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<第35回>ユーフォルビア の種類について②

今日もユーフォルビア属の種類についてお話をしていきたいと思います。

本日も最後までよろしくお願いします。

この内容はRadiotalkでも配信をしています。


早速参りましょう。前回は花キリンのご紹介をいたしました。

今日最初にご紹介するユーフォルビアは、ユーフォルビアネオフンベルティー、和名噴炎龍です。一本の四角い棒に大きな葉が4枚ほどつく、ユニークな姿、そしてきわから出るヒゲのような棘とユニークな模様が特徴です。模様というのは緑の肌に横長のまるを描いた形なのですが、それは頭頂部だけで、下の部分は木化して茶色く、そのコントラストがユニークです。ネオフンベルティーは様々な地域、気候に自生しているため、育て方も種類によって異なりますが、大きく分けて夏型・冬型に分けられます。それぞれの特性を理解して育てたいところですね。

お次は、古くから知られているユーフォルビア・デカリー和名、ちび花キリンです。マダガスカル南部等にのみ自生する希少種です。肌の色はグレーでゴツゴツし、葉っぱの形も知事れておりやや細く、くすんだ緑色やくすんだ茶褐色をしています。個人的には、侘び寂びを感じる品種なので、とても好きなのですが、塊根が形成される実生から育てられたものと出会うことはないので、まだ育てたことはありません。ぜひ生でご覧いただきたい植物です。

次は、ポイゾニーです。ポイゾニーは名前の通り樹液に強毒性があり、うっかり触らないように気をつけたい植物です。しかし、肌は白くゴツゴツし、それに対して多くの葉をつける様子から非常に美しいいでたちをしています。自生地の南アフリカでは細く長くなる傾向があるようですが、太く短く育てると、より美しさが際立つようです。ポイゾニー錦には葉に赤みが混じり非常に美しい姿となります。私の自宅はまだ幼子がいるので、一緒に暮らすのはまだ先になるようです。

最後はユーフォルビアオベサです。南アフリカ、北ケープ州に自生しています。自生地では岩の地面に埋もれるように生えているらしく、なかなか発見するのが難しいようです。
オベサという名前は、ラテン語の肥満したという意味から名付けられております。ですので、まるで剥いたみかんを緑色にしたような形をしています。
株が成長すると、まん丸から円柱型になり、下の方から木化していきます。個人的には大きく、木化した姿が好きです。オベサにはいくつかタイプがあり、子吹きオベサ、群生オベサなどのタイプがあります。模様や出で立ち、様々種類があるのでコレクターとして揃えてしまいたくなります。

本当は鱗のような、花のような模様の鶴美にフォルミスについても紹介をしたいのですが、かなりマニアックな内容になりますので、またの機会にしたいと思います。

さて、今日のお題は以上となります。
いかがだったでしょうか。
ユーフォルビアは育て出したらきりがありません、しかしそれぞれに素敵な特徴がありぜひ一度暮らして見たいものです。

私の地域では大雨が降りました。軒下で育てる植物たちも雨に打たれてしまい、ちょっと心配な状態です。
ただ、私としては最低気温が15度を下回らなければ、雨に打たれた方が良いと考える方ですので、じっと耐えておりました。これも育てる環境によりけりですね、私の住まいは2階で割と風が吹く場所で、午前中は明るい日陰と呼ばれる明るさとなります。ですので、蒸し暑くはなりすぎない環境かなと思うので、このような対応をしています。
関東の皆様はいかがでしょうか。大雨、強風にご注意ください。

それでは今日も良い一日を。

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