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*2024年2月更新* - 子育てのゴール(価値観)の明確化 ~ 中学受験まで -「赤ちゃんは天才!」「子どもは天才!」「大人になるまで神様からお預かりしている」を前提に子育てすると、子どもは輝きママもHappy♡

■ エピローグ(2022年12月)

◆「ママ、子育ての本書いたら?」

「ママ、誰かに子育て習ったの?」
「ママ、子育ての本書いたら?」
⁡⇒ 小5の息子からから言われた言葉。

1人しか育てたことないし、子どもよりも遅く起きるし、料理も苦手。
フルタイムのワーキングママ。
⁡それなのに「子育てが上手い」と思われている奇跡。

1つ思い当たるとすれば、私は息子が1歳になる頃に明確にした「子育てのゴール(価値観)」を、毎年少しずつブラッシュアップしながら手帳に書き写していていて、何を大切にしたいかいつも明確なこと。
⁡なのでそれ以外のちょっとしたことは気にならないし、だいぶズボラ。

あとは、
「赤ちゃんは天才👶🏻
「子どもは天才
👦🏻
「大人になるまで神様からお預りしている

という信念のもと、今日まで子育てしてきました。

数年前に、私のInstagramの”子育てのゴール”の投稿を見て
「子どものことでママ友に言われたひと言で悩んでいたけど救われました!」
「大事なことに改めて気付いて涙が出ました・・」
とメッセージくれたママさん達がいました。

⁡誰かの役に立てたら嬉しいなという思いと、そして何より「子育ての本書いたら?」と勧めてくれた息子のために、本ではないですが記事として投稿したいと思います。

※今小学5年生の息子。この記事は中学受験が終わるまで、随時追記していきます。記事をご購入頂いた方は、ずっと購読することが出来ます。
※子育てセミナー1回分くらいの料金にしました。収益はきっかけをくれた息子の将来につながる学びと経験に投資したいと思います。
※この記事には、子育てのゴール(価値観)が明確化出来るワークと、中学受験の大切な軸を整理出来る、親と子どものワークも含まれています。(各サンプル付き、ダウンロード可。)

◆ 自分にはよいところがたくさんあると思える力

この記事を投稿しようと思った動機がもう1つあります。それは小学校で毎年実施される(区?都?の)アンケートです。

アンケートの中で、私が毎年注目している質問。
Q:「自分には、よいところがあると思いますか。」
A:  ①たくさんある  ②ある  ③あまりない  ④ない

うちの子は5年間①を選んでいます。

「自分には、よいところが”たくさん”ある」
と思えていることは、親としてとても嬉しいこと。
一方で、①を選んでいる子は全体の20%しかおらず、約10%近くの子は④を選んでいます。

思春期になったら色々あると思うけど、小学生くらいまでの子どもは、みんな①を選ぶ世の中になればいいなと思ってます。

それは私自身が「自己肯定感が低く育った」実感があり、大人になってから、何かやる前に心配し過ぎてしまったり、途中で怖くなって諦めたりする傾向があるからです。
もちろん昭和の時代、子どもに良いところをたくさん伝えてあげて、得意なことをどんどん応援してあげて、おまけにギュッと抱きしめて「大好き」と言ってくれる様な親は少なかったと思いますが。

大人になった今、自分自身の自己肯定感を高める習慣として、毎日寝る前に自分が今日少しでも頑張ったことを「さすがワタシ!」と賞賛しながら、手帳のマンスリーの四角の中や、ウィークリーページの隙間にひと言ジャーナリングしています。

寝る前のセルフコンパッション。
「今日もお疲れ様〜」って自分を労ります。

「自分には、よいところが ”たくさん” ある」と思える力を育むことは、親がしてあげられる最も重要なプレゼントだと思います。

◆ グローバルスタンダードの子育て:私の子育ての原点

「ママ、誰かに子育て習ったの?」
⁡の答えは、もしかしてここに原点があるかも知れません。

私はキャリアの前半、外国人駐在員(主に投資銀行系)や外交官ファミリーのお宅、大使公邸等を訪問し、マニキュア&ペディキュア、ロミロミ等の美容&スパサービスを提供する仕事を10年以上していました。

担当していたクライアントの国籍は延べ50ヵ国以上。

グローバルスタンダードで生きている彼らの子育てを間近で、そして十数年見て来て感じたのは、とにかく
「愛してる(大切だ)ということ」
「あなた(の存在)はAmazingだということ」
⁡を表現し、しっかり伝えていたこと。

そしてもう1つ、
「ママはママの楽しみ&世界があること」
も伝えていたこと。

駐在員や外交官は通常数年で次の任地へ赴きますが、今も世界中にいるファミリー達とFacebookで繋がっていて、当時赤ちゃん&子どもだった子達は皆成長し、学びたい分野を学べる環境に進み、自分の好きなこと、得意なことを仕事にすることは言うまでもなく、社会のために役立つという視点で仕事を選んだ子も多いです。

「自分にはよいところがたくさんある」
「無条件で愛されている」

と思えると、安心して、自信を持って何かにチャレンジできるのかも知れないですね。

そしてママも忘れずに、手帳を拡げて自分のための時間を確保して、「今月やりたいこと」をスケジュールしましょうね。

◆ 50ヵ国籍以上の駐在員&外交官ファミリーの子育てに共通していたこととは?

【子どもの勉強机が無い】
小学生くらいの子どもは、だいたいダイニングテーブルで。ティーンエイジャーはソファか床で、勉強&宿題をやっていました。
⁡家族や兄妹がガヤガヤしている空間でも、自分の世界に入れると、どんな状況でも集中出来る力が養える気がします。

ちなみにうちの子は床派です。
⁡リビングの床でうつ伏せになって、テキストを拡げ、塾の宿題をしています。学校の宿題は朝布団の中で、やはりうつ伏せのままchrome bookを拡げたり、計算ドリルなどをしています。

【謙遜よりも感謝】
⁡私は自分の息子が褒められたら、「ありがとうございます!!」と答えます。
以前ある外国人クライアントに「(良い意味で)あなたは日本人らしくないね」と言われ、ハッとしたことがあります。
⁡日本人のママは子どものことを褒めると否定すると。
確かにその傾向あるかもなと。否定と言うか、謙遜ですね。
例えば、

「サッカー上手ですね!」
⇒ 「いえでもうちは勉強が全然ダメで。」

「優秀ですね!」
⇒ 「でも家でゲームばかりやってるんです。外に遊びに行って欲しいです。」

日本人ならついついやってしまう謙遜あるある。でも特に子どもが側にいる時は、気をつけたい!!

「サッカー上手ですね!」
⇒ 🙆🏻‍♀️「ありがとうございます。将来プロサッカー選手になりたくて、毎日練習頑張ってるんですよ。」

「優秀ですね!」
⇒ 🙆🏻‍♀️「ありがとうございます。特に歴史が好きで、知らないことも色々教えてくれるので私も楽しいんです。」

一緒にいる子どもが、どちらを聞いたら心の中が温かくなるか、謙遜よりもずっと大事な気がします。

謙遜より感謝。謙遜より肯定。

◆ 日本の女性をとりまくプレッシャーの話

私自身は出産時は30代半ばでした。ある程度人生経験を積んでいた年齢だったことと、待望の妊娠だったため、体力はともかく、気持ちには余裕があったと思います。

なかなか授からなかったり、初期流産×2を経験して、ドン底の気持ちを味わっていたこともあります。

そんな時に何も知らない人から
「子どもは?」
「早く産んだ方がいいよ。」
と言われ、涙が込み上げてくるのを必死に我慢したこともあります。

こういうこと、皆さんも経験あるんじゃないかなと思います。
そんなに親しい間柄でなくても、こんなことをカジュアルに聞かれることが日本社会では多いと思います。

「彼氏は?」
⇒ 彼氏が出来ると、「結婚しないの?」
⇒ 結婚したら、「子どもは?」
⇒ 粉ミルク使ったら「母乳が1番だよ」
⇒ しばらく経つと「2人目は?」

⁡終わりの無い連鎖。

私は、やっと授かった息子を14時間の格闘の末出産した後、お祝いに駆けつけてくれた大先輩ママから
⁡「おめでとう!2人目も頑張らないとね!」
⁡と祝福?してもらったことを思い出します(笑)

日本の社会において、女性をとりまく終わりの無いプレッシャーは永遠と続きます。

よく「手放し」という言葉を聞きます。

「私は私。これが私の人生!私の人生がイチバン!」
と、”今あるものにフォーカス”して、”今無いものにフォーカスすることを手放した”時、奇跡的に息子を授かりました。

■ 1. 私の「子育てのゴール(価値観)」

そんな私の子育てのゴール。

💎いつでも帰って来られる温かい場所を用意しておく
💎たくさんの素敵な場所で楽しい経験を共有する
💎安心・安全をプレゼントする
💎自分を大切にし、自分に自信が持てる子
💎いつも「やりたいこと」があふれる、充実した人生を送れる子
💎自分の「価値観」を大切に生きられる子
💎思いやりのある子
💎健康で健やかに育つこと
💎自立して、周りに感謝し、生活出来る子
💎社会で(地球で)自分の大切な役割を見つけられる子

※目次【7.「子育てのゴール(価値観)」の明確化ワーク&サンプル】に、ダウンロード可能なワークがついています。
ゴールを知らないと(明確にしないと)そこへはたどり着けません。皆さんの子育てのゴール(価値観)についても是非考えてみて下さいね。

※ワークのイメージ ↑ ダウンロードは【目次7】から可能です。

◆ うちの子「Mくん」について

ここで少し我が子について触れておきたいと思います。

私は「赤ちゃんはみんな天才」ということを信じていたのですが、Mくんがうつ伏せが出来るくらいの頃に、家にある物の名前を知っていることに気が付きました。「認識力」

もう少し大きくって、1度読んだ物語を詳細に説明したり、ルービックキューブの揃え方のバリエーションを記憶したり、辞典で読んだ各偉人の享年を記憶していたりと「記憶力」の高さに気づきました。

そしてカプラ(ただの長方形の積み木)やレゴで何かを見ながら再現する時や、見本が無い時も、見えない裏側の構造も考え作っていることから「空間認識力と想像力」の高さに気がつきました。

これらは、赤ちゃんや子どもが元々持っている力なのではないかと思います。
それを信じることが出来るか、そしてその子に合わせた伸ばし方を研究することが出来るかは、私達親のスタンス(在り方、関わり方)が重要なのではないかと思います。

私は年齢的にも、恐らく1人しか子育てをするチャンスが無いと思ったので、「赤ちゃんは天才!」「子どもは天才!」を前提に、関わってみようと決めました。

◆【保育園/幼稚園の頃】

保育園は、私が息子の知的好奇心を満たせそうだなと思う教育方針を持つナーサリーに、定員人数最後の1名でギリギリ入園しました。(その後2年間1名の空きも出なかったので、運が強いなと思いました。)

その園は日本人と外国人の先生がいて、外国人の先生もアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド等、様々な英語Nativeの国の先生方の他に、ブラジル、ベトナム、台湾の先生等、英語Native以外の先生方の英語に触れられたことも、とても良かったと思っています。

英語を習う、というよりは、ランチを食べたり公園へ遊びに行ったりという日常の中に英語があった、という感じです。

2-3歳くらいまでは、英語も日本語もあまり関係なく過ごしていました。

その後日本語優位になってからは、早くから漢字に興味を持っていたのですが、そのナーサリーの先生方はスマホ片手に、一緒に「一番画数の多い漢字」や「難読漢字」を調べたりしてくれました。

ちなみに息子は年長さんの時に、もらったお年玉で、自腹で2,000円のドラえもんの国語辞典を買うくらい、漢字に興味を持っていました。でも調べたい単語:「おおいちざ」と「たいと」が載っておらず、残念そうでした(笑)

この園にはナーサリー ⇒ キンダー ⇒ アフタースクールがあったので、小学3年生までの8年間、第2のホームとしてお世話になりました。とにかく子供の個性をよく見てくれ、才能を伸ばしてくれる園でした。
息子には合っていたので、親として選択して良かったなと思っています。

ルービックキューブも、この園の理事長先生が教えて下さいました。3×3の一般的なルービックキューブなら1分以内で揃えられるようになりました。
シャイな息子にとって、ルービックキューブを全面スピーディーに揃えられるという特技は、この後小学校に入ってからコミュニケーションのきっかけとして大きなポイントになりました。

※左から、漢字を「アート」として描いた火山の島(2年生)、ルービックキューブが揃えられる様になった6歳の頃、iMac×マイクラで建築・街づくり×コマンド/ファンクション、マイクラで作ったお家(3-4年生)、日本史の本や科学漫画が並ぶ本棚の一部

◆【小学校】

小学校は地元の公立校に入学しました。

小1の時に先生から「習っていない漢字は使ってはいけません」と言われたそうで、図工の時間にアートとして、絵の具で「薔薇」「檸檬」「膃肭臍」等を描いていました。

これまでの ”子供に合わせて才能を伸ばしてくれる小さなコミュニティー” から、一気に ”足並みを揃えることが重要” な環境になったことを実感しました。

この時に「中学校は、”その校区に住んでいるから” という理由ではなく、やりたいことが伸ばせる、勉強したいことがある学校に入れたい」と強く思いました。(中学受験に繋がります。)

※但しこれは先生を批判するものではありません!

私はこれまで息子が関わったほとんど全ての担任の先生に、学年の終わりに必ず御礼の手紙を書いて来ました。
お返事を頂いた先生の1人から言われた言葉が忘れられません。

「普段感謝されることの無い職業ゆえ、御礼のお手紙を頂いたことに心から感謝致します。」

⇒ 先生という職業は、いつも批判されたり、親から文句を言われたりする職業なのでしょうか?とても悲しいと思いました。これでは日本は教師を目指す人が減ってしまいます・・。

またキンダーの時の担任の先生に数年後にお会いした時、

「Mくんのお母様から頂いたお手紙が、今でも心の支えになっています!」

と言われました。
⇒ 感謝の気持ちを伝えることは、本当に大切だなと実感しました。先生の気持ちが満たされることは、良い教育・良い環境に繋がり、最終的には子ども達の幸せに繋がります。

(だいぶ話が脱線してしまいましたが・・)

2020年の全国的な休校(ステイホーム)。
レゴの世界から、無限のブロックを組み立てられるマインクラフトにシフトしました。

Switchで、マインクラフトをゲームとして遊ぶことも出来ますが、息子はWindowsやMacで、建築や街づくりにはまりました。コマンドやファンクションと言われるコードを書いて、様々なシステムを作り、コンテストで選ばれたりしました。

日本史まんがをYouTubeで見始めたのも同じ小学3年生の頃。日本史にはまり、知りたい歴史上の人物のリクエストがマニアック過ぎて、本屋さんでは売っていませんでた。

小学5年生の今、純粋に学ぶことが楽しいと思っています。算数の難問を解くのが楽しいと思っています。
塾の宿題も、自分で何となく計画を立てているようで、隙間時間にコツコツやっています。全て自分で管理しています。(塾では複数回全国1位を取っています。)

私自身は普通に公立の中学校に進学しているため、中学受験の算数の問題は、例え聞かれても難しくて教えることは出来ません・・。

※中学受験を考えている方へ向けたマンダラワークシートも【目次8. 中学受験について】からダウンロード可能です。
本当に大切にしたい軸が何なのか、整理出来るお子さん用のワークシートと、ママやパパ向けのワークシート。そして息子と私のワークの見本も付いています☆

「本当に大切なこと」を整理出来るマンダラワーク

◆ 勉強すること自体がゴールでは無い

勉強が楽しい
⇒ これは、元々息子が持って生まれた気質なのか、勉強が楽しいと思える土台を作れたからなのか、正直分かりません。

なので「うちの子は全然勉強しないんですがどうすれば良いですか?」という質問には、どうお答えして良いのか分かりません。

”勉強すること自体がゴールでは無い” ので、
「今お子さんが熱中しているもの、好きなこと、得意なことは何ですか?」と逆に質問すると思います。

「自分にはよいところがたくさんある」=「何か得意なことがある、熱中できることがある」⇒「さらに探求する・学びを深める」=「人生が充実」「役割を見つけらる」

こんな風に、ポジティブな連鎖が起きるのだと考えています。

この記事では、息子が「子育ての本書いたら?」と言ってくれた私の子育ての信条を22個と、さり気なく取り組んだ知育やおすすめの遊び、本、アプリ、習い事等をご紹介します。
そして私自身が、留学せずに英語を習得(TOEIC920)した方法と、家で英語環境を整える方法についてもご紹介します。

この記事のタイトルにあるように、
「子どもは輝き、ママはHappy」
のお役に立てたら嬉しいです。

■ 2. 私の子育て22箇条

◆ ①「ありがとう」を伝える

「パパとママのところに産まれて来てくれて、ありがとうね💖」を伝える。
私は何度も伝えています。

◆ ② 親も間違えること(失敗すること)があると伝える

親も間違えることはあるし、失敗することもあるんだということを伝えるのは大切かなと思います。

親だって、やっぱり時々言い過ぎちゃったり、キツい言い方をしてしまったな、って反省する時もありますよね。
⁡そんな時は、「昨日はキツい言い方してしまってごめんね。ママも初めての子育てだから、間違うことがあるんだ。」と伝えます。

私は時々「ママだって初めての子育てなんだから」を言い訳?にして、「じゃあ仕方ないか・・」みたいな雰囲気を作ることもあります。

◆ ③「仕事=楽しい」とインプット

特に保育園時代。仕事を終えてダッシュで迎えに行ったら、自分の子が1番最後だった、なんてことありますよね。ごめんね〜、となっちゃうところですが、ここで罪悪感を抱かないのがポイント。

⁡帰り道は手を繋ぎ、
「遅くなっちゃってごめんね、、」ではなく、
「帰りを待っててくれて有難う!」

⇒ これで子ども自身は「待たされた被害者」ではなく「ママに協力できた成功体験」を得ることができます。

そしてお仕事は大変なこともあるけど、「得意なことを活かして誰かの(社会の)役に立つことはやり甲斐がある」「ママは自分の仕事が好き!」ということを伝えていました。

なのでうちの子は、
仕事=大変そう、ではなく、
仕事=何か楽しそう、と思っていると思います。


◆ ④ 知らないことは一緒に調べる

「どうして?」「何で?」はとても大切。あれもこれも知りたい好奇心は、大事にしてあげたいですよね。

⁡忙しいとついつい「知らない」「分からない」「自分で調べなさい!」となりがち(笑)

⁡でも折角聞いてくれたのだから、もし答えを知らなかったら、一緒にパソコンorスマホで調べてみましょう。

⁡【勉強=知識を得る=楽しい】
⁡という土台が出来上がります。

◆ ⑤ 他の人の前で叱らない

子どもが小さな時、叱ったり注意したりして教えないといけない時があります。でもそういう時も、誰か他の人の前で叱るのではなく、少し端の方へ行って、1対1で話すようにしました。うちは男の子なので、小さなプライドを守るために。(今は5年生なので、何でも話せば分かるので、こういうシチュエーションはないですが。)

⁡大人だって誰かの前で叱られたり、大きな声出されたりしたら嫌ですよね。

因みに今は、これからやってくるであろう反抗期について、前もって説明しています。誰でも反抗期がくること、成長の過程で必要なこと。これ伝えています。

◆ ⑥ 何かに熱中している時は途中で邪魔しない

本を読んでいる時、何かを黙々と作っている時、何かに静かに夢中になっている時は、なるべく邪魔しないようにしてきました。

少し寝るのが遅くなっても、ご飯が冷たくなっちゃっても、熱中・集中していることを中断させる程重要なのか?考えます。

これは息子が通った、ナーサリーからアフタースクールまで運営している理事長先生も同じことを仰っていました。

◆ ⑦ 何かで褒める時には、何もしなくても存在自体が素晴らしいということも伝える

何かで成果が出た時、何かに合格した時、選ばれた時、「凄いね!」「おめでとう!」「よく頑張ったね!」と、私は賞賛します。

⁡「でも何もしなくてもそのままで素敵だけどね♡」

と付け足します。

何かしたから愛される、褒められる、ということでなく、何の条件がなくても大切だと伝えたいですよね。

⁡(あまり褒めない方が良い、みたいな本も時々見かけますが、私は断然褒める派です。)

◆ ⑧ 苦手なことを頑張るのではなく、得意なことを更に頑張ろう

「苦手なことも、とりあえず一生懸命やってみる!」
⇒ これはとても大切です。

でも日本には、”苦手を克服すること” や ”困難を選ぶ” ことが美徳、みたいな雰囲気、ありますよね?(出産は痛みを伴わないと、みたいな。)

私は自分の子どもには、苦手なことよりも、得意なことをさらに頑張って欲しいなと思ってます。

◆ ⑨ パパの悪口は言わない

「パパの悪口は言わない」
⁡私とパパは息子がまだ小さい頃に離婚しています。普段の生活の中にパパはいないので、他県で仕事しているパパがやって来たり、長期休みでを息子を旅行に連れて行ったり、私にとってはもはや+αの存在で(=自分の時間が出来るという意味で)、息子にとっても特別イベント感が増します。

いないことが前提なので ”期待する” ということが無いため「家事も育児も手伝ってくれない!」という概念がそもそもありません。

⁡それでもやはり、息子の両親としてのコミュニケーションを取る中で、今は無いですが、「は?」ってなったこともあります。

でも、男の子だし、パパのこと尊敬して欲しいので、パパのことを悪く言ったりしないようにして来ました。一緒に暮らしている私の裁量にかかっています!責任重大。

今年、育てている私の責任が果たせたな、と感じる場面がありました。
⁡パパの仕事で大変なことがあった時、どう思う?と聞いたら、
「パパかっこいい。」と。

そう思える心が育って良かったなと思います。

ご主人・パパのかっこいいところはどこですか?

◆ ⑩ 最新の情報を収集し、取捨選択する

息子が産まれた時、私の母親世代(おばあちゃま方)から、よくアドバイスを頂きました。
30〜40年前の子育ての経験をもとに・・。
(抱き癖がつく、お風呂上がりは白湯を飲ませる、などなど)

私もついつい自分の10年前の乳幼児の子育ての経験をもとに、お話しちゃいがちなので、求められないアドバイスはしないように気をつけています。

子育ての常識は常にアップデートされますし、5年前の常識はもはや非常識だったりします。

新しい教育や、グローバルスタンダードの考え方。
⇒ ママの情報収集能力が高ければ、子どもの可能性を拡げてあげることが出来るはず。

「子どもをよく見る、知る(才能・特性)」×「ママの情報収集能力+取捨選択力」

◆ ⑪ ママの苦手なことを共有しておく

ママの苦手なことをあらかじめ伝えておくのも大切です。
私の場合は「早起き」と「お料理」。
⁡遠足の日のお弁当作りなんて致命的。

大人だって誰だって、苦手なものがある。
それでよし!

◆ ⑫「みんなと仲良く」しなくて大丈夫

幼児期はだいたい「”お友達” と仲良くしましょう」と教育されます。
⁡地元の小学校に進んだ場合、”たまたま同じ校区に住んでる” ってだけで、何ら共通した趣味がある訳でもないです。

生きていく上で、気の合う人以外と共同作業しないといけないシチュエーションは、特に若い内はたくさんあります。
もし苦手な子がいたら、

「上手く距離をとる」

“みんなと仲良く” しなくても大丈夫だと、大切な自分を守るために、知っておいて欲しい。

◆ ⑬ 寝る前のフットマッサージ・ヘッドマッサージ

エピローグでも書きましたが、私はキャリアの前半の十数年、美容&スパサービスを仕事をしていたので、スウェディッシュマッサージやロミロミの技術を習得しています。

子どもが小さい時から、足を中心に、時々寝る前にWeledaのローション等でマッサージをしていました。
今も、ドライヘッドマッサージを頼まれるので、時々やってあげています。

色々な良い面がありますが、1番はスキンシップ!
特別な技術がなくても、フットやヘッドマッサージは、自分が心地良いと思える感覚を信じ、是非お子さんにやってあげて欲しいです。

赤ちゃんの時はずっと眺めていた顔も、小学生くらいになるとそんなにゆっくりじっくり眺めることも無いと思います。

子どものツルツルの肌も、ママ自身の癒やしになります。
5年生の息子の足は、少しザラザラして来ました(笑)もうすぐスネ毛が生えて来ちゃうと思うと、母は少し寂しい~🤣

◆ ⑭ スマホから手を離し興味を持って聞く

子どもはよく話します。そして急に話しかけてきます。
そんな時、もしネットサーフィンしているだけだったら、スマホは一旦テーブルに置くようにしています。

きちんと子どもに顔を向けて、
「それでそれで?その後どうなったの?」
って興味を持って聞くようにしています。

その内反抗期・思春期が来たら、話しかけてすらくれないかも知れません。
今の内にたくさん話したい!

◆ ⑮ 手が離せない時は待ってもらう

子どもから「ねぇママ~」と話しかけられ、家事の最中や仕事のメール返信で手が離せない場合、あれこれ話しかけられて気が散ることがありますよね。

「ママ今忙しいの!」
というひと言で済ませちゃうと、ママに話を聞いてもらいたかった子どもの気持ちは、しょんぼりしていまいます。

そんな時は、
「今手が離せないから、10分後にもう一回教えてくれる?ちゃんと集中して聞きたいから。」

子どもはちゃんと待っていてくれます。

「待っててくれて有難う。さっきの話教えて!」

◆ ⑯ ママのよいところはどこか聞いてみる

自分の良いところ、子どもに聞いてみたことありますか?

私は何度か聞いたことがあります。
毎回同じなんですが・・(笑)

また聞いてみました。
👩🏻「ママのよいところってどこだと思う?」
👦🏻「のんびりしたところ」

😂
⁡「料理が上手」とか特技的なことでもなく・・
「優しい」とか性格的なことでもなく・・

「のんびりしたところ・・」

ざっくり~(笑)

でも何となく ”ありのまま” を良いと言ってくれているのは嬉しいです。

◆ ⑰ 家庭=安全な場所

「家庭」を世界一安全な場所、エネルギー満タンにできるパワースポットにしたいといつも思っています。

学校で辛いことがあったり、上手くいかないことがあったり、子どもなりに色々なことがあると思います。

でも家では安心して心も身体も休めて欲しい。

私自身は自分が小学生の頃、両親の不仲や、経済的なこと、色々な心配を抱えていたように思います。
⁡【家庭=100%安全な場所】ではありませんでした。

自分の子どもが当時の私と同じくらいになり今思うことは、
「子どもの前であんな言い争いする?」
「そんな心配を子どもにさせる?」
という当時の両親に対する疑問。

と同時に、両親は私よりもずっと若い年齢で親になり、きっと彼らなりに一生懸命子育てしてくれたんだろうなということ。

そして、私は私がベストと思える子育てを一生懸命実践・実現すること。

◆ ⑱ プロセス重視

何かの結果が悪くても、一生懸命頑張った結果なら素晴らしい!
もっと頑張れたと振り返るなら次はもっと頑張れば良いし、精一杯やった結果なら、次はきっとチャンスが巡ってくる。

チャレンジすることはかっこいい!
結果 < プロセス

◆ ⑲ 外見も褒める

私は外見も結構褒めるのですが、男の子だけど何となく嬉しそう😎(笑)

今日の髪型いいね!
そのTシャツ似合ってるね。買って良かったね!
かっこいいね!

特に学校に行く前は気分良く登校して欲しいなと思います。

◆ ⑳ ステキなところを具体的に伝える

ステキなところは、出来るだけ具体的に伝えています。

例えばうちの子は勉強好きなタイプで運動は苦手。
だけど小さい頃から、出来ないこともコツコツ頑張る子でした。

倒立や縄跳びとか、全然出来ないことでも、一生懸命繰り返し練習し、人の何倍もかかって出来るようになりました。

小学1年生の時は顔も水につけられない子だったけど、毎晩お風呂の洗面器に水を張って、顔をつけて練習していました。
⇒ 今は4泳法泳げるようになりました🏊‍♂️

私は早めに諦めるタイプなので、尊敬してます。

お子さんのステキなところはどこですか?

◆ ㉑ ママもたくさんの経験が出来て幸せだと伝える

子どもの習い事や、興味のあることをサポートするのはお金も時間もかかります。

でもそれ以上に、知らない世界を見せてもらって、応援できる喜び、感動したり、時には悔しかったり。。本当に色々な「経験」をプレゼントしてもらっています。

子どもに限らず、自分以外の誰かを心から応援出来るって、最高に幸せなことですよね。

◆ ㉒ 一緒に本を読む&感想を話す

小さい頃は、日本語と英語で読み聞かせをしていました。日本語優位になってからは、日本語の絵本を読み聞かせしていました。

その後は交互に読んだり、全部読んでもらって私が寝てしまったり。

その絵本の最後の続きがどうなったのか ⇒ 想像力
その本を読んでどう感じたか ⇒ 思考力と表現力

絵本や本を読んだ後は、話をする時間を大切にしてきました。

今はソファに座って別々の本を読みますが、必ずどんな本だったのか、何か新しいことを知ったか、聞いています。

■ 3. 子どもをよく見る(資質を知る)

◆ ママ友や他の子どもや過去の自分でもなく、目の前の我が子をよく見ましょう

うちの子は、話し始めたのは早かったですが、歩き始めたのはゆっくりでした。
あることがきっかけで、漠然と「運動より勉強が好きなタイプかも」と思ったことを覚えています。

◆ ピンクのぬいぐるみウサ子ちゃん

1. 子育てのゴール(価値観)うちの子「Mくん」について】で少し触れましたが、うつ伏せが出来るくらいの頃、当時家にあったピンクのウサギのぬいぐるみ「ウサ子ちゃん」を認識していることに気づきました。
ウサ子ちゃん、と聞こえるとそちらを見るのです。

「大人が思っているよりも、色々なことを理解しているのかも。色々知りたいのかな?知的好奇心を満たしてあげよう!」

と思って、それから家にあるもの以外にも、本やフラッシュカードを使って、モノの名前を教えてみました。国旗カードや国の形カード等でも、遊びながら教えてみました。

もし「よく動くなー。運動神経良さそう!」と思っていたら、また少し違う遊びをし、才能を育てていただろうと思います。

◆ 大切なこと

一番近くにいるママが、子どものことをよく見て、得意なことや特性を活かせる選択肢を、たくさんの情報の中から取捨選択し見せてあげることが大切なのかなと思います。

■ 4. 興味を持っていることを理解する&才能を発見し育む

年少~小学校低学年の頃にエピソードとしては・・
江の島水族館でみんなが「イルカショー」を楽しみにしている時に、ダイオウグソクムシを探していたり、学校の図工で「海の生き物」をテーマ絵を描く時、たった一人オウムガイを描いていたこと。
深海の生き物は特別な施設がいるため、専門の水族館があることを親の私も初めて知り、沼津港深海水族館に行ってみました。

6歳の時に3×3の普通のルービックキューブが1分で揃えられるようになったので、2×2や、4×4三角形デコボコのルービックキューブ等、様々な形のものを探しました。
一緒に知恵の輪やパズルの専門店に行って、面白そうなものを一緒に探しました。
日本パズル協会のイベントにも行きました。

パズルはスマホやタブレットのアプリでも、たくさん出ています。
(詳しくは次の【5. 知育とおすすめの本/習い事】の【スマホ/タブレットアプリ】を御覧下さい。)

レゴで説明書通りに作ることも、限られたパーツで自分での頭の中でイチから考えたものを作ることも大好きでした。
保育園では、フルタイムのワーキングママだった私が迎えに行く頃には、小さい園児さん達は既に帰宅している時間だったので、長方形の積み木が1000個あるカプラと、場所を贅沢に使い、大きな建築物を作ったり、ビー玉を転がせるオリジナルのピタゴラスイッチ(装置)を作ったりしていました。

将来の夢はずっと一貫して「建築家」です。

小5の今、難読漢字や日本史は私よりもずっと知識があるし、雑学やクイズも好きでYouTubeでQuizKnockを観たり、クイズアプリ「みんはや」では、クイズプレーヤーとしてだけでなく、作問もしてフォロワーもついています(笑)恐らくフォロワーさんは小学5年生の子どもだとは思っていないでしょう。

手帳やノートに、子どもが得意なこと、興味を持っていること、熱中していることを書き留めておくと、後で見返して子どもと話が盛り上がります。

特に、書き留めておいて良かったなと思うのは、保育園・幼稚園までの言い間違いシリーズ。
私の中では「アルゲリー」が大ヒット。もっと聞きたかったので、ずっと指摘しませんでした(笑)

私は毎年息子の誕生日に、手帳の記録を振り返りながら、前の1年の可愛い言い間違いや、思い出エピソードと共に、アルバムをプレゼントしています。

お子さんがある程度大きくなっていて、今更面と向かって「大好きだよ」と伝えるのが恥ずかしい場合は、誕生日の手紙やメッセージは良いチャンスだと思います!

■ 5. 知育とおすすめの本/習い事

※全てリンクを貼っています。

◆【知育】

※私は自分が子どもを持つずっと前から、七田チャイルドアカデミーに興味を持っていました。息子が誕生した時、当時住んでいた地域の教室が満席だったため、面白そうな教材を購入し、取り入れることにしました。取り入れる、と言っても、毎日お教室みたいに一生懸命取り組んだ訳ではありません。「その辺の手に取れるところに置いておいた」レベルです。また、CD等はBGMとして流していました。

七田式 幼児の基礎概念シリーズセット
⇒「色」「形」「大小」「数」「量」「空間認識」「比較」「順序」「時」の9つの基礎概念を、ゲーム感覚で楽しく学べます。今振り返ると、この教材が「学びの楽しさ」の基礎を作ってくれた気がします。まだ早くない?と思われる方も「赤ちゃんは天才!」という前提で、接してみて下さい。

七田式カードフラッシュおためしセット
⇒ フラッシュカード高いです。そして場所取ります(笑)おためしセットで十分楽しめました。

国旗カード
⇒ 赤ちゃんはカラフルなのが好きです。カードで国の名前を教えたら、2択にして、聞いてみて下さい!指やパーで、カードを選んでくれますよ。

世界地理カード
⇒ これは私もとてもビックリしたのですが、赤ちゃん~幼児は形を覚えるのも得意。まさに赤ちゃんは天才!子どもは天才!を実感しました。

暗唱文集 達人編
⇒ 古典や漢詩の有名なフレーズが、耳と頭に残ります。

首都を覚えよう
⇒ 歌になっているので、いつの間にか口ずさむようになります。

誠実な人間性の基礎を学ぶ - うさぎさんコース(絵本6冊組)
自分で考える力、人を思いやる心を育てる - くじらさんコース(絵本6冊組)
⇒ 世の中にはたくさんの絵本があるので、心を育てるのに役立つ絵本セットは、有難いです。寝る前の読み聞かせで、この2つのシリーズは大活躍しました。

◆【遊び&ゲーム】

どこでもドラえもん 日本旅行&世界旅行ゲーム
⇒ 家族みんなで楽しめるボードゲーム。お金のやり取り、おつりの計算、日本・世界の位置関係と世界遺産、名所旧跡、食べ物など覚えました。これは超おすすめです☆☆☆

犬棒かるた
⇒ ことわざかるた。かるた読み上げアプリも配信されているので、ママとお子さん2人だけでも楽しめますよ。

◆【スマホ/タブレットアプリ】

日本地図パズル
⇒「境界線+県名有り」の簡単モードから、「境界線も県名も無し」のマスターレベルで遊べるようになります。

世界地図パズル
⇒ 同じく「境界線+国名有り」から、「境界線も国名も無し」のモードまであります。

国旗クイズ
⇒ 国旗と国の場所が理解出来るようになります。

ピタゴラボール
⇒ 予測する力が身に付きます。

みんなで早押しクイズ(みんはや)
⇒ 雑学が好きな子におすすめ。息子は大好き&得意なジャンルで作問もしています。

くいばと
⇒ 同じく、雑学&クイズが好きな子におすすめ。

日本史クイズ
⇒ 時代も選べ、答えは選択肢から選びます。大人も一緒に遊べます。

脳トレゲームHAMARU
⇒ 計算が早くなり、力がつきます。

素因数分解ゲーム wallprime
⇒ 算数・数学が得意になったきっかけになっているのはこのアプリかも知れません。街で目にする数字も、素因数分解する様になりました。

その他、息子が楽しんでいたアプリ:
限界しりとり
漢字ケシマス
数字パズルゲーム
超換気

◆【amazon prime video】

まんが日本史

◆【YouTube】

教育&クイズ:
QuizKnock

日本史:
YUKIMURA CHANNEL

マイクラ:建築系
タツナミチャンネル
雨栗 /amaguri
鶴太郎
マイクラ:実況系
カズゲームズ
ドズル社

◆【プログラミング】

ビスケット
スクラッチ
Minecraft Education Edition (有料)

◆【漫画】

科学漫画サバイバルシリーズ
人物伝シリーズ

◆【本】

よみとく10分シリーズ(偉人・名作・物語)
⇒ 大切な要点が簡潔にまとめられています。(興味を持った物語や偉人は、更に詳しく書かれた本を入手。)

おしりたんてい
⇒ 絵本の次のステップにおすすめ

かいけつゾロリ
⇒ 絵本の次のステップにおすすめ

マジックツリーハウスシリーズ
⇒ 英語のチャプターブックの和訳。いつかオリジナルを英語で読むときに入りやすくする準備として。

エルマーのぼうけんシリーズ
⇒ パパのおすすめ。息子もお気に入りで何度も読みました

東大式トランプマジック
⇒ マジックは人を喜ばせる楽しさを味わえます。

超ビジュアル! 日本の歴史人物大事典
⇒ 男の子におすすめ

レモンをお金にかえる法
⇒ 経済と資本主義の基本が分かります☆☆☆

◆【習い事】

ベビーサイン
⇒「言葉が遅くなる」なんて否定的な意見もありましたが、私は息子が1番最初にコミュニケーションの喜びを感じた瞬間が忘れられないので、おすすめします。
赤ちゃんは言葉が話せるようになる前から、ママに伝えたいことがあるんです!息子が最初に私に伝えてくれたのは「バナナ食べたい」でした。私が「バナナ食べたいの?」と聞いたら、満面の笑みを浮かべ喜んでいました!
赤ちゃんはお腹が空いても、おむつが濡れても、眠くても、全て泣いて伝えるしかありません。お互いに伝わらない、理解できないと、ストレスになってしまします。
もちろん言葉が遅れる、なんてことは一切ありませんでした。むしろ言葉の発達はすごく早かったです。そして言葉を話し始めたら、ベビーサインは忘れちゃいます。
私にとっては、このお互いにコミュニケーションが取れた喜びがきっかけとなり、その後の ”育てやすさ” に繋がった気がします。
10年前の話です。最新の研究結果などは分かりませんので、ご興味あれば是非ご自身で調べてみて下さいね。

体操教室
⇒ 特にブリッジなど、柔軟性が身に付きます。

スイミング
⇒ 命を守ります!

空手
⇒ 男子の中で一目置かれます。そして「型」は海外に行った時に、一芸として披露出来ます。何かしらの ”すぐに披露出来る一芸” を持っていることは、急に何か披露しなければならなくなった時に、自分を助けてくれる重要なスキルになります。

※私の情報をそのまま取り入れるのではなく、まず目の前のお子さんを見ることを忘れないで下さい!

■ 6. 英語

◆ 私が留学せずに英語を習得した方法(TOEIC920)

私はこれまでに17ヶ国程訪れたことがありますが、長期で ”英語圏に英語を学ぶ留学” をしたことがありません。
(※ハワイにロミロミを習いに長期滞在した経験や、学生時代はロシア語習得のためにロシアへ、社会人になってからは韓国語を学んでいたので韓国へ何度かの短期留学経験はあります。)

私がどの様に英語を習得したか、少しご紹介したいと思います。

私は5歳の時に初めて、アメリカ人の先生のお宅で、英語を習い始めました。その先生がボストン出身だったため、私の英語の発音や抑揚は、このRebecca先生の影響が大きいです。

私は英語だけでなく、語学全般が好きだったので、ヒッポファミリークラブにも通っていました。12歳までに多言語を聴く機会があったことで、様々な語学の周波数に耳が慣れていたと思います。
9言語に触れた中で、ロシア語と韓国語に興味を持ち、その後の学びに繋がります。(どちらの言語も発音が得意です!)

カタカナで英語を習う前に、アメリカ人の先生の発音を耳から習得したことが、とても良かったと思っています。
相手が何を言っているのか聞き取れないと(リスニングが出来ないと)、コミュニケーションは始まりません。カタカナで英語を覚えてしまうと、本物の発音で英単語を聴き取ることはなかなか難しく、克服するためにはかなりの努力が必要になって来ます。

英語はグローバル言語。外資系企業で仕事をしている私も、英語がNativeではない同僚達と、お互いに英語で仕事・会議をしています。
ただやはり、きれいな発音で話すことで、相手が抱く印象は確実に変わります。

私はとにかく「音読」&「暗唱」を繰り返しました。
語学は筋トレです!

日本語を話すときの口の筋肉と、英語で話す時に使う口の筋肉、そして韓国語やロシア語を話す時に使う筋肉は違います。

ピアノを何度も練習して、手の筋肉が勝手に指を動かす様に、英語もとにかく「音読」&「暗唱」で口の筋肉を鍛えてしまいましょう!

私も息子には、母国語である日本語と同様に、英語も耳から「音として」覚えて欲しいと思い、英語環境を作る努力をして来ました。

2‐3歳までは特に意識して、英語Nativeの先生がいる保育環境を選びました。その後はグローバル言語としての英語に触れられるように、Nativeだけでは無い英語に触れる機会も作って来ました。

もちろん小学校は日本語のみですし、英語がペラペラな訳ではありませんが、耳が出来ているはずなので、いつか自分で真剣に勉強しようと思うタイミングが来た時、きっと楽だと思います。

5年生になる今は塾が忙しくなって、週に1回のオンライン英会話のみ継続しています。自ら希望して英検(4級)を取ったり、コーディングで使う英単語はとてもスピーディーに習得しています。

オンライン英会話は、QQEnglishでやっています。
Camblyも試しましたが、Native Speakerの先生のみなので、QQよりも料金が3‐4倍高く、アメリカやイギリスの先生とは時差があるため、フィリピン拠点のQQ Englishを選びました。2年ほど続けています。

5‐6名のグループレッスンに通ったら、きっと自分が話す(答える)番は少ないでしょう。オンラインのプライベートレッスンであれば、25分間(もしくは50分間)1対1で会話をすることが出来ます。

◆ 英語(多言語)環境を整える

「週に1日、1回50分、5‐6名のグループレッスンに、月謝1万円」かけるのは、例えばママも一緒に親子で英語を学びたい!英語の習得でなくコミュニティーへの参加が目的!という場合でない限り、勿体無いような気がします。

もし可能であれば、英語を習うのではなく、「英語で保育」や「英語で習い事」をする環境がおすすめです。

でも家で出来ることもたくさんあります!

母国語が確立しないうちは、Disney ChannelやYouTubeで積極的に英語(多言語)環境を作ってあげると良いと思います。大人になってリスニングで苦労することはないでしょう。
繰り返しになりますが、リスニングはコミュニケーションの1番基本になります。

◆ おすすめYouTubeアニメ(多言語)

Handy Manny(英語+スペイン語)
Маша и Медведь(ロシア語)
Micky Mouse Club House(英語)
※特に母国語が確立する前までがチャンス。どんな言語でも抵抗はありません。是非色々な言語(周波数)を聴かせてあげて下さい。

◆ 英語絵本

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
⇒ 4歳の時には私に読んでくれるようになりました!実際には読んでいる訳ではなく、単純なフレーズの繰り返しなので、色と動物だけ見て、置き換えて読んでくれていました。
⇒ この絵本を題材にした【自己肯定感を高める~『英語絵本』発音&リズムコーチング~】レッスン開催可能です。ママ自身の声で、子どもに英語絵本を読み聞かせてあげて下さい!

Dear Zoo
⇒ 親しみやすい動物の英単語が学べ、次に何が出てくるか?楽しみな本でもあります。

The Very Hungry Caterpillar
⇒ はらぺこあおむし。私は韓国語版とロシア語版も読み聞かせていました。もし英語以外に得意な言語があったり、オーディオブック等を利用出来る場合は、色々な言語・歌を聴かせてあげて下さい。

Goodnight Moon
⇒ 海外ではポピュラーなBed Timeストーリーです。

The Wheels on the Bus
⇒ 歌とも連動出来る楽しい絵本

Yummy Yucky
⇒ Yucky(まずい)を大げさに言うと結構子どもにウケます。

How to Catch a Star
Lost and Found
⇒ このシリーズは、絵もストーリーもとても心が温まりおすすめです。

The Sweet Smell of Christmas
⇒ クリスマスの時期におすすめ。クリスマスの ”香り” も楽しめる面白い絵本です。

The Giving Tree
⇒ 大切なことを教えてくれる名作です。

※ここにリストした全ての英語絵本で、『英語絵本』発音&リズムコーチングのレッスン可能です。お気軽にお問合せ下さい。きれいな発音で、自信を持って、読み聞かせてあげて下さい!

■ 7.「子育てのゴール(価値観)」の明確化ワーク&サンプル

子育てのゴール(価値観)は、毎年変わるものではありません。
私は息子が1歳になる前に書きましたが、ほぼ変わっていません。

毎年1回、手帳に書き写しながら、少しブラッシュアップしています。

書き出すことに慣れていない場合は、是非10の質問に答えて、お子さんのことと、子育てについて思いを巡らせてみて下さい。

  1. 妊娠が分かった時の気持ち

  2. 初めて胎動を感じた時の気持ち

  3. 誕生した時に思ったこと

  4. 名前に込めた思い

  5. どんな人生を歩んで欲しい?

  6. お子さんが与えてくれた「愛」「幸せ」

  7. 今夢中になっていること

  8. お子さんの素敵なところ

  9. 一緒に行きたい場所や国

  10. お子さんの将来の夢

是非PDFファイルをダウンロードして、答えを記入してみて下さい。

その上で、どんな風に生きて行って欲しいか、そのためにしたいこと、大切にしたい子育ての軸は何か、3枚目にまとめてみて下さい。

※どんなことを書いて良いか分からない場合は、サンプルも参考にしてご自身の考えや言葉を導き出してみて下さいね。

■ 8. 中学受験について(本当に大切なことが明確になる「親子で出来るマンダラワーク&サンプル」付き)

◆ 何故受験するのか?

色々なママ達と情報交換していると、迷ってる or 周りから影響を受けて悩んでしまっていることが多いなと感じます。

地域性で、何となく周りが皆中学受験している。
塾に行かせたいけど、遅くまで勉強は可哀相。
もっと伸び伸び遊ばせたいけど、周りが塾に行き始めてる。

悩みは尽きません。

何故受験するのか?させたいのか?

これは重要なテーマです。
私の理由は2つです。

① 子どもが【勉強=楽しい】と思っている。知的好奇心を満たせる環境を用意してあげたい。

② 地元の小学校で「習っていない漢字は書いてはいけません」と言われ、図工で ”アートとして” 漢字を描いていた息子。足並みを揃えることに重点を置かない環境で、才能を伸ばして欲しい。

◆ 子どもは塾を楽しんでる?

元同僚が「自分の子ども(当時小4)が、塾の宿題が大変過ぎて、家族総出で泣きながらやっている」と言っていたことがありました。

「Mくんはどう?」と聞かれました。
我が家の場合、宿題は本人が自分で考えて、自分のペースで進めているため、小5も終わりの今でも、親である私の出番はほとんどありません。

その元同僚の家庭は、最終的に宿題が大変過ぎて、受験も塾も辞める、という選択をしました。
お子さんは今、得意なスイミングを頑張って、家族もストレスから解放されて、週末も楽しんでいるそうです。

チャレンジしてみたけど、違った。

⇒ これは勇気ある決断だと思います!
やってみたけど、合わなかった。チャレンジしてみたからこそ、得られる答えです。

塾によっては親のサポートを必須とする方針のところもありますが、それでもやはり、
「子どものキャパシティーをオーバーしている」
「夜遅くまで塾に行って可哀相」
「得意で大好きな習い事をする機会を犠牲にしている」
「宿題が全然終わらない」
と感じるのであれば、見直しは必要かも知れないです。

子どもに合った塾選び、志望校選び、そもそも本当に中学受験したいのか?
親がしっかり軸を持っていないと、子どもも振り回されてしまいます。
是非マンダラワークで、本当に大切なことを整理してみて下さいね。

◆ 塾は結局どこがいいの?

都立中高一貫校に特化したE-Styleena、そして私立も含めた幅広い選択肢を視野に入れたサピックス早稲田アカデミー栄光ゼミナール日能研四谷大塚以外は、全て体験、説明会に行きました。

3年生になる時に、一番本人に合っていたサピックスに入りました。電車で通う距離です。

その後パンデミックで他の塾が続々とハイブリッド対応をスタートさせる中、サピックスは対面授業を重視という方針。うちの子は結構発熱する子だったので、当時の状況では例え37.0度でも、万が一を考え、”念のため” お休みすることが多くなってしまいました。

お休みの時は自宅で自分でテキストを見て勉強していたので、それなら自分で出来そう!と考え、ステーホーム期間中はZ会のタブレット学習に切り替えました。

その後4年生になるタイミングで、上記の中から徒歩orバスで行ける距離に校舎がある塾に入りました。

5年生の今は週に3日塾に行っていますが、とても楽しいそうです。

◆ 親がある程度導く

小学受験は親の受験、中学受験は親子の受験、と言われるそうです。

親のすることは、本人に合っている塾を選ぶことから始まりますが、働くママの場合、塾のお弁当が必要かどうかもかなり重要な要素かと思います。

そして志望校は、何を大切にして選択していくのか。
親として ”この学校に行かせたい” という気持ちは一旦置いておいて、子どもに合うのか、手が届くのか、冷静に判断しなくてはなりません。

予めリサーチし、子どもにどの学校をどのようにプレゼンするのかも戦略とテクニックが必要です!

予めショートリスト(選択肢を絞った状態)を作っておかないと、親も本人も漠然とし過ぎて、ゴールを設定することが出来ません。

ママ友の意見や噂にも影響されないで欲しいです。

数年前の様にウォークインで学園祭や運動会に行けた時代ではありません。全て事前のオンライン申し込みが主流の時代。学校説明会も、コンサートのチケット並みにスマホやPCで格闘することになります!

「自分達の目で確かめる」ためには、長期的な計画が必要です。

ある程度親の方で選択肢を絞った上で、子どもが自分で決められるようにするのが大切かなと思います。

「実力に合っている」
「教育方針に共感出来る」
「子どもが学びたいことや、才能を伸ばせる環境」
「学費やその他費用の面で、経済的に負担になり過ぎない」
「無理なく通える立地」

以上は必要不可欠なポイントです。
我が子が活き活きと学べる&過ごせるところを想像出来るのであれば、ママとして自分の感性を信じてみて下さい。

※マンダラワークを用意しました。ダウンロードして使ってみて下さいね。
ママ(パパ)用にワークシートと、お子さん用のワークシートが一緒になっています。

↑ 私(ママ)の見本。
まず最も大切なのは「どんな学校生活を送って欲しいか?」ですよね。
どんな要素があるでしょうか?
大切な要素を書き出したら、
「毎日が充実し、楽しいと思える」要素って何でしょうか?
更に掘り下げていくと、本当に大切にしたいことが見えて来ます。
志望校選びにもマンダラワークは使えます。
〇〇中学校のポジティブなところ、逆に心配なところ、整理して考えることが出来ます。
↑ 息子のマンダラワーク
子どもの価値観(大切にしたいこと)も見えて来ます!

■ ”一旦” プロローグ(2022年12月)

今回1つの記事にまとめるにあたり、私自身も記憶を掘り起こしていく中で、子育てを通じ様々なことを学び、一緒に経験した貴重な思い出を振り返ることが出来ました。

成人するまで、神様からお預かりしている大切な子どもに、たくさんの愛情と経験をプレゼントしたいです。

来年2023年、6年生になります。
中学受験に向けて、これから親子でまた新しいことを経験して行きます!
一緒に見守って頂けたら嬉しいです。
(2022年12月)

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■ 2024年1月更新【6年生の1年間】について追記します!

この記事を投稿してから1年が経ちました。
息子は現在6年生。間もなく中学の入試が始まります!

東京の中学入試は2月スタート。
都内の中学校志望の場合も、だいたいの受験生が1月にスタートする埼玉県の入試と千葉県の入試にも挑戦することになります。

■ 9. 塾は?

6年生の現在も同じ塾に通っています。
(校舎が近いからと選んだ塾でしたが、塾の勧めで週末は遠い校舎に通っています。)

授業での課題が終わってしまった余りの時間や、合間の休憩時間に宿題を進めるらしく、家で「宿題が大変そう」な姿はとうとう一度も見ることはありませんでした。
(通っている塾が、たまたま宿題が少なかった可能性もあります。)

また、フルタイムのフルタイムのワ―ママとしては、平日に塾のお弁当を用意する必要がなかったことも、本当に有難かったです!
しかし勿論、各季節の講習期間や、週末のゼミはお弁当必須でした(汗)

■ 10. 各教科について

◆ 国語

漢字は得意ですが、(物語や説明文を読んでの)記述に関しては、独特な感性を持っているなと思います(笑)
過去問を解き、先生が丸付けして下さった後、却ってくる答案を見てそう感じます。

それでも、本は大好きですし、読書もたくさんするのでそれでいいと思っています。

息子にも伝えました。
「受験を突破するためには、先生のアドバイスも参考にした方が良いと思うけど、自分がどう感じるかは大切なことなので、これからも自分の感性を大事にしてね」と。

※6年生になって外部模試を受けることが増えたため、待ち時間や休憩時間に携帯出来る様に購入した参考書:中学入試 国語 暗記分野3700

◆ 算数

1番好きで、そして得意な教科です。
塾の先生によると、みんなが1問解いている間に、3問目を解いているそうです。

情報処理の速さは、ルービックキューブが役立った様に感じます。
そして【知育】の項目でも紹介した七田式 幼児の基礎概念シリーズセットが、基礎を作ってくれた気がします。

本人としては【スマホ/タブレットアプリ】の項目ご紹介した素因数分解ゲーム wallprimeが役立っていると言っていました。

6年生になって何度か受けたサピックスの全国模試でも、満点で1位を取ったことがありました。
1つでも好きな教科、得意な教科があると、学びが更に楽しくなります。

NHKの「笑わない数学」が大好きでした。
録画を何度も何度も繰り返し観ています。

◆ 理科

4教科の中では、1番上下のある科目かも知れません。
特に普段から「虫」全般が苦手なので、昆虫系は得意ではないようです!

物理系の問題に関しても相性があるようなので、実際の入試では相性の良い問題と出会えることを祈るばかりです!

改訂版 理科コアプラス (サピックスメソッド)以外に、自分で対策したいと購入したのが以下2点の参考書です:
Z会中学受験シリーズ 入試に出る動物図鑑 改訂版
Z会中学受験シリーズ 入試に出る植物図鑑 改訂版

◆ 社会

小さい頃から親しんでいた日本地図パズル(アプリ)どこでもドラえもん 日本旅行&世界旅行ゲーム(地理)、そして人物伝シリーズ(歴史)のお陰で、元々インストールされている知識量が多かったように思います。

早押しクイズが好きなことで、時事問題にも自然に興味を持ちました。

※趣味のクイズの対策にも役立つ時事系の参考書:
2024年中学入試用 サピックス重大ニュース
2024年中学入試用 重大ニュース
(翌年の受験の対策として、毎年だいたい11月頃に発売されるようです。)

■ 11. 習い事は?

◆ プログラミング/コーディング

⇒ 8月で休会しました。これは、本人の時間的負担というより、親の経済的負担を少しでも減らしたかったというのが本音(笑)
夏期講習に、各種外部模試、後期の対策ゼミなど、出費が嵩む時期・・(涙)

◆ 空手

⇒ 5年生から再開していた空手ですが、夏期講習とかぶり、8月で退会することに。
中学生になったら再開したいそう。

◆ 英語

⇒ 本人の希望により、オンライン英会話は変わらずQQEnglishで継続中。
月に200ポイントを購入するプランで、1レッスン50ポイントの先生のレッスンを月4回入れることで消費して来ましたが、現在はあえて100ポイントの先生のレッスンを月2回予約しています。
レッスン数は減りましたが、結果的にベテランの先生に教えて頂くことになり、レッスンが楽しい様です。

■ 12. 過去問

中学受験において避けて通れないのが過去問。

各学校の2024年度用の過去問集については、4月~5月にAmazonで購入しました。(その時点では予約しか出来ない学校もありました。)

我が家は声の教育社の過去問を購入しました。

だいたい5年~10年分の過去問が収録されていますが、学校によっては”算数25年分”シリーズも出しているので追加で購入しました。

実際に書き込む訳ではなく、コピーして使います。

問題はコピーしてB5冊子風に仕上げ

解答用紙は実際の解答用紙と同じ倍率で出力し

丸付けして下さる先生用に解答・解説ページもコピー

各校、年度、回次、教科毎に「問題、解答用紙、解答・解説」をセット

基本的に過去問は保護者が丸付けすることが定番のようですが、息子の場合はほとんど自分でやっていたことと、過去問に取り組むタイミングも自分で管理していたため、私の仕事は「過去問の購入、プリント、セッティング」のみでした。

とは言え、途方も無いコピー量と作業量になります(笑)

B4やA3での出力が必須になってくるため、コンビニのプリンターにお世話になりました。

大量に、そして用途毎に倍率を変えたりときめ細やかなコピーが必要となるため、途中で誰かが後ろに並ぶとかなりのプレッシャー。

そのため私は人出の少ない23時頃に、コンビニで過去問をコピーしていました。
また、分厚い過去問集を持ち歩くことも、ページを押し付けて読み取ることも大変だったので、年度毎に本を分解し、コピーしていました。

段々私の腕も上がり、作業スピードも早くなり、ローソンのプリンターに関しては、かなりエキスパートです。

2024年1月現在、やるべき過去問は全て制覇、もしくはプリント済みのため、私の過去問との戦いは終了しました。

(※学校別のゼミ等では、塾で一部過去問を用意したりしてくれたりすることもありますが、著作権の問題等もあるのか基本的には受験校全ての過去問集を購入⇒コピーして使用することになります。)

過去問への取り組みは、9月からスタートしました。

■ 13. 学校見学は何校行った?

学校見学、学校説明会、文化祭等のイベントで、小学2年生~6年生までに8校行きました。
その中の4校については、2回以上行っています。

コロナ以前は、文化祭等は気軽に参加出来るものが多かったのですが、近年はコンサートのチケットを取るくらい申し込みの難易度が上がっています。

幸いなことに、受験する予定の学校についてはかなり早い段階で実際に足を運ぶことが出来ました。

実際に行ってみると、学校や生徒さん達の雰囲気や、校長先生のお人柄も知ることが出来るので、出来れば学校説明会と文化祭等のイベントの両方に行ってみることをお勧めします。

■ 14. 志望校はいつ決めた?

6年生の4月には決定していました。
正確にはもっと前から息子は第1志望校を決めていました。

その他の受験する学校についても、5年生の頃にはほぼ決まっていましたので、結構早い方だったのではないかと思います。

1月に埼玉県の入試がスタートし、続いて千葉県。
そして東京は私立が2月1日~、都立・国立は2月3日のみです。

2月1日と3日に受験する学校選びは、非常に重要です。

昨年6月~7月に受験した外部模試の結果を受けて、第1志望の学校を見直すかどうか本人に聞いてみました。
息子の答えは
「絶対に〇〇中学を受験したい。安全な学校ではなく、難しい学校にチャレンジしたい。」
というものでした。

元々のスタンスとして、
「行ける学校に入る」ということでなく、「自分が行きたい学校に行く」
という価値観の下スタートした中学受験
なので、本人の意思を丸ごと尊重することに迷いはありませんでした。

第1志望校のみ、10月まで訪問するチャンスが無かったで、実際に足を運んでみたら印象が変わったりするのかな?とも考えたのですが、行ってみて益々思いを強くしたようでした。

親の私から見ても、学校の方針や学ぶ環境がとても合っている学校だと思いましたので、難しいチャレンジになると思いますがご縁があればいいなと思っています!

■ 15. 何校受験する?

埼玉県1校、千葉県1校、東京2校の計4校です。

恐らく平均より少ないと思います。
受験校を増やすように指導する塾・先生も多いかも知れません。

息子がお世話になっている塾の先生は、我が家の方針と考えをとても良く理解し、尊重して下さっています。
そして何より、息子のことをとても信頼して下さっています!

このような先生と出会えたこと、そして信頼関係が築けたことは、非常に幸運だったと思います。

※いよいよ入試スタート!2月中旬に追記・更新予定です!
(2024年1月)

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■ 2024年2月更新【中学受験終了しました!】

4校全ての受験が終了しました。
小さい頃はとにかく熱を出す子で、学校の行事に参加出来なかったり、家族旅行も何度も見送りました。
そんな息子ですが、風邪や体調不良もなく、無事全ての受験を終えることが出来ました。

■ 16. 入試について

◆1月 埼玉入試

私立の共学校を受験。
2月の本命に向けて、首都圏のたくさんの受験生達が埼玉入試にトライします。初めての受験です。私達親子も多少緊張しつつ、平日の通勤ラッシュに巻き込まれない様、ビジネスホテルに前泊しました。

本人の感想 ⇒「結構出来たと思う。」

前受験として2月東京の本命校のライバル達も多数受験する学校。
初めての合格発表。ドキドキしながらインターネットで結果を見ました。

「合格」+「3年特待」🙌

よく頑張りました!
この合格を確認してから、受験勉強に気合が入ったように思います(遅い・・笑)

◆1月 千葉入試

私立の共学校を受験。
前の会社にこの学校出身の同僚がいて、人柄も仕事での優秀さも抜群だったため、早くから学校見学などに出かけていました。
親として「こういう学校に通ったら楽しいだろうな」と思える、バランスの取れた、素晴らしい学校でした。

こちらの学校の受験についても、念のため前泊しました。
本人の感想はまたしても ⇒「結構出来たと思う。」(笑)

入試日の夜20時頃になると、中学受験塾として有名なところから各中学の「解答速報」が出ます。
配点は分からないので何とも言えないのですが、ここで自分がどれくらい出来たかが把握出来ます。

インターネットで合格発表を確認。
「合格」+「特待生」でした🙌

無理なく通える距離の学校に合格出来たことで、親としては安心したのと、ここまで2校共「特待」合格だったため、東京の本命校の結果が出るまでに「抑えのために入学金を納める」必要がありませんでした。
(これは本当に有難い・・涙)

全ての学校に特待生合格がある訳ではないので、ある程度の親の戦略も重要になって来ます。

埼玉・千葉入試では、東京の本命校の合否が出る前に、入学金を納めなければいけないケースがほとんどです。
〇万円、半額、もしくは全額とバラバラですが、入学辞退しても却って来ませんので、千葉県の学校に入学金を30万円納め、東京の本命校にも合格したので更に入学金40万円、なんてこともある訳です💸

いよいよ東京の入試が近づいて来ました。
公立の小学校に通っていますが、中学受験組は冬休み明けからずっと休んでいるそう。
インフルエンザ等に罹らないために、そして勉強に集中するために。

我が子も東京の本命校2校の受験に向けて、集中して対策したいというのでお休みすることにしました。
(私自身も集まりのお誘いは断り、人混みは極力避けて生活しました。)

◆2月 東京入試

いよいよ本番。
埼玉・千葉入試とは違う緊張感がやって来ました。

1日は私立の男子校(いわゆる御三家)、3日は国立(最難関)を受験しました。
最難関校受験に向けた対策をして来た息子。本人が合格したい気持ちも勿論ですが、応援してくれた人のためにも合格したい!というプレッシャーがあったそうです。

結果は・・・

第一志望の国立・・・不合格😭
第二志望の私立・・・合格🌸🙌

色々な感情が入り混じる1週間でした。

国立を受験した日の夜、”結構出来た”と思っていた算数の解答速報で、〇通りあるという問題で1つ見落としてしまい、その後の問いのいくつかに影響してしまったことに気づき、静かに悔し泣きをしていました・・。
そのため雪が降った合格発表の日は結果を冷静に受け止めていました。

親としては、短い時間にあんな難問を処理するということ自体が凄いと思ってしまうのですが、「努力」以外に「問題との相性(運)」も必要になるのが中学受験。

ただ、どちらの学校も難しいながらも問題が解け、見直しする時間もあったそう。「きっとあともう一歩だったのだろう」と納得し、結果的には最難関の国立を目指して勉強出来たことは自信に繋がった模様です。

ご縁があった私立の男子校は、きっと息子にとって「最高の場所」ということなのだろうと思います

入学ガイダンスに参加した日は、まだ国立の繰り上がりの可能性もある日でしたが、「もし繰り上がり合格の連絡が来たらどうする?」と聞いたところ、「この学校に行きたい。」という回答でした。

親としては、「国立=中学校の学費無料&高校の学費は年間11万」という金銭的な魅力はあるものの、フラットな目で見るとこの私立の男子校は息子にとって「最高の場所」でした。

■ 17. マンダラワーク(マンダラチャート)

ふと壁に貼ってあるマンダラワークに目が行きました。
2022年12月19日(小5当時)に書いた息子のマンダラワークです。

どんな学校に行きたいか?

気がつけば、全てが当てはまる学校でした😊

↑ 2022年12月19日、小5の時に息子が書いたマンダラワーク

良かったね!合格おめでとう!!!

春休みに「〇〇中学校・高校の6年間でやりたいこと」をテーマにマンダラワークをやる予定です。

※是非ダウンロードして使ってみて下さいね。

■ プロローグ

息子は間もなく小学校を卒業し、4月からは中学生🌸
1つ大きな夢を叶え、これからの6年間の学校生活に胸を膨らませています。

私の子育ても、また違ったフェーズになります。

息子の中学受験は、親の夢や計画だった訳ではなく、
「子どもをよく見た結果、子どもの特性に1番合う選択肢」
でした。

それがを再確認出来たエピソードを1つ。
2月3日、最後の試験を終え、長かった中学受験が終わった日のこと。
「頑張ったね。何かやりたいことや欲しいものある?」
と聞いてみました。

「本を読みたい。本屋さんに行きたい。」ということでした。

気晴らしに大好きなコナンでも読むのかと思ったら、本棚から吟味して選んだ本は全て算数・数学の本(+秀吉の次男についての本)でした(笑)

中学受験を通して、より算数・数学が好きになったそう。

ざっくりわかる数学用語事典
ぷち マンガでわかる微分方程式
眠れなくなるほど面白い 図解プレミアム 数学の定理: 世の中と生活に役立つ数学的&論理的思考!
ガロア理論「超」入門 ~方程式と図形の関係から考える~ (知りたい! サイエンス)
ようこそ、数学クラブへ : 暗記もテストもない、もっと自由な「数」と「形」の世界
プレミア保存版 数学の世界 数と数式編 (Newtonプレミア保存版シリーズ)
博士の愛した数式
戦国人物伝 結城秀康

息子の「知識欲」に早い段階で気づき、大切にしながら、合う塾を丁寧に選び、計画的に学校見学をし、息子にとっての最高の場所に出会うため帆走して来ました。

因みに本人よりも親よりも、息子を2年間みて下さった塾の先生が1番悔しがってくれ、そして誰よりも喜んで下さっていた様に思います。
その先生が最後に
「M君の様な生徒を教えることが出来て、本当に幸せでした。」
という言葉を贈って下さいました。
そんな先生に出会える塾を選択出来たことを、親としても誇りに思います。

私の子育ての中で、1つの任務が無事終わりました。

私も春休みに、息子と一緒に自分のマンダラワークをもう一度書きたいと思います。

これから息子にどんな出会いがあるのか、とても楽しみにです。
そして私も仕事やプライベートでまだまだたくさんの夢がありますので、少しずつ子育てを卒業しながら、自分自身にベクトルを向けて行きたいです。

■ マンダラワークセッション

「子育てや知育、中学受験について気軽に相談したい」
「マンダラワークのやり方を詳しく知りたい」

等、ご要望がありましたらInstagramのDM💌もしくは公式Lineからお問合せ下さい。

最後までお読み頂き有難うございました。

あなたの子育てとその先の人生が素晴らしいものとなります様に

そしてあなたの大切なお子さんが
「自分にはよいところがたくさんある」と思えて、
自分の好きなこと・得意なことでHappyな毎日を築いていけます様に
💖







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