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不安の9割は消せる:桝野俊明 を読みました

今、不安なことはありますか?

本書は仏教や禅の視点から、不安との向き合い方・付き合い方が多く書かれています。
私は桝野俊明さんの本がとてもお気に入りで、優しい言葉と時には厳しい視点で気づきをもらうことができます。

「不安」とは実体のないもの

達磨大師の逸話で、
不安とは実体のないもの。不安感は自らの心が作り出すもの。
と教えになります。

↓参考:曹洞宗 西光寺の法話

今すぐ行動する

日常の小さな心配事は放っておくとだんだん大きな「不安」にふくれあがってしまいます。

今すぐ、心配事を潰しましょう。今すぐです。
学校の課題や、仕事のちょっとした調べものなどすぐやってみることで、不安を潰すことができます。

たった一つ手放す

今は沢山の物や情報にあふれています。どうしても何かに囚われてしまったり、執着してしまうこともあるでしょう。
そんな時は何か1つだけ、1%を手放してみましょう。
思い切って手放すことで執着から解放されます。

例えば、部屋の掃除をすると、昔から溜め込んでいるものや、何に使うわけでもないのに捨てずにとっているもの、などあると思います。
少しだけ、思い切って捨てちゃいましょう。

誰かと一緒に頑張る

一人で頑張るよりも、誰かを巻き込んで一緒にすることで「相手のため」にも続けることができます。

例えば、私はトロンボーンを吹きます。
1人で練習するよりも誰かと一緒に練習した方が気づきもありますし、もっと頑張ろうと思うことができます。

風を体中で感じてみる

「今日の空にはどんな雲が浮かんでいましたか」
「道端にはどんな花が咲いていましたか」

通勤や通学をする時にたまには空を見上げてみたり、街路樹を眺めてみるのいいですよね。
1か月前にはたくさんの黄色い葉を散らしていたイチョウも、すっかり枝だけになっています。

人は人、私は私

日本人には一番苦手なことかもしれないですね。

どうしても他人と比較して一喜一憂することがあるかもしれませんが、
他人がどうであろうと本来の自分の心は不動のものである。
流されない自分を確立しましょう。

切磋琢磨

周りの人は単なる「競争相手、敵」ではありません。
共に生きていく者同士であるのです。

みんなが優秀になるにはどうすればいいのか。
みんなが揃って一番になるにはどうすればいいのか。
それを考えることこそが切磋琢磨なのです。

社会人になるといかにして出世できるか、周りを出し抜けるかなんて競争もあると思います。
今一度「切磋琢磨」を思い浮かべてみませんか?


桝野俊明さんの本を読むことがきっかけで、仏教に関する書籍に興味が湧いてきました。
さらに多くの本を読んでいきたい思います。

次は、どんな本を読もうかな…


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