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テキパキ歩く人は仕事ができる

どうもぴよしです。
今回は「テキパキ歩く人は仕事ができる」というテーマでお話ししていこうと思います。

仕事ができるって何?

みなさんは「仕事ができる」ってどんな人をイメージしますか?
普段から何かしらのサービスを受ける際に「この人良い!」と思う人のことです。
身近な例で言えば、コンビニの店員さんやお医者さん、役所の受付や事務の方、美容師さん、不動産屋さんなど。
わかりやすくいえば、仕事として接してくれる人で期待を超えてくる人たちのことです。

みなさんはそちら側の人になれていますでしょうか?
すでになれているかはともかく、どうせ働くならそう思われたいですよね?
少なくとも、この人イマイチだなとは思われたくないはずです。

そこで、今回は仕事ができる人の特徴を理解しつつそのためにするべきことを考えたので、お伝えしていきたいと思います。

客がイラつくパン屋さん

私の家の近くにお気に入りのパン屋さんがあります。
美味しいと有名なお店らしく、お客さんが常にいる人気店のイメージがあります。
そこによくパンを買いに行くのですが、ここである事件を目の当たりにしました。

このお店はトングでパンをトレーにとって、お会計の時に袋に詰めてもらうというよくある形式のお店です。
私はクロワッサンが好きなので、それだけ取って並んでいました。
その時に、私の前でお会計をしていた女性がいたのですが、急に「もういいです」と冷たく言い放ち、パンを自分で小分けの袋に詰めて、レジ袋すら店員さんの手から取りあげて、自分で袋にいれて退店していきました。
怒っていたわけではないです。淡々と自分で全てを完結させて去っていきました。
ちょっとびっくりしたのですが、自分の番になって理由がわかりました。

この店員さん、動作がめちゃくちゃ遅いのです。
動きがスローというのもありますが、やり直しも多い。
袋を2、3枚同時に取っちゃって、そこから1枚だけ取るのに時間がかかるとか、結局それも落としちゃってまた取り直しとか、テープをうまく貼り付けられないとか、お会計の金額をうまく入力できないとか。
見かねた別の店員さんがお会計だけは手伝うとかして、なんとか場を回すみたいな状況でした。

新人さんかなと思っていたのですが、何度か来店しているうちにどうもそうではなさそうという感じでした。

クリーニングを習慣にしてくれた歯医者さん

私はいつも通っている歯医者があります。
虫歯チェックや歯石の除去など、定期的にメンテナンスしてもらっています。

もともとは歯医者に通うという行為が本当に苦痛で苦手でした。
一念発起して通い始めた今の歯医者だけはそんなことはありません。
ちゃんと継続して通うことができています。

なぜなのか考えたのですが、この歯医者は圧倒的に早いのです。
めちゃくちゃ早い人に当たった時はお会計までで30分ちょいくらいで終わりました。
本来は1時間くらいかかるイメージがあります。
クリーニング作業の話だけではありません。
受付の作業も早いのです。

だいたい病院とかって、受付して待つみたいなところも結構時間がかかります。
今思うとあの待ち時間が嫌すぎて、歯医者が嫌いだったのかもしれません。
その歯医者は、スマホでQRコードを読み込むとすぐに受付が完了して、同時に保険証を渡せ、この紙にサインしろと座る間もなく手続きを完了させられます。

しかもこの歯医者のすごいところは終始土足です。
靴を脱ぐという過程がありません。
入ったら即受付するだけです。
治療中もみんな土足のまま椅子に座らされます。

診察券もなくスマホアプリで管理していて、いつの予約なのかも分かりますし、1週間前と前日にちゃんとこいよとリマインドしてくれます。

このスピーディーな流れがストレスが少ないため、継続できているのかなと思っています。

仕事ができる人はスピードが早い

仕事ができるとは、仕事のスピードが早いということです。
そもそも「仕事が早い」という表現は「仕事ができる」と同じニュアンスで使われていたりします。

行きつけの美容師さんの手元を見ていると、喋りながらすごいスピードで切っています。
もみあげとかものすごく丁寧にやっている瞬間もありますが、基本的にはものすごいスピードで切っていきます。メリハリがすごいです。

以前、引っ越しをする時に担当してくれた不動産屋さんも恐ろしく返信が早かったです。
こんな物件ありませんかと18時頃に問い合わせたら、その日の21時にいくつかピックアップして送ってくれました。
他の不動産屋は結局24時間くらいかかって、そのメールを見る頃には最初の不動産屋とアポのスケジュール確定まで終わっていました。

会社を立ち上げる時に税理士さんと契約したのですが、その時も一番最初に問い合わせに反応してくれたところと契約しました。
仕事が早い可能性が高いからです。
実際に契約後もものすごいスピードで仕事をしてくれます。

料理も得意な人ってものすごいスピードでテキパキ作っていくイメージがあります。
火を通すものなんかは時間をかけすぎると良くないのもありますが、ゆっくり丁寧に作ったというよりも、ものすごい勢いでブワーと作ったものが美味しいみたいな。
手間を減らすというよりは一つ一つの所作が早いというイメージです。

挙げたらキリがないのですが、みなさんはどう思いますか?
身近な仕事ができる人ってスピードが早くないですか?

反対にパン屋さんの例のように、遅いととにかくストレスがかかります。
飲食店でも提供スピードが遅いと顧客満足度は下がるようです。
私は過去にモバイルオーダーしたにも関わらず朝マックで20分近く待たされたことがあってから、マックには1回も行っていないです。
嫌いになったわけではありませんが、提供まで遅いというイメージがつくと選択肢から常に外れます。

仕事ができるには考えられる要素は多くあるとは思いますが、その中でもスピードは大きな要因の一つだと考えられます。

やる気でスピードは上がらない

仕事のスピードは早めようと思っても、簡単にできることではありません。
よし本気出すわと、いきなり料理を手際よく作ることはできないです。
仕事のスピードとはやる気の話ではなく、熟練度のことなのです。
どれだけその仕事を効率的にやろうと試行錯誤してきたかです。

つまりいつもやっていることの動作1つ1つを早くする気持ちがあるかということです。

移動する時は早く歩こう

どんな仕事にも共通する動作があります。
それは移動です。
店内のような狭い空間での移動もそうですし、通勤のような広い意味での移動もそうです。

移動しなくて済むという職業はあるかもしれませんが、ほとんどはこの移動という行為はついて回るはずです。

仕事ができる人は歩くのが早いです。

なぜなら、仕事とは成果を出すまでのスピードが早い人のことで、
その過程に移動という動作がほとんど入る以上は、この移動のための歩く動作はなるべく早くしようと思うはずだからです。

言い換えると、仕事にかかる動作は全てなるべく早く効率的に終わらせようと考えるはずなので、その中の1つである歩くという動作もなるべく時短しようと思っていなければいけないということです。

普段やっていないことはできない

普段からやっていないことを気持ちだけでできるようにはなりません。
何度も言いますが、「よし本気出すわ」でいきなりできる人はいません。
普段のんびり歩いてる人が、仕事の時だけテキパキ歩くということはできないです。

これは歩くという行為だけではありません。
基本的な動作をスピーディーに行うというクセはつけておくことが大事だと思います。
タイピングやメッセージを読む、連絡を送ったり返すなど。
基本的な動作は多くの仕事に関係してきますので、それらが早いのは仕事のスピードが早い、つまり仕事ができるに直結してきます。
飲み会のスケジュール回答が遅い人は仕事ができないよねとはよく聞く話です。

もちろん散歩や散策、旅行の時はのんびり歩いて良いと思います。
それは目的が移動ではなく、移動中の過程にあるからです。
移動のためだけならテキパキ歩きましょうということです。

まとめ

話をまとめます。
仕事ができる人とは、仕事のスピードが早い人
仕事のスピードを上げるには、その仕事の熟練度を上げること。
熟練度を上げるために、1つ1つの動作を効率化や高速化する必要がある。
どんな仕事にも共通して発生する工程に「移動」がある。
この「移動」、つまり歩く行為を早めることは、仕事全般の高速化、つまりスピードを上げることにつながる。
早く移動しようと思っても、普段やっていないことを急にできるようにはならない。
つまり仕事の移動を早めたいなら、普段から移動を早くする、つまりテキパキ歩く必要がある。

テキパキ歩くという表現は一例であり、伝えたかったことは仕事に共通する動作はスピードを上げることで仕事ができる人になるということです。

これは仕事だけの話ではないと思います。
日常的に何か頼み事をした時にすぐに対応してもらえたら嬉しくないですか?
早いと思うだけでなく、信頼や安心感、その人の印象や居心地の良さにも関わってくると思います。

孫子の言葉に「兵は拙速を尊ぶ(へいはせっそくをたっとぶ)」というものがあります。
時間をかけるよりも、すばやく行動することの方が大事であるという意味です。
私はこの言葉が好きです。

今日から少しで良いので、いつもより早く歩いてみませんか?
歩く以外でも良いです、動作を少し早くしてみてください。
その習慣の先に「あなたじゃないとダメなんだ!」というファンが待っています。


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