大事にしたいことはだいたいシンプル。
noteを続けていくにあたり、古い日記(というかブログ)を読み返してみている。
3日坊主が得意であることはすでに書いたけど、どうやら定期的に心の奥に渦巻くことばを吐き出したい時期がやってくるらしい。
~過去のブログより~
冷たい自分と向き合うこと。
情けない自分を感じること。
恥ずかしい自分をきちんと見つめること。
本道を吹き抜けるそよ風が心地よくて、虫の音と鳥のさえずりと、風と水の音が遠くに聞こえる。歴史あるひんやりとしたお寺の中で、自分の呼吸に集中する。邪念がとぐろを巻く日常から、少しだけ隔離してくれる、そんな時間を過ごしてしまったからだ。厳密には、音が聞こえていること自体、邪念なのだけど・・・。
日常生活で溜め込んだ邪念やストレスと上手に付き合うには、程よく非日常を体験することだ。今回の旅で一つわかった。
自分の置かれている環境から離れてみることで、見えてくるものは少なくない。
宿泊研修を京都で主催した時、翌日の任意参加のアクティビティに選んだのが、南禅寺の坐禅体験だった(湯豆腐つき)。
あれ?ちょっと待って。今、まさしく日常の仕事終わりにやっているヨガ部は、場所が自宅のリビングではあるものの、虫の音と鳥のさえずりの音を聞きながら、自分の呼吸に集中している。
その日の疲れをそっと切り離し、邪念やストレスをそれなりにかわしているではないか・・・
今置かれている環境から距離を置かなくても、非日常を体験しなくても。
自分と向き合うこと。
自分を感じること。
自分をきちんと見つめること。
ヨガ部のおかげで1日30分程度だけど、最近はそんな時間を自然につくることができていた。そして、大事にしたいことってだいたいシンプルで、何年経ってもあまり変わらないのに、当時は非日常に身を置かないと、それに気づけなかったんだなぁ・・・。
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