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インド気まぐれ旅④:寛容性と知性と緑のケララ州コチ、トリヴァンドラム

G20なのか、各種スポーツ大会なのか、この数ヶ月でどんどんセキュリティーが厳しくなっている各インド国内空港。ふと思い出したのは、東南アジアのLCCで多いのは搭乗ゲートの荷物の再計量。そして、インドの空港で多いのは搭乗ゲートの荷物の再セキュリティーチェック(重さよりも中身)だった。

今回の復路の便では、搭乗ゲートに入って、機内に行くまでにボディーチェックもあった。女性は、仮設されたカーテン越しの部屋に入って。皆、慣れない様子で、そのくせ列を整備する人々がいない為、「ここ並んでいるので、後ろに並んで待ってもらえませんか?」と自分が伝える始末。

「なんでこんなところでまた荷物検査させられるんだ!」と怒る家族のお父さん。セキュリティー強化は大事だけれど、列を整備する人々、誘導する人々も必要だよね、と思いながら、その横を通り過ぎる。

いつも新聞を片手に、ラウンジへと向かう
すでにバス停のように利用する空港

さて、今回はケララ州のコチとトリヴァンドラムへ。ケララ州は、インドの他のどの地にも似つかない独特の雰囲気が州を覆っている。

「この風景、ベトナムでも見たような・・・」

そんな、懐かしさを感じる場所でもある。

そして、ケララ州といえば、ベトナムのカフェで見た大好きなマラヤラーム映画『Kumbalangi Nights』の舞台!

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