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眠ったらいけない時に眠ってしまう

そうは見えないと思うけれど、私はエッセイを毎日書きたいと思っている。めちゃくちゃ思っている。めちゃくちゃ思って書いた結果が月3~5本ペースだ。目標の10分の1の本数しか書けていない。なぜなのか。

なぜなのか、とは書いたが理由は分かっている。時間がないからでもなく、ネタがないからでもない。眠ってしまうからだ。

机に向かい、ネタを決めてさてどんな内容で書こうかとイスの背もたれに寄っかかって考え始める。考え始めてしばらくするとうつらうつらと舟をこぎ始め、いつの間にか眠っている。ハッと目が覚めていかんいかんと考え始めるものの、またこっくりこっくりと舟をこぎ、眠ってしまう。その繰り返しをしているうちに時間が無くなる。

午前中ならまだ起きていられるのだけど、昼を過ぎるともうダメで、夕方以降だとほぼ100%寝ちゃう。そんなわけでエッセイの執筆が進むのは午前中に時間が取れる週末だけということになる。

これでは頑張っても月10本が限界だ。どうにか平日も眠気に負けず書けるようになりたい。


考え事をしていると眠ってしまうのはなぜだろう?パソコンをしばらく触らないとスリープモードに入るが如く、しばらく動きを止めると眠ってしまうのだ。

春だから?「春眠暁を覚えず」と言うし。春はポカポカ暖かいからいつだって眠くなっちゃうよね、と言う意味だったか(ちがう)。


思い返してみると「眠気によって事がうまく運ばなくなる」ということはこれまでにも多くあった。眠ってはいけない場面で眠ってしまって失敗するのだ。

電車に乗ればあと一駅で降りるというところで眠ってしまって乗り過ごす。

研修を受ければ途中で眠ってしまってあとから感想を聞かれて見当違いの答えを返して呆れられる。

子供を寝かしつければ先に眠ってしまい、さらにいびきまでかいて子供の眠りを妨げる。

「私の失敗原因ランキング」を作ったらこの「眠ったらいけない時に眠ってしまった」は上位に入ると思う。「おっさんの身体能力を過信して無茶した」と3位あたりを争いそうだ。この2つはこのままエスカレートしたら私の死因になりそうな気もするので今後注意していきたい。


さて眠ってしまう原因に話を戻すと、春の陽気も多少は影響があるだろうけど、主な原因が睡眠不足なのは間違いない。「はよ寝ろ」と言う話だ。妻にもうたた寝する現場を見られては「はよ寝ろ」と注意されている。

確かにあと1時間寝る時間を早めればこの眠気問題は解決できそうな気はする。

しかし朝5分早く起きるのが難しいのと同じで、夜寝る時間を1時間早めるのもなかなか難しいものなのだ。

家族が寝静まった後の一人時間、寝た方が良いと分かりつつも楽しくてついつい夜更かししてしまう。


きっとこの時間を使ってエッセイを書くのがよいのだろう。睡眠が足りなければすぐ眠たくなって早めに眠れるだろうし、睡眠が足りていれば眠たくならずエッセイが進む。

漫画や小説を開く代わりにnoteを開くようにしてみよう。


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