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【EP.7】え?…えっ?

みなさま、ちょっぴりご無沙汰しております。
気づけばこんなに空いてしまいました。

さて、「コントみたいな落語みたいな会社の話。」更新です。


とある日、30歳・既婚男性・先輩社員の酒井さん(仮名)との会話。


ぴよ「酒井さん、お疲れ様です!今日まででお願いしていた、○○の件なんですが、進捗いかがですか?」

酒井さん「あー…」

ぴよ「(嫌な予感しかしない)何かありました…?」

酒井さん「あれ、やってないんですよね。」

ぴよ「え?」

酒井さん「別の仕事頼まれちゃって、それやってたら時間なくて。仕事は速くしないとなんで。俺、忙しいんすよ(笑)」

ぴよ「でも…私の方が先に頼みましたよね…?」

酒井さん「だから。やろうと思ったんですけど、そのあとに別の仕事が来たんですよ」

ぴよ「(なんで怒ってるの…?)えっと…」

酒井さん「だからまだやってなくて。」

ぴよ「あの…できたら、あとから来た仕事にとりかかる前に、相談してほしかったです…あと、締め切りまでに間に合わないって分かった時点で酒井さんから言ってほしいです…」

酒井さん「え?」

ぴよ「…えっ?」

いやあ…参りましたね。

もともと、失礼ながら酒井さんが「仕事ができる人ではない」というのは、ガンガンに感じておりましたけどね。
ここまでとは、ね。
(因みにそんなに彼は忙しくないです)


…ん?

ここまで読んで、「どういうことか分からない」って声が聞こえてきました。

ですよね。

説明します。

まず酒井さんの仕事スタイルとして。

・「言われたこと」に着手する
・「言われたもの」に「すぐ」手をつける

つまり

Aの仕事をしていても途中でBの仕事が来たら、Bの仕事をしちゃう。
(Aの仕事は置いといちゃう)

Bの仕事をしているときにCの仕事が来たら、Cの仕事をしちゃう。
(Bの仕事は置いといちゃうし、Aの仕事は忘却の彼方)


彼の主張としては

「俺、仕事速いんで!言われたらすぐやるんで!」
(「すぐやる」の意味解釈が、頭の中お花畑。)

こういうことなんです。
そして、彼には

「できないことを、自分から報告する」
という概念がありませんでした。

のちに分かりますが、彼、たいへんプライドが高いです。
また別のエピソードで話しますが

「自分にはできないこと」も「できますよ!」と言って放置し、向こうが依頼を忘れることに期待しちゃう感じです。


…いやいや、そんな。

母「あんた明日始業式やけど、ノートまだあるんよね?」
息子「えーっと…ないわ。」
母「え?もう20時やんか!自分から言いなさいよ!
はぁ~もうお父さんに帰りに買ってきてもらうしかないやんか…」

みたいな会話。30歳の先輩社員とするなんて、誰が思いますか。会社で。

ほんと、びっくりしちゃうし笑っちゃう。
そんな数分でした。

刺激的だわ~★★


今回もお読みいただきありがとうございます。


びっくりした方、笑っちゃった方はぜひ、共感のいいね・コメントを残してくださいませ。

ではまた次回でお会いいたしましょう~!

「よく頑張ったね!」「こんな会社があるんだね…」「なんだか自分も頑張れる気がする」と思ったら、サポートをお願いします♪自分の気力回復に使わせていただきます。笑