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SixSTONESジェシー主演「スタンディングオベーション」★★★☆☆3

ジェシー主演と書きましたが、彼のファンというわけではなく、秋元康企画の舞台に興味があって観に行きました。ファン目線ではない感想なので悪しからずです。。

全体的な感想としては、普通に面白いけれど、期待していたほどではなかった…というところです。

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◆概要と見どころ

舞台公演中の客席に殺人犯が紛れ込んだという一報が入る。犯人逮捕と観客の安全のため、舞台を中止して捜査協力するよう求められるが、それを断り舞台を続行する主催者たち。犯人を見つけ出すため警察と公演関係者が協力して犯人逮捕を目指すが――。

みどころは、観客と一体型で物語が進んでいくところだと思います。①劇中の劇と、②劇中の舞台裏、③④劇中の観客に見立てられた我々観客席という多方向の視点でこの舞台を観ることができます。

「ジョージ二世」の話は、劇中劇として上演されている設定です。ジェシーさんのファンのために、彼の歌とダンスのパートも少し組み込まれていました。

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<パンフレットはお高めの3,000円>

◆キャスト

成島誠也(ジョージ二世役):ジェシー(SixTONES)
陣内雅良(刑事):寺脇康文
牧村結(演出助手):清水くるみ
吉川伸一郎(プロデューサー):有川マコト
野添浩二(演出家):小林タカ鹿
加賀見貴志(刑事):牧田哲也
如月麗華(アメリア王女役):水 夏希
大場源一(フレデリック・ルイス役):木場勝己


客席に降りて、犯人捜しをする演出があるのですが、このコロナという情勢の中でも、そういうワクワクする演出を無くさずに上演してくれたことに拍手を送りたいと思いました!

舞台の内容とはあまり関係ありませんが、清水くるみさんが、客席に降りて観客の前に座ったり視界を塞いでしまう時、必ずその近くのお客さんに頭を下げてアイコンタクトをしていて、この方は普段から人に配慮できる方なんだろうなぁと好感の極みで、今まで以上にとても好きになりました(*ノωノ)

くるみさんは、今年日生劇場でやっていた「ゴヤ-GOYA-」というミュージカルで今井翼さんの妻役をやっていましたが、とっても歌が上手で透き通った声の持ち主なのです!!今回、ミュージカルではない作品を初めて見ましたが、歌っているところが見たいなぁ・・・と思ってしまいました。

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この舞台は、ジェシーさんファンのための作品だったのかなという印象です。話もあてがきのようですし。演出はとてもよくできていて、セットの使い方や客席への動線など、なるほど!というところも多いですが、話としてはなんだか不完全燃焼でうーん。。。という観終わり感でした。

その中で、スタンディングオベーションを強要されるので、ちょっと笑いたくなったのが正直なところです(*'ω'*)いいんですけどね!立ちますけど!

なんでもかんでもスタンディングオベーションになるのには、ちょっと抵抗のあるぴすけなのでした( ;∀;)



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