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エンジニアにとって大切なこと

今日はエンジニアにとって大切なこととは何か?という点について書いていこうと思います。
自分の経験をもとに独断と偏見で書いていくので「違うだろ!」と思う方は途中で読むのをやめてください(笑)
※「エンジニア」と書いていますが、ITエンジニアのお話です。

前提として

僕らはSESを生業としているので、基本SESでのエンジニアの話になりますが、自社開発だろうがあんまり関係ないと思っています。
基本的には良いエンジニアってこうだよねって話を書いていきますね。

僕自身現役エンジニアとしての経験もありますし、色々な人と一緒に仕事をしてきましたし、うちの社員とのやり取りもありますしって感じで多くのエンジニアと絡む機会は多いと思っています。

なのでこれからエンジニアになる人や、自分がエンジニアに向いているのだろうか?と思う人には是非読んで欲しいと思います。

思いつきで、大切なことを順位形式で書いていこうと思います。

第3位 優しさ

どういうこと?って感じですよね。
優しさなんて無くてもできるだろ!って声が聞こえてきそうです。
断言しますが、僕はこれが無い人は良いエンジニアと思いません。

一言で優しさと言っても様々な定義がありますが、よくある一例を書いてみたいと思います。

Aさん、Bさん、Cさんの3人で作業しているプロジェクトがあるとします。
この3人はそれぞれ別の技術に特化した人間だと思ってください。
ある日Aさんがミスを犯し、作業の進捗が遅れてしまいました。

Bさん、Cさんからしたら、Aさんの技術領域はわかりません。
なのでリカバリーを手伝うのは難しいです。

Bさんは文句しか言わず、特に何かをする素振りを見せません。
Cさんはやれやれと思いつつ、自分がわかる範囲の知識でAさんのことを手伝います。
結果、Cさんの手助けもあって最小限の遅れのみで解決しました。

僕が大切だと思うのは、このCさんの「優しさ」です。
こんなの当たり前でしょーって思うかもしれませんが、意外とBさんのように文句だけ一丁前に言う口だけ野郎はいっぱいいます。

こういう優しさの無い人がプロジェクトにいると上手いこと回りません。
僕はどんなに天才エンジニアでも、一人でできることなんて限られていると思っています。
期限がある中で何かを作るのだから、チームの力が無いと絶対に上手くいくはずはないんです。

なので少しでも良いから優しさを持って仕事に取り組むことが、エンジニアとして大切なことだと思います。

第2位 コミュニケーション能力

コミュニケーション能力が無くてもスキルがあれば大丈夫!
誰ともしゃべらなくても一人で黙々とコード書ければ大丈夫!

みたいに思ってる人は完全に勘違いです。
無いこともないけど、一部の変態的なスキルを持ったエンジニアでしかあり得ません。

エンジニアは人間なので、おしゃべりできないと話になりません。
技術はバッチリなのにおしゃべりが全くできず、上手くいかない人を腐るほど見てきました。
おしゃべりとは無駄話ができるとか、そういったことではないですよ。
きっちり報連相ができるという新卒もびっくりなシンプルなことです。

仕事を行う上で、同僚・上司・お客様と話をする機会は沢山あります。
同僚であれば技術的な話のみで伝わるけど、上司であれば更に噛み砕いてわかりやすく、お客様であればよりシンプルで簡潔に内容が伝わるように、そういった事柄を意識して話をすることがとても大切です。

おしゃべりも技術の一つなんです。
極端な話、技術が少し低い人でも、自分の言葉で周囲を納得させることができる力があればこの業界で生き残れます。

リモートワークならしゃべりは尚更大切ですね。

第1位 技術力

はい、これが無いとお話になりません。
どんなに優しくてコミュニケーション能力が高い人でも、技術力が無ければ需要は全くありません。

技術力に関しては本人の努力でいくらでも伸ばすことはできます。
現場の経験のみでも伸ばすこともできますし、資格の勉強をする過程でも同様でしょう。もちろん会社のバックアップも必要ですが。

なぜこんな当たり前の話を書いたかというと、最近この当たり前の過程をすっ飛ばしたい人が増えたような気がしているからです。

「プログラマーになりたい」「クラウドエンジニアになりたい」という大きな思いばかりが先行し、肝心な基礎が疎かになっている人は多いです。
最短ルートで上手くいく人ももちろんいると思いますが、みんながみんなそういう訳にはいきません。

こういった方に欠落している部分は、自分のロードマップを正確に描けない点だと思います。
なりたいものがあるとして、そこに到達するためにどういった経験が必要か、そこを把握しない限り机上の空論でしかないため、挫折する可能性が高くなります。

でも経験が浅けりゃそんなこと自分だけでできないだろ!というツッコミがあるのもごもっともです。そんな時に大事なのが会社です。
自分が所属している会社が、自分の希望に対してどの程度のロードマップを同じ気持ちで描いてくれるかというところは重要です。

技術力をつけるなら会社選びも含め、ある程度自分で考える力が必要ということですね。
そういう力が高い人は良いエンジニアのパターンが多いです。

まとめ

色々とエンジニアにとって大切なことを書いてみました。
あくまでも独断と偏見なのでこれがすべて正しいとは思いません。
そしてこれはエンジニアに限った話ではないかもしれませんね。
どんな仕事でもこの1-3位の内容は必要になってくると思います。

案外寄り添ってくれる会社というのも少ないですが、一回入社したら終わりという訳でもないので、色々な会社に話を聞いてみて、良い会社を選ぶというのも大切だと思います。

エンジニアになりたい方や、エンジニアになりたての方の参考に少しでもなれば嬉しいです。


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