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足の小指に関すること 主訴の裏に隠れた症状とは

写真のように、足の小指の寝指(指がねじれて、薬指に曲がった状態)はとても多く見られる症状です。
一般的には「靴のせい」ですが、セラピューティック・リフレクソロジーの観点では、足の第5趾に関することは腎・膀胱経(五行では「水」)の乱れとしています。
寝指だけでなく、タコやウオノメ、爪の変形も足の小指にできる症状はすべて腎・膀胱経の問題です。
寝指の状態は、歩くときに小指が地面に着かず、力が入っていないことが推測できますが、それは「腎と膀胱にも力が入っていない」ということでもあります。
さらに、腎・膀胱経は「水」のトラブルでもあるため、”恐れ””漠然とした”不安”といった感情が起こっていることも予測できます。

足の小指の反射区は副鼻腔や耳ですが、経絡は腎・膀胱経。
腎経は腎臓だけでなく乳房、肺、小腸、膀胱、子宮、前立腺、生殖器、鼠蹊部、大腿部、膝、足首、足の第5趾、そして内枝は背骨、心臓を通っています。
膀胱経は目頭から頭部、首、背中、腰、脚、泌尿器系、生殖器系で、血圧、耳や骨の問題、神経痛etc・・・にまで関連します。
腎・膀胱経の不調がある場合によく現れる症状としては、高血圧、突発性難聴、耳の不調全般、慢性の腎臓疾患、膀胱炎、椎間板ヘルニア、不妊、足裏が熱く汗ばんで痛みもある状態、足裏の湿疹、真菌感染症、目の下のクマ、 上瞼のものもらい、フケ、若はげ、白髪 肩やうなじの凝り、腰痛、坐骨神経痛などです。

例えば、クライアントは難聴やうなじのコリが主訴だとして、難聴を耳鼻咽喉科で、うなじのコリをマッサージで対処したとしても、根本の原因は腎・膀胱経の乱れであるため、腎臓と膀胱、そして腎・膀胱経をトリートメントをすることが大切であります。

複数の主訴に対して、病院へ行けばバラバラに治療していきますが、セラピューティック・リフレクソロジーでは不調がある器官はどの経絡が通っているかを重視して、器官と器官を通る経絡を整える施術をしていきます。

そして、もうひとつ重要視しているのが、セルフケアのアドバイスです。
不調の原因になっている食事や生活習慣の改善、今後起こりやすい不調の予防策にも触れます。
例えば、腎・膀胱経のケースでは、前出の症状や生殖器の不調を起こしやすいことや、塩分の過剰摂取、水の飲み過ぎ、冷え、15~19時に症状が悪化しやすい、などの注意点や解決策を伝えます。

足のセルフケアでは、腎臓と膀胱の反射区の他に、経絡とツボもアドバイスしていきます。
腎臓の反射区は上の写真の緑部分ですが、腎のツボ(湧泉)である太陽神経叢(赤い部分)から始めると効果的です。
そこから親指一本分下のところが腎臓の反射区です。
膀胱の反射区は下の写真のピンク色の部分です。
内踝の下辺りですが、膀胱のバランスが悪いと膨れていることがよくあります。
腎・膀胱経は足の小指を隈なく揉んで下さい
また膀胱経では、膝のシワの中央にある委中のツボは腰椎や坐骨神経痛、膝痛に効果的です。

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