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記憶の整理

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記事一覧

性被害だと言えるようになるまで〜諦めた学生時代〜

性被害だと言えるようになるまで〜諦めた学生時代〜

前回の記事で自覚した事までの過程を書きました。
私がこのように外に言えるようになるまでの話を書きます。

長くなると思うので分けて書きます。

憚る学生時代性被害を自覚した時は学生で、たびたび動悸などがして私自身を蝕みました。これは困ると思って、何度も外の誰かに相談するために言おうと思って伝えようとはしました。何度も外に伝えようとしました。

でも、ダメでした。結果的に何でも出来ませんでした。理由

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性被害自覚後の症状

性被害自覚後の症状

前回、私は教職の免許の取得過程を通して、自身が被害者であることを思い出すと同時に認知した事を書きました。

そのことに気づいた時には、すでに20年近く経過しており、その出来事はもう私の頭の中にしかないものだと言うことを悟りました。

主に出た症状としては

動悸がする

夢見が悪くなる、寝れなくなる

性的なものを避けるようになる(これは元からだった気もする)

体が自分ではないような、遠い場所に

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私が性被害を認識するまで

私が性被害を認識するまで

子どもの頃にされた事はずっとずっと忘れてました。それは驚くほどまでに思い出すことはありませんでした。

しかし、20歳くらいまで時折体が硬直するような感覚がありました。きっかけはわかりませんが、瞬間的に記憶が蘇って痛烈な恥ずかしさや罪悪感、恐怖の感情が身体中を駆け巡るのでした。

硬直した時はいつも大丈夫、気のせい、ダメなことじゃない、小さい時の大したことのない記憶だと自身に言い聞かせてやり過ごし

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私の性被害の記憶その2

私の性被害の記憶その2

子どもの時お話です。思い出しながら書いているのと一気に書くのは精神的にも辛いので分割して書いていこうと思います。

当時は分かりませんでしたが、思えば1番大きな出来事でした。所々、よく覚えていませんが。

いつものように親は私のプライベートゾーンを触ってきました。その時はまだくすぐられているような感覚でした。私は笑っていたかと思います。

そして私の恥部を舐めてきました。時間は一瞬だったかもしれま

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私の性被害の記憶その1

私の性被害の記憶その1

子ども時のお話です。思い出しながら書いているのと一気に書くのは精神的にも辛いので分割して書いていこうと思います。

記憶が正しければ保育園くらいだったと思います。それは日常の中にありました。私の母親は日常的に私のプライベートゾーンに触れてくることが多かったです。服の上からが多かったですが、そうじゃない時もありました。

それは家ではもちろん、服屋であったり、スーパーであっり、エスカレーターやプール

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