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死ぬまで生きる。

老いて亡くなる人もいれば、病気で亡くなる人もいて、自らの意思で命を絶つ人もいる。ここのところ、偶然、立て続けにお別れをする機会があり。

人は、人の死に触れて自らの生き方を問うのかもしれない。この先、ジブンはどう生きていけばいいのか?今、ジブンにできること、未来に残せるものは何か?

亡くなった人たちの苦しみや悲しみ、怒りは本人にしかわからないし、なぜ?と問うたところで、残された人の想像でしかない。せめてもの救いは、生前の笑顔に、その人の喜びが垣間見れることくらい。

たとえどんな亡くなり方をしたとしても、そのお別れに対して残されたジブンが抱く感情は、寂しさと切なさ。安らかに眠ってほしい、という微かな希望。悼むこの思いが届くことは、もうないのかもしれないけど。

人はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく。周りがどんなに喜び、寄り添い、悼んでも。ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。

生まれたら、いつか死ぬんだ。
だから、死ぬまでは生きたい。当たり前のことだけど。


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Mar 2017
Amami, Japan


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