ドラマ「どうする家康」のキービジュアルにもあしらわれている甲冑「金荼美具足(きんだみぐそく)」をモチーフにしたもので、「徳川家康公出陣キット」と説明がつけられていました。
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No.7のプラモニュメント。こちらも、裏から見ても、立体的につくられており、本当に身につけられそうです。
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▍合わせて行きたい、「静岡ホビースクエア」
プラモニュメントを巡って、プラモデルに興味が出てきたら、是非あわせて行きたいのが「静岡ホビースクエア」。静岡駅近くにあり、入場も無料なので気軽に入れますね。(一部有料ゾーンあり)
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こちらはホビーの情報発信基地として2011年に誕生した場所で、タミヤをはじめとする静岡を代表する模型メーカー各社の製品や静岡の歴史が詰まった伝統工芸品が常設展示されています。
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アニメのキャラクターのほか、戦艦や飛行機、それからお城などの建築物まで、たくさんの精巧な模型たちは、見ているだけで楽しめるのでオススメです。
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▍なぜ静岡は「ホビーの街」になったの?
それにしても、なぜ静岡市は全国のプラモデルのうち約8割を製造する”ホビーの街”になったんだろう?と不思議に思っていると、その答えは意外にも静岡市内にある「久能山東照宮」の中で知ることができました。
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歴史を遡ると、徳川家康公が崇敬された静岡浅間神社の修繕や、久能山東照宮の造営に際し、日本各地から優秀な職人が集められた事につながります。
職人達は工事が終わった後も温暖で風光明媚かつ、最大12万人の京、大阪、江戸に匹敵する大都市の駿府に残り、ひな人形や竹細工などの木工製品の製作に携わりました。
この技術が昭和に入り、木製の教育玩具や学習教材を生み出し、戦後の木製模型、プラスチック模型の発展につながったのです。
プラモニュメントのモチーフにもなっていた徳川家康公と、プラモデルがつながっていたなんて、驚きです。
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「模型の世界首都・静岡」で、「ホビーの街」の歴史に思いを馳せながら、プラモニュメント巡りをたのしんでみませんか?
▍プラモニュメント 所在地 6箇所 (google map)
プラモニュメント 6箇所・7モニュメントをマッピングしました。プラモニュメント巡りにご活用ください。
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