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【3分で学べる偉人の名言】「大山倍達」から学ぶ、“心にゆとりを持つこと”の大切さ


心にゆとりを持って人に対すれば、笑顔一つで味方がつき、敵を呑む

大山倍達

本日の名言は「極真空手」の産みの親とされ、世界でも有名な「大山倍達」さんの言葉である。

大山さんにまつわるエピソードは大変興味深いものが多く、当時から「空手バカ一代」という漫画にも連載されるなどして空手の普及に貢献されている。

有名な逸話だと
・10円玉を指で摘んで曲げた
・牛と60回以上も闘い、結果的に47頭の牛を倒し、そのうち4頭は一撃で即死
などといったものがある。

ちなみに硬貨を曲げることは貨幣損傷等取締法違反になるそうなので、くれぐれも真似しないように!って出来るか∑(゚Д゚)

私も子どもの頃、お正月に親戚と集まった際に「ビール瓶を手刀でスパッと切ることが出来る人がいる」ということを教わり、ビール瓶の硬さを確かむるととても人間にできるとは思えなかった。

しかしそれをやって退けたのが大山倍達その人だったことを大人になって知り、本当にそんなことができる人間がいるのだと衝撃を受けたと同時に、なんだか夢が現実になったような?不思議な気がして嬉しかった。

ちなみに「とんねるず」の石橋貴明さんが学生時代に極真会館近くの中華料理屋でバイトをしていたそうなのだが、そこに大山倍達が現れ、『空手バカ一代』に影響を受けていた石橋貴明さんは、「瓶ビールの栓を抜かずに持っていけば手刀で割ってくれるのでは」と期待したものの、普通に「栓抜きは?」と聞かれて拍子抜けしたというエピソードは結構有名な話らしい。

なかなか伝説の多い人なので、特に男性の方は興味が惹かれる人物だと思う。

私は格闘マンガの「刃牙」が好きなので、そこに出てくる「虎殺し」でお馴染みの空手家「愚地独歩」のモデルとなった人物がまさにこの大山倍達であるというだけでかなり興奮してしまった。

それでは改めて「圧倒的な強さ」を持っていた大山倍達の言葉に注目してみると、“強者の風格”のようなものを感じる。

また、強さだけで相手をねじ伏せるのではなく、「孫子の兵法」のように「戦わずして勝つ」を体現されていた方なのだということも伺える。

大山倍達の場合は、自分の力が強すぎて孫子が言うところの「戦わずして勝つ」ではないぐらい、相手のことを分析する必要さえもなかったのだとは思うが、私のような非力な凡人もこの名言から学べることは、「少なくとも『余裕』を持っておくことが、自分を守ることに繋がる」ということではないだろうか。

ビジネスにおいても、事前の準備ができていることで相手との商談の際にビクビクしなくなる。

余裕があるように見える人は、相手に「信頼」と「安心」を与えることができる。

本日の名言から「よし!心にゆとりを持とう!」とするのではなく、「どうしたら心にゆとりを持てるか」を考えることこそが私のような凡人にもこの名言を自分の人生で活かせることに繋がるのではないかと思うのである。

少なくとも「笑顔一つで味方がつく」というのは、これは誰でもいつからでも出来ることなので、私も意識して少しでも笑顔でいる時間を増やしていきたい。

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