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【「TANKYUインターンシップ」開催レポート】学生×経営者で地域の未来を探究してみた~後編~

皆さんこんにちは!プレイノベーション インターンの滝口です。
本記事は、2024年3月に実施した「TANKYUインターンシップ」レポートの後編です。

前編では、「TANKYUインターンシップ」の概要とDay1~3の様子をご紹介しました。前編はこちらから👇

後編となる本記事では、残りのDay4~7の様子を一挙公開するとともに、プログラム全体を振り返りを行います。


Day4

企業の未来を描く「未来小説」の書き方や、執筆に活用できる生成AIのレクチャーを実施しました。「AIを使ったことがない」という学生もいれば、「日頃から授業でChat-GPTを使用している」という学生も!

また、未来小説は、単なるテキストだけで完結させるのではなく、より効果的に伝える工夫として画像やイラストを挿入していきます。

レクチャーした生成AIツール(一部)次回からは各チームでAIを活用しながら、効率的にワークを進めていきます!

文章・画像・イラスト・動画・プログラム…様々なものを生成できるAIツールをいくつかご紹介しました。

Day5,6

Day5.6では、今まで実施してきたワークやインタビューをもとに、20年後を描く未来小説を執筆していきます。

書き始めこそ「小説なんて書いたことないし…」と行き詰まるチームがほとんどでしたが、理想の未来について話に花を咲かせるうちに自然と手が動く様子が印象的でした。

また、各グループで生成AIツールを早速活用していました。

AI生成:「20年後にAIが設計を行う未来」

「自分のアイデアをこんなにも短時間で形にしてくれるAIってすごい!」
人間は「考える」ことを、AIは人間の考えを「形にする」お手伝いを。
その役割分担を体現したようなワークでした。

最終報告会となるDay7に向けて、各チーム試行錯誤しながら完成を目指しました。どんな発表が聞けるのか、楽しみですね!

余談

グループワークは2日間設けていたものの、各チームで「そもそも20年後って働いているのかな?」「本当に人間にしかできないことって何?」など深い議論に発展し、別に時間を設けてワークやミーティングをしていたようです…!
※私も本インターンに参加していましたが、つい楽しくなってしまい、発表日前日に夜通しチームメンバーとあれこれ思案していました(笑)

Day7(最終報告会)

約1か月に及ぶ「TANKYUインターンシップ」の最終報告会を2024年3月21日(木)に郡山市の「co-ba koriyama」にて開催しました。

最終報告会の様子

当日はインターン生と参加企業だけでなく、「ぜひ学生の探究を聞いてみたい!」と集まってくださった社会人の方も多数!プログラムのおさらいをした後に、学生からの未来小説ピッチを行いました。

未来小説のご紹介

株式会社エンドウ 様(建設)チーム

こちらは株式会社エンドウ様(建設)のチームの一部資料です。
最初の経営者インタビューにて、代表の遠藤さんは「建設業界が3K(きつい、汚い、危険)と言われることが課題。まだまだ女性も少ない業界だし、どうしたら男女関係なく建設業が憧れの職業になるだろうか」と課題を語りました。

この課題から、「20年後はAIと役割分担をして、3Kのイメージを払拭したい」という想いを小説に綴ったエンドウ社チーム。

AIを使いこなす新たな資格や職業が誕生

「20年後の世界では、ほとんどの作業がAIによって代替されるでしょう。そのため、『考える』『創る』といったスキルが必要な職業が、憧れの職業になるはずです。建設業はその未来を実現できると信じています」
そう提言をして発表を終えました。

他3社のチームからも面白い未来小説ピッチがあり、非常に盛り上がりました。その一部をご紹介します!

・「20年後のスポーツはVR試合観戦が当たり前になっていて、今とは違う楽しみ方でさらに試合が盛り上がっているはず✨」
・「AIを活用した『子育てのお悩み解決 知恵袋』を作りたい!皆で知恵を出し合い、効果的に活用できる仕組みを作って、子どもの健康に繋げたい」
・「人との繋がりが希薄になっているであろう20年後にこそ、共に探究し合える居場所『探究カフェ』が必要なはず!」

各チームの個性が際立つ、ユニークな未来小説でした!
参加企業からも、「そんな視点はなかった」「こんなに真剣に自社の課題と向き合ってくれて嬉しい」などの声が寄せられました。

交流会

全チームの未来小説ピッチ、振り返りが終わった後は交流会!
違うチームの学生や、経営者との交流が盛んに行われた時間でした。

郡山市「BestTable」さんのオードブルをいただきました!

美味しい食事を楽しみながら、地域や進路についての会話で盛り上がりました。年齢や性別、職業は違えど、皆「地域をもっと面白くしたい」「そのために自分には何ができるか?」という想いは共通です。
そんな想いを互いに交わしながら未来を描く、かけがえのない時間になりました。

参加してみての感想(滝口)

地域の経営者と学生が繋がり、共に未来を探究した「TANKYUインターンシップ」。今まで目を背けてきた社会課題を自分事として捉えるきっかけになり、「自分はどんな立場から何ができるだろうか」と自身のキャリアを探究する経験にもなりました。

普段は出会うことのない経営者の方とお話をすることができて、一緒に探究をさせていただいたのも貴重な経験でした。地域やビジネスに精通した経営者と、まだまだ世の中を知らない学生の私たちが共に探究をしたからこそ、「価値」のある答えを見つけ出すことができたのではないでしょうか。

おわりに

2024年3月に実施した「TANKYUインターンシップ」のレポートはこちらで終了となります。前編に引き続き、後編もお読みくださった皆様、本当にありがとうございます!

プレイノベーションでは、今後も新たなプログラムを実施予定なので、最新情報はプレイノベーションサイトやSNSをぜひチェックしてみてください。
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