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タイ・バンコク散歩1週間:アートと、ホステルと、カフェ巡り

"The great artist of tomorrow will go under ground"

基本的に、どこかに旅をするときに、美術館や図書館、街中のアートシーンに興味があって、歩きながら考える。トゥクトゥクやGrabドライバーに「タクシー?」と聞かれても、「歩くのが好きなので、あと1時間ほど歩きます」といって、よく苦笑いされることがある。暑いよ。暑いけれど、歩かないと見えない光景がある。

数年ぶりのタイ・バンコク。スワンナプーム空港からは街中までCity Linkという電車が通っているので便利。

BANGKOK ART SCENES

お気に入りの宿で見つけた本。ほとんど毎日読んでいて、宿の人々にも「また読んでるんだねw」と話題にされる。この本をもとに、いくつかアートシーンをピックアップして、散歩のルートを考える。そのルート近くに、面白そうな場所があれば、google mapにピンをさしておく。

Art Scenes 

Bangkok Art and Culture Centre (BACC)

バンコクのアートシーンや歴史、現代アートを知りたい場合、まずこちらに足を運ぶのが良いと思う。ここは、9階建てのアートセンターで、おもな展示物は9階~7階にあり、大きな荷物を持っている場合は5階のロッカーに預けてからエレベーターまたは階段で上がる。中央にある螺旋状のスロープが印象的。入館料は無料。

”BACC is the historical evidence of the long battle of the masses who call for art spaces in the city.”

人間の欲望と闇を描いた、印象的だった絵画
アートセンター前のBTSの駅もアートシーンが広がっていた

Prince Theatre Heritage Stay Bangkok

BTS Saphan Taksin Exit 3から徒歩5分ほどの場所にある、もと劇場をホテルに改装した場所。1階はカフェになっており、劇場も今でもライブミュージック等実施されているのだそう。

パリのどこかの映画館を思い出す
萌えるデザインと文字

Bangkokian Museum

ここは、バンコクの大学教授として活躍されたWorapornさんの自宅(1937年から1957年程にかけてのバンコクに住む中流階級の人々の暮らしが垣間見える)。母親から受け継がれた家は、バンコクのBang Rak区に無料で提供されて、訪問者も無料で見学ができる。

訪れた際、まだ外国人観光客がほとんど戻っていないとのことで、私が館内を見学している姿を何度も写真に撮られ、「これ、タイ政府環境局に共有しても良いかしら?」と聞かれる。「良いも何も、もう撮影してるやん」と思ったけれど、観光促進になるのであれば、是非と伝える。

建物が3つにわかれていて、それぞれの建物でスタッフの方々が説明してくれる
庭も丁寧に手入れされている
Worapornさんは、生涯結婚せずに人生を過ごしたのだそう 
母親は、中国人、インド人と結婚し、Worapornさんを含む5人の子どもを生む
あぁ・・・美しい この窓と熱帯植物のために、訪れたと言っても過言ではない

Hotel & Hostels

バンコクは宿泊施設の宝庫。どのエリアを中心に探検したいかによって、場所から選ぶのが一番良い。初めてバンコクを訪れる場合は、BTSの駅近が良いかも。カオサン・エリアが一番安い宿(相場ドミトリー500円~1000円)が多いけれど、ここには含めず。デザインと機能性を中心にチョイス。

Time Sabai 32 

ここは、中華街近くとカオサンにあるホステル。ドミトリー約230THB(1000円程)。とにかく、デザインが他のどのホステルと比べてもずば抜けて印象的で、カフェ、バスルーム、部屋、家具すべてがまるで美術館のよう。カフェで頂いた、ココナッツトースト(20THB)も美味しかった。

入り口のドアから、カフェのカウンター、そしてソファーや受付がある
ココナッツ・トースト(20THB)シンガポールのカヤ・トーストを思い出す
広々としたドミトリールーム(10名部屋)
トイレとシャワー


The Yard Hostel Bangkok 

1泊ドミトリーで500THBほどと、決して他のドミトリーと比べて安いわけじゃないけれど、「スペシャル」な場所。ここは、福岡市で7年程前に出会ったタイの友人が経営する宿で、とにかくこの空間は他ではあまり見ないほど素敵なコミュニティがあって、とても素敵な中庭があって、他の旅行者とすぐに仲良くなれる雰囲気がある。スタッフ皆さんのチームワークにも感謝。

到着が遅くなってしまったけれど、みんな待っていてくれた
共用エリアから見た中庭
映画を見たり、ヨガをしたり、読書をしたり・・・自由自在
どこに行っても、猫と共に

The Mandarin Oriental Hotel 

全くホステルの雰囲気とは異なるのだけれど、私の中で一つの共通点があって、それは「竹」だった。南国の熱帯植物や竹。このバンコクにあるマンダリンオリエンタルにはThe Bamboo Barというバーがあって、以前バンコクに来たときからずっと訪れたいと思っていた場所。

ホテルのロビー
The Bamboo Bar 

結局、バーでは竹を見ることが無かったけれど(笑)、植物で溢れる中庭やテラス席、そしてロビーを感じることができた。バイクで連れて行ってくれた友人に感謝。

The Siam Heritage Hotel 

ディズニーシーのホーンテッド・マンションを思い出させる入り口のホテル名の文字とデザイン。全体的にラタナコーシン朝時代(1782年〜1932年)のデザインで、重厚感があって落ち着く。最新のカフェじゃなくて喫茶店にいる感覚。

併設のカフェは、現在休業中
部屋のデザインが素敵
そして、勉強机 ここでの時間が愛おしい
女性用トイレの札

もともと、ここは2階にロビーがあったけれど、今は1階に小さなフロントがあって、2階は使えないようになっている。まだ中心の東アジアの観光客が完全には戻っていないので、カフェも休業中。また再開してくれることを心待ちにしながら。

Cafes

バンコクのカフェは、全体的にデザート(スコーンやケーキ、クロワッサン、プリン、アイスクリームなど)がとても充実していて、美味しい。ただ、カフェで食べるデザートは、お高めで価格は日本とそこまで変わらない。

Porcupine Cafe 

Matcha Latte 110THB

Tham Ma Da Cafe & Shop 

隠れ家みたいな、優しい空間

Neilson Hays Library Cafe 

Neilson Hays Library
カフェにもたくさんの本が置かれていた

Baan Rim Naan, Talat Noi 

川沿いにある、隠れ家
靴を脱いでカフェスペースへ 川を行き交う船を見ながら

STOCKROOM

2階にあるテーブル席からは、下町の風景が垣間見える

Walking Around 

散歩で巡るバンコクの街並み。早朝からとても蒸し暑くて、雨が降り出したらベトナムと違ってなかなか止まない。そんな場所だけれど、道が舗装されていて歩きやすいので、どんどん前に進む。

パッタイ(60THB)

メモ
1.バンコクの美術館や図書館、ストリートフードは、月曜日は休み(そし   て、通常公共施設は10時頃オープン、18時頃クローズ)
2.飲食店(路面店)やカフェは、夜19時頃に閉まる(観光地除く)
3.とにかく、どこ行ってもACが効きすぎ(18度・・・)て極寒
(トイレットペーパーの無使用で木々が何本救える、というメッセージはよく見るけれど、室内の温度を7度くらい上げるのはいかがか?もしくは扇風機にする)宿の部屋も、AC付きと無しで値段わけるのはどうかな?
4.食事の価格は、屋台のご飯は60THBほど(280円くらい)で、レストランが180THBほど(850円くらい)、カフェは1杯50THB(240円くらい)から、少しオシャレな場所は100THBから 要は、円安もあり日本とあまり変わらない
5.ホーチミンよりも、バンコクの街中では日本語を見ることが多いのと、本格的な抹茶屋さんがある
6.ベトナムからタイまでの飛行機は1時間10分。値段は、7000円~直近になると12000円ほど。

そして、学んだこと。
7.あなたのことを、「私の友達」と呼ぶ人を信じないこと(笑)
8.とても「速く」て「過激」な経験をしたいのなら、8番のバスに乗ること

バンコクでも趣味の竹建築を探していたけれど、なかなか見つからない。出てくるのは、チェンナイにある学校。ここは、とても質の良い学校としても知られていて、バリの竹建築のスクールを思い出す。体育館や学校が全体的に竹建築によって作られている。

Chiang Mai Bamboo Architecture

Next Time

今回は行けなかったけれど、是非オススメしたい場所&友人オススメの場所

Museum/ Gallery  

Jim Thomson 
Museum Siam 
MOCA
Numthong Gallery 
Future Factory 
Yelo 
National Museum Bangkok 
Kathmandu Photo Gallery (Close on Monday)

Floating Market 

Damnuen Saduak (Close at noon)
Amphawa (Only weekend)
Taling Chan (Only weekend)
Klong Lad Mayom (Only weekend)

Night Market 

Jatujak Market (Only friday)
Ratchada Train Market (Everyday)
Spinakarin Train Market (Weekends)
Chaing Chui 
JJ Market (Weekends)

Massage

Baan Tamnan thai (The Yard Hostel recommended)
Pratu Nam Thai Massage
タイマッサージ1時間の相場は、200THB~400THBで、このあたりは200THBが多い。あと、平日10時~18時頃は、普段300THBのところでもハッピーアワーで200THBのところも多い。日本人観光客が多いタニヤ・ストリート周辺は、300THB~400THBだった。私の感覚では、日本語が書かれたマッサージ屋さんは、日本語を話すけれどスキルとしてはあまり良くない。

Sky Bar 

LEBUA (From Hangover Film)
Cat On the Roof 

Food/ Cafe 

Baby Bar Bangkok (Breakfast from 7am)
NaiMeng Noodle
Aribica Coffee
Baan Pueng Chom (The Yard Hostel recommended)
The Crack Cafe
Lay Lao (Thai food)
Suan Phai (Veggy food)
Mezzanine @Chalerm La Park

この日は、祝日でお休みだった

To Stay

The Siam Hotel 
Heyyy Bangkok Hostel 370THB
Craftman Bangkok (Hotel)
Niras Bankoc Cultural Hostel

Niras Bankok @ Google.map

Volve Hotel Bangkok 

Volve Hotel Bangkok @ Booking.com


BED STATION Hostel Ratchthewi 263THB

BED STATION Hostel Ratchthewi @ Booking.com

Luk Hostel 
Nandha Hotel 

Nandha Hotel @ Booking.com 

Kinnon Deluxe Hostel 360THB
103 - Bed and Brews 1000THB

Out of Bangkok (from The Yard Hostel)

Moutain person 
- Chaing Mai (nice city)
- Pai (chill)
- Sukothai (old city)
Beach person 
- Koh Tao (driving)
- Koh Pha Nagn (Full Moon Party)
- Koh Samui (honeymoon Trip)
- Koh Lanta (chill)
- Rallay/ Tonsai (rock climbing)
Oneday Trip
- Ayutthaya (old city)
- Damnean Saduak Floating Market 
- Mae Klong Train Market 
- Kanchanaburi (national)

Special thanks to Jane, Nana, Plow, Poy (Nathanat), Jainam, and Manita in Thailand 


創造の場所であるカフェ代のサポートを頂けると嬉しいです! 旅先で出会った料理、カフェ、空間、建築、熱帯植物を紹介していきます。 感性=知識×経験 மிக்க நன்றி