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【3分で学べる偉人の名言】 常に“今までの自分”を超え続けるマインドを「チャップリン」の名言から学ぶ


私の最高傑作は次回作だ。

チャールズ・チャップリン

本日は「喜劇王」として名高いチャールズ・チャップリンの言葉である。

チャップリンは一流のコメディアンとして有名ですが、幼少時代は常に極貧の生活を送っていたそうだ。

ただ、その極貧生活の中においても、母親と暮らすことこそが幸せだと感じており、経済的な危機による不幸な時期は「忘れてしまった」と述べている。

こういったことから、「お金があれば幸せ」であったり、「お金がなければ不幸」という世間一般的な価値観に大きなアンチテーゼを提示する生き方をしていることが分かる。

そんな貧しいながらも不幸ではなかった生活も最愛の母親の死という形で終わり、その後チャップリンは「映画スター」としての道を歩み始めることになる。

チャップリンの作品は、世に出すたびに評価され、チャップリン人気は世界中に広がっていった。

一度成功すると、次回作に対してプレッシャーを感じてしまう人も多い中で、チャップリンは次々とヒット作を出し続けることができた。

ただ、自身のスキャンダルの影響や、政治的な風刺への批評家からの批判などにより、一時はアメリカから追放されてしまうといったこともあったが、そういった自身の波瀾万丈な人生さえも

人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ

チャールズ・チャップリン

という、これまたチャップリンの名言からも分かるように、いつかネタにしてやろうという気持ちで乗り越えてきたのだと思う。

実際に自伝的な映画や、自叙伝などを通じて、自身の辛かった時代すらも映画のネタにして「笑い」飛ばして供養している。

本日の名言からも分かる様に、現実を常に俯瞰してみることで、一見すると「不幸の真っ只中」にいると感じてしまうような状態でも希望を抱くことができ、自身の次回作にも自信を持って取り組むことができたのではないだろうか。

88歳でその生涯を閉じたチャップリンは、実際に亡くなるまで創作活動への意欲は衰えなかったそうだ。

亡くなる3年前まで「アイデアが次々と頭の中に飛び込んでくるから」引退することはできないと言っていた。

そんなチャップリンの生き様を考えると、もしかすると天国で私たちの知らない「最高の次回作」を完成させているのかもしれないと思えてならないのである。

余談ではあるが、私はチャップリンの有名な作品「独裁者」の有名な演説に大変心を打たれた。

ナチスへの独裁政権への批判と共に、資本主義社会に対する痛烈な批判でもあると思う。

本人は資本主義でも共産主義でもなく「平和主義」というスタイルを貫いており、第一次、第二次世界大戦の中でも自分の身の危険を顧みず、多くの人に「笑い」という最高の癒しを提供したその姿勢に感動した。

YouTubeにも動画が上がっているので、ご覧になられたことがない方は是非一度試聴されることをお勧する。

独裁者の演説シーン↓

https://youtu.be/xl2e69fEFf4(6分)

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