【ライター日誌】生活費は稼げなくとも
ライターとしての近況を書くのは少し久しぶり。仕事がある程度、順調だったから、気合を入れるためのブログは必要なかったからかもしれない。
締切のある仕事が続いているので、締切に合わせてからだが動き、自己嫌悪せずに生きていられている。
この仕事は1カ月前くらいに来月は何本できるかというアンケートがあって、多い数字を書いてしまったらやるしかないという状況になる。
今の私がだらしなくても1ヶ月前の私がやる気があれば仕事がもらえるという、ある意味でありがたい環境。怠惰な人間にもっとも効く「やるしかない」状況づくりができる。
ただ、まだ生活費は補えていない。もう少し働かないとひと月の生活費には到達しない。…でも、そんなに焦っていない。
お金を稼げているかよりも、締切のある仕事をきちんとこなしていることが、私のハッピー感を作ってくれている。変な気もするけど。
自分との約束を破り続けてきたこの十年だったから、お金を稼ぐよりも、今日はこれをするという目標を達成できる日が続くことの方が、私を幸せにしてくれるらしい。
とても単純だなと思う。人間のからだは。
お金はどうとでもなる、と私は思っているんだろう。経済観念のしっかりしている私の友人が聞いたら「とんでもない」と言ってきそうだけど。
私の課題は、お金を稼ぐことよりも、こっち側にあるらしい。もっと自分の目線で価値観で、自分を見れたら物事は早く進むのかもしれない。
ちょっと変な話、私は最近「ほしいものを手に入れてしまったんじゃないか」とか思っていて、案外ハッピーで、そうしたら、ブログを書くときによく手が止まるようになってしまった。
ハッピーだと書けないんだろうか。たぶん違う。ハッピーなときに何かを考えること、書くことに慣れていなんだ。
ずっと暗かったわたし。考えることに価値を置かなきゃ、私の価値なんて無くなってしまいそうにも感じていた暗い時期が長かった。まだ抜け出せたわけではないけど。
変えていかなきゃいけない。ハッピーでいることは大切なことなのだ。
よしもとばななさんの本を読むと、そのことがよくわかる。「花のベッドの上ですやすや眠るような生き方を選んだのなら、それをまっとうすべき…」といような文章を小説で読んだような‥。
毎日を幸せに生きることが、毎日を幸せに生きるコツなのかな。まだわからない。わからないから、頭のなかにある言葉を起こしてみている。
ハッピーなわたしで文章を書けるようになったら、私は少し一人前になったといえるような気がしている。
今、ブログを書くのが難しい。でもとりあえず書いて公開して、それを続けてみる。
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