46歳の勉強 ~読書が活きる生活~

ゴールデンウィーク後半は仕事から離れて、当初は読書三昧に耽り、1日ぐらいは気ままな一人旅でもしようと企んでいたが、なかなかそうは問屋がおろさない。

家族をテーマとすることにたくさん出会った。
いつも野郎ばかり集まっているから、たまには家族を連れて一緒にBBQをしようということになり、母親の体調が悪くなり、急に父親が不安になり、終活についての話し合いをすることになり、そして、長男はクラブのチームでうまくコミュニケーションが取れずに苦労をしている話など、ほんとに家族を考えさせられたこの5日間の休みであった。

自分自身の休憩というよりも家族内の絆を取り戻すための重要な時期であったかもしれない。そう考えるともっともよいゴールデンウィークを過ごすことが出来たのであろうと思う。

タイトルのように読書が活きる生活というのは、それら家族内のことを考える上において、今まで読んできた本なり、学んできたことが幾分にも役に立ったし、直接役に立たないけど生活が充実したらそれでいいというのも含んでいる。

およそ今、家族の中で万事が上手くゆき、そして幸せであると言い切れる家族はなかなか少ないのだろうと思う。特に、障害があったり、発達に遅れがあったりなどは先日BBQに集まったメンバーに共通のことがらである。お互いに悩みを共有したり、相談したり、何より一緒に遊んだりすることができる機会ってものすごく大事だと思う。発達障害の本やひきこもりの本など書物から得られる知識も大切だけど、こうやって集まるということで得られるものも大きい。

終活の話については、投資系の本や、終活プログラムについてのNPO法人さんの本をよく読むのだが、両親との話において、とかく脱線しがちなものであるところ、聞き取りをしなくてはならない事項が頭の中で整理されて、両親の希望を聞くことができた。特に、親父は難病の母の介護に加えて、地区の役やら、畑の管理やらすることが多い。何かしらの介護支援を増やそうかということも話をしたが、それは間に合っている。では、何が不安なのか、それは将来のお墓の管理であったり、神さんごとであったりなどであったので、両親の意向を十分聴き取り、方針を示すことができた。これは、本の力も大きいし、後はFPの勉強をしてきたことが活かされていることを実感するものであった。

子どもの話。コミュニケーションが苦手であることは生まれ持ったものである面もあるが、本人の話を聴き進めていくと、とにかく、自己肯定感であったり、エフィカシーが低すぎるのである。そして、何かしら病気や障害のせいにする。それはスタートの事実としてはそうだけど、そのままだと悪い方へ悪い方へ行くような気がしたから、とにかく自己肯定感を上げるようにしよう。そして、できる限りの手を打っておくから安心して過ごせるようにしようと伝えた。この点は、コーチングの本などを読む中で、気づきを得た知見を活用することができたのだと思う。だけど、この話はこれからいくつもの課題を親子で乗り越えて行かなきゃいけないんだろうとも思った。

総じて、いつも本を読んだり勉強したりしていることを実践することを中心に過ごした5日間だった。引き続き成長をさせてもらっているのだと感謝したい。

#読書 #発達障害 #自己肯定感 #FP #終活 #46歳



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