いとこから桃を貰った。 うちにいっぱいあってさ、と2つ ❥ ❥ 桃色の桃、ってわけじゃなくて ちょこんとクレヨンで塗りくわえたような ほっぺだけ赤いみたいな感じの桃で 白いネットにくるまってコロンとかわいい。 ダイニングテーブルのど真ん中に置いてみた。 携帯やらテレビやらお菓子食べるやらの、なんとなくの時間を過ごして そんで疲れたから机に突っ伏した。 そしたら桃のにおいがきた。 甘くてみずみずしい、桃のにおい。 ふわんと わたしの鼻元をかすめた。 わたしはまた2つの
こんな場所があっただろうか、とそう思わせる場所が僕の視界の先にふと現れた。 小さな白い花、 背の低い木につかまる黄色い花、 若い綺麗な緑たち。 そこは喫茶店へ向かう、ごくありふれた道の途中の、空き地。 建物と電柱のあいだから注ぐ陽がじんわり滲んで、フェードがかかっている。 ただの、空き地。 頭の片隅にもなくいままでこの場所に気づかなったのは、僕が、そう無意識に判別し
不規則な足音が響く。 隙間からのぞく蒼は 軽々しい雲に飲み込まれていくようで、いつもの、好きなそれとはちがって見えた。 肺に入る空気。ひや、として、わざとらしい空気。カランカランなんて鳴っているのは 実は僕の心臓の音なのかもしれない。 ビル街は、いつも通り午後の香りに侵食され、輝くひかりに吸いとられていく。 PM3:21。 僕は今日、パフェを食べることができなかった。 「それでは、最新のニュースをお伝えします」 寝ぼけた頭に
可愛いお洋服に お気に入りの色を煌めきを目元に乗せて 耳元で揺れる気合いをつけたなら 今日のあたし最強だ 古着屋さん大好き。 かわいいお洋服があの価格で買えることもそうだけれど なによりお洋服を見つけ出せるところがいい 1回さよならされたお洋服を、今度はあたしが迎えにいく。 ただ優越感に浸りたいだけかもしれない でもそれでいい なんか、なんか 嬉しくなっちゃう そんで、新品より愛着が湧いちゃう へんかな? へんでいいや かわいいんだもん、大事にします いつかのわたしの
note開設をしてもう3ヶ月あまり経っているというのに 投稿数は脅威の2 その事実にふと気づいた ハイパー夜中テンションで紡いでいきます お久しぶりですぴよこです。 「大事にしまってた、それを変えてみようと思う」 そう決意して始めたらしい。 ちょっと大口を叩きすぎたんでは?と思う午後11時過ぎ。 大事にしまってたけど、1度外の世界へ放り出してもいいよね そう思った でもなんかそれより実際自分の身に起きていることで 精一杯になってしまって 新しい環境新しい生活で手一杯 「
日中、月を見ると、 いつも心が浮つく。 そのほうが、綺麗だと わたしは思ってしまう。 青地に白。 いいじゃないか。 そりゃさ 星々と並んで発光してる姿は 美しいんですよ。 雅ですよ。 そうなんだけど、 何故だか 昼間の月だけが持つ、爽やかさが すきで。 同時に 世界が纏う色も いつもより生き生きしてて。 呼吸を感じて、 あ、今日この日だ って。 集めてる瓶の蓋が 新しく増えたみたいな。 こんな気持ちになります。 全身を駆け巡る 青と白のやさしいパワーが、
言葉を紡ぐ。 からだの真ん中らへん、 ちょうど心臓の裏側あたりが火照って、 ぐぅ、とエネルギーが集中して。 並んだ文字を見て。 で、また、綺麗に閉じて。 こうして書いてきた溢れんばかりの言葉たちを 大事に大事にしまうことが なんか心地よくて、 わたしにとっての 〝幸福〟 そのものでもあった。 瞬時にうまく言い回せないことを じっくり、 ああこれだと感覚しながら のめり込むように文章を書いていく。 生きてる! と心から思う瞬間。 大事に、綺麗に、しまってた。 今日からち