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Bereitschaftspraxis(救急)に行った話

生後2か月の次男が、金曜日の夜に熱を出しました。もうかかりつけの小児科の診察時間も終わってしまって、しかも金曜日だったので翌日はお休み。まだ生後2か月で俗に言う母親からの免疫で守られている期間のはずなのに、どうしよう…と心配だったので、救急Bereitschaftspraxisに行ってきました。

BereitschaftspraxisとNotaufnahme

ドイツの救急は2種類あり、緊急度の高い順にNotaufnahme→Bereitschaftspraxis。主に救急搬送を受け付けている大病院にあるのがNotaufnahme、命に関わる様な緊急を要する場合などに行き、場合によってはそのまま入院することもあります。

今回行ったBereitschaftspraxisは、通常の医院の診療時間外にお医者さんにかかりたい場合に行きます。救急というより、時間外診療所のようなものだと思っています。ただし、Bereitschaftspraxisも診療時間があるので、診療時間外の場合はNotaufnahmeへ。

Bereitschaftsdienst 116117

近くのBereitschaftspraxisやNotaufnahmeを探すには、116117のウェブサイトから検索できます。

夜間、土日祝日の診療時間外に体調が悪くなった時、とりあえず電話するのが116117Bereitschaftsdienst。ここに電話すると、家庭医や専門医が病状の相談にのってくれ、近くのBereitschaftspraxisを紹介してくれたり、場合によっては、家まで訪問診療に来てくれることもあります。

次男を妊娠中あまりにも悪阻が酷かったので、116117に電話して訪問診療をしてもらったことがあります。結局この時は「普通のつわりです…」とのことで処方してもらった薬もなく、「Notaufnahmeに行った方が良い」と言われてお終いでした。まぁ…訪問診療なので器具も少ないし、そうなるよね…

混んでいたけれど比較的早く診察

さて、今回は23:00までやっているミュンヘン中央駅近くのBereitschaftspraxisへ行ってきました。小児科はもちろんのこと、色々な診療科があるPraxisです。

私が行った時は20:00頃、受付で健康保険カードの確認と問診票を書いてから小児科へ。小児科は私の前に7名ほどいましたが、回転が早く、待ち時間30-40分ほどで診てもらえました。

診察も早く、要点だけ押さえて診察している印象を受けました。薬を処方してもらい、様子見て悪化したらNoraufnahmeへ行くようにとのこと。今回は熱と鼻水で、解熱剤は自宅にあるため点鼻薬のNasivinだけ処方箋を出してもらいました。Nasivinは一般的な鼻水ズルズルの点鼻薬ですね。

因みに、この解熱剤、子供用はParacetamol 75mgですが、医師から当然のように「あるわよね?」と聞かれたことにちょっとビックリしました。予防接種をした際に小児科で2錠もらっており、念のために同じものを予備で買ってありましたが…まだ生後3ヶ月にもなっていないので、熱が出たらまずは病院へ行き、その都度、処方箋や指示を仰ぐものだと思っていたので驚きました。

時間外に営業している薬局を探すのも大変

さて、処方箋はもらったものの、薬局がこれまた時間外で閉まっているので、夜間開いている薬局を探すのも大変でした。

緊急時でも薬が買えるように、夜間や休日も薬局が開いていますが、持ち回り制のため今日はどの薬局が夜間営業しているのか、Apothekennotdienstなのか調べなければなりません

Bayern州は、BLAKというバイエルン州の薬局団体Bayerische Landesapothekerkammer)のウェブサイトから探すことができます。

今回は診察してもらった救急の近くに開いている薬局がなく、少しアクセスの悪い場所にしかなかったため、結局一度自宅に戻り、自宅から一番近い夜間営業の薬局へ自転車で行ってきました。救急は中央駅そばだったので、1つくらい開いている薬局あるでしょーと思ったのですが、ダメでした…

次男のその後は、解熱剤が効いて翌日午後には元通りに、鼻水も点鼻薬で6日後にはほぼスッキリ。本当にバタバタした1日だったので、午後の少し早い段階で小児科に行ってれば良かったかも…と後悔しました。あと、金曜日夜の中央駅は行くもんじゃないですね。。。

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