見出し画像

福島にIターン!業界未経験、子育てと両立しながら、IT業界転職後6ヶ月で活躍できた理由とは?

こんにちは。今回は2023年9月にプレイノベーションへジョインした稲元さんにインタビューをしました。

約15年間建築業界の第一線で活躍した後フリーランスのコンサルタントとして経験を積み、昨年ビジネスアーキテクトとしてジョイン。これまでの経験と自身のキャリアビジョンを最大の武器に、現在はプレイノベーションで活躍しています。

異業種からの挑戦ながら、様々な業界とDXとの架け橋を担っている、PIのフロントランナーとも言える稲元さんを紹介していきます。

ビジネスアーキテクト・稲元さん

ーこれまでのキャリアヒストリーを教えてください。

宮崎県宮崎市で生まれ、大学進学を機に上京しました。大学では経済学を学んでいましたが、高校生の頃から建築にも興味があり卒業後は就職せず空間デザインの専門学校へ行きました。

建築やデザインがすごく楽しくて、いざ就職となった時に”空間デザイナー”を募集していた前の会社と出会いました。それまで東北には縁もゆかりもありませんでしたが、トントン拍子に就職が決まり、それから15年程福島で建築業に携わることになります。

私が入社した頃はまだ社員が少なかったので、会社には営業と事務くらいしかありませんでしたが、会社が大きくなるにつれて、会社の経営やブランディングに携わる機会が増えていきました。社内にもデータが溜まってきているのを感じていたので、新たに経営戦略やマーケティングを担う”経営企画室”を立ち上げた方がいいんじゃないか?と社長に直談判して(笑)、新しい部署を立ち上げました。他にも、建築業務のディレクションを社内にいる女性スタッフが担う”営業サポート”部署を立ち上げたりもしました。

また、産休・育休中のリスキリングの一環として、在職中から住宅関連のSNSを個人的に運用していたのですが、フォロワーの人たちから「家のデザインをしてくれませんか?」と声がかかるようになり、退職後は独立してフリーランスの道に進みました。空間デザインの仕事と並行して、地元企業のコンサルティングやSNSの支援を並行して行っていました。

ープレイノベーションに入社したきっかけは何でしたか?

フリーランスで事業をやってみて、チームで仕事をする楽しさが欲しくなったことがいちばんですね。

自分ひとりだと自分の見える範囲でしか仕事ができないと思っていて。面白い話ができる人たちと一緒に仕事したいなと思ったのが、そもそも転職しようと思ったきっかけです。

そんな時、知人からプレイノベーションを紹介されました。サイトに書かれていた”デザイン・エンジニアリングファーム”が印象に残っていて、「私がやりたいと思っていたビジネス3つが全て入ってる!」って、ワクワクしたのを覚えています。

デザインとテクノロジーとビジネス、その3つを合わせた事業は、自分ひとりでは実現出来ないだろうと思っていました。もしそんな事業をやっている会社があったとしても、東京しかないだろうなと。そしたら地元にあって、「これは1回話を聞いてみたい」とエントリーしました。

面談では代表から、事業の主軸である探究、DXの話や会社の全体像の話を伺い、さらにプレイヤーとして実際に働いているスタッフと話す機会もいただき、具体的に仕事のイメージができたので、「ここでやれるかも」という気持ちになりました。

ー”ビジネスアーキテクト”の仕事内容について教えてください。

実は、私の職種の”ビジネスアーキテクト”は、入社後にできたポジションなんです。仕事内容は、中小企業をメインのクライアントとして社内の課題や悩みをヒアリングし伴走しながら解決策を探しつつ、導入することで業務改善が見込めそうなツールの提案をしたりワークショップを開催したりしています。自分が知らない業界のことを知れるのは面白いですし、外の声というか、分野が違うからこそ受け入れて貰える提案があるのかなと思います。

ー入社して半年ほど経ちましたが、心に残っているエピソードがあれば伺えますか?

社内的な話で、勉強会をエンジニアチームとよく実施するのですが、新しいスキルを学んだ後にお客様にどうやったら提供できるか、具体的に商品開発の方向に話が進むパターンが多いんです。ビジネスに展開してく過程でスタッフ同士で結構盛り上がることが多く、楽しい時間だなと感じています。

自分が知らないことも学べるし、自分が知っていてみんなが知らないことも共有できるし、その知識同士が重なった時に思いがけない答えが見つかったりするので、この会社ならではの経験だと思います。

ーなるほど。次は、稲元さんが仕事において好きなことや得意なことを伺えますか?

ゼロイチの仕事が好きですね!(キッパリ)クリエイティブする時に、心折れずに楽しんでやれるのが強みだと思っています。・・・でも、運用は苦手です。(苦笑)

運用(ルーティーン)をするならできるだけオートメーション化したいと考えるタイプですが、決まった仕事をどうこなしていくか、効率的に進める”工夫”を考えることも実はクリエイティブだと思っています。仕事をする上では、やっぱり”再現性”が重要で、そういう意味では”工夫”を考えることは好きかもしれないですね。

ー稲元さんは時短勤務かつお子さんもいらっしゃいますが、プライベートとの両立はどうですか?

実は昨日入学式だったのですが、朝から最後まで参加してきました!その後家族でお花見もしてきましたし、平日でもこうした家族との時間を持てるのはすごくありがたいなと思います。

私は時短で週4日の勤務ですが、例えば「この日は夕方予定があるので、残りの業務は家でやります」ということも可能です。業務量は少なくないですが、自分で時間をコントロールできる制度があるのがありがたいです。

一般的に”時短”と聞くと、クライアントワークから外されてしまったり、役職が与えられなかったりっていうイメージがあると思うんです。でも、経営者さんとのやり取りにも入らせてもえますし、プロジェクトマネージャーを任されている案件もあります。チャンスはたくさんあるので、キャリア志向かつプライベートとの両立を目指す方にも向いている環境だと思いますね。

ー今後のキャリアビジョンを教えてください。

私は、自由度の高い働き方を実現することは、自由度の高い経営をすることだと考えています。例えば、利益がふんだんに出ていれば業務量を抑えることができますし、もっと言うと、提供できるサービスバリューが高く人気があれば、より自由度の高い経営ができるはずです。そうすれば今よりもさらに自由度の高い働き方ができるのでは?と考えています。それは会社の仲間のためでもありますし、自分のためでもあります。プレイノベーションにはそのポテンシャルがあると思っているので、そういった状況が実現できるように役に立てたらと考えています。


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?