海外事業マネージャー・三関理沙 | 職員お仕事紹介
PLASの職員は普段どのような仕事をしているのでしょうか?具体的な業務から、PLASで働く思いややりがいを語っていただきました!
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海外事業マネージャーの三関理沙です。
私は、ケニアとウガンダで実施しているプロジェクトの管理・運営をしています。海外事業マネージャーが担当している業務は幅広くあります。
◆一人一人に寄り添った支援を
PLASでは、現地のNGOと一緒にプロジェクトを実施しています。そのため、毎日メール、電話、SNS等で連絡を取り合っています。プロジェクトに遅れが出ている場合はその理由を聞いてスケジュールを立て直したり、議論を重ねます。
また、私は年に2-3回ウガンダとケニアに渡航しています。海外出張中は、支援を届けていているお母さんや子どもたち、地方行政の方に直接会い、一緒にプロジェクトを作っています。
ウガンダではHIV陽性者のお母さんたちがカフェビジネスを始めて、生計向上を目指しています。
(写真)カフェ事業に参加するお母さんたち
現地スタッフとバイクに跨り、砂まみれになりながら、お母さんたちのカフェに向かいます。お母さんたちは初めのビジネスで沢山の壁にぶつかりますが、現地スタッフが丁寧に一緒に対応してくれています。私は「飴と鞭」係で、時にはお母さんたちの作ったドーナツを食べて褒めて激励したり、お母さんたちに「自分たちのビジネスを自分たちの手で作らないと!」と、厳しい言葉を掛けたりします。
現地スタッフの手を借りなくても、マーケティングのセンスを持っていて、すんなりビジネスを進めることができる場合もあれば、接客が苦手で積極的にお店に立てない場合もあります。そういったひとり一人の方に寄り添って支援をじっくり行えるPLASの支援がとても好きです。
◆現地パートナー団体との信頼関係
現地パートナー団体との信頼関係はとても大切です。住民の人を誰よりも知っているスタッフたちがフィールドで自由に動けるように、事業を設計をしていきます。意見が合わないこともしばしば。お互い納得いくまで話しているといつの間にか、お互いの意図を理解して、同じところを目指していることに気付くこともあります。
また、プロジェクトを開始するにあたり、調査をしたり、現地パートナー団体と契約を結ぶための契約書、計画書、予算書を作成します。そういう意味では、結構、事務作業が多いんです!毎月現地から届く報告書を読んで、それに質問やフィードバックを送ったり、現地で使ったお金を清算し、会計レポートを確認したりもしています。みなさんから頂いたご支援を事業のために適切に使えるよう管理するのも大切な仕事です。
◆子どもたちと未来の話を
この仕事で1番楽しいのは、子どもたちと学校の話や将来の話をすることです。先日2年ぶりに会いに行ったケニアの子どもたちが大きくなっている姿を見て、感動しました。
(写真)2019年4月
(写真)2021年1月
この家庭は、PLASの農業と植林を通じた生計向上プロジェクトに参加していました。ジョンくん(写真右から2番目)は高校に進学できるお金が自分の家にはないと不安そうでしたが、働き者のお母さんの頑張りで、無事に進学していました。声変わりをして、背が大きくなっていて、次に会うときは見下ろされてしまうのではと思っています。
◆あなたもPLASで働きませんか?
現在PLASでは、アフリカでの活動をリードする「海外事業マネージャー」職を募集しています。
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継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。