ケニアレポート|子どものためにお金を使えるようになったジョイスさん
PLASが手掛けるプロジェクトの1つであるFLOWER(生計向上とキャリアプランニング支援事業)。この事業はJICA草の根協力事業として行なっており、子どもと保護者の未来をつくるためのカウンセリングと、農業支援による生計向上を行なっています。
今回は、プロジェクトに参加している働き者のママをご紹介します!
🔶4人の子育て中のジョイスさん🔶
エマ・オチエンさんの母親であるジョイス・アキニ・オチエンさんは、カスグンガの東に位置しているゲンベ村の東方に住んでいます。彼女は4人の子どもの母親で、エマさんは2番目に生まれました。
ジョイスさんは小規模な農業で生計を立てていますが、本業はマット作りで、地元の市場や近所の人たちに販売しています。
🔶農業で収入を得ることができるようになってきた🔶
ジョイスさんはFLOWER事業で農業を開始しています。PLASの支援で農業を学び、農業用のフェンスを設置支援をし獣害を防ぎ、水汲みの負担を軽減するため水を運ぶロバを支援しました。ジョイスさんは畑の手入れをしっかりと行い、畑を大切にしているのがわかります。
農業研修では適切に畝をつくることなどを学べて、「農業研修で取得したスキルに感謝しています」とジョイスさん。研修を受けたおかげでしっかりと畑の準備が整ったそうです。
また、ロバを飼う前は、湖から水を汲み、毎日朝と夕方の水やりは重労働でした。支援によってジョイスさんは健康なオスのロバを受取り、水やりが楽になりました。また、しっかりと定期的に水やりができるようになりました。
現在、ジョイスさんはササゲ、ケール、オスガ、デック、バナナなどを畑で育てています。「健康的な野菜を常に手に入れることができるようになり、家庭での食糧が確保できるようになりました。」と話してくれました。こうした農業の事業は、家族の栄養状態を改善することにつながるのです。
さらにジョイスさんの取り組みは進んでいます。家庭で食糧を確保することができるようになっただけでなく、わずかではありますが、農作物の販売から収入を得ることができるようになったのです。「支援のおかげで子どもたちの生活に必要なものを買うことができるようになった」と感謝を伝えてくださいました。
こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。
継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。