【医師が解説】しっかりやれば老けない!?スキンケア
お世話になっております、ぴろりんこでございます。
若いうちから健康長寿!
スキンケア、皆さんちゃんと意識していますか?
かくいう私は男としてここまで育ってきております。
やはり心の奥底には、今の時代にはちょっと問題視されるかもしれませんが「男がスキンケアなんて…」と思っていたことは正直言うとあります。
いやでもこれはやっぱり仕方ないですよ、周りの同調圧力というものがありますからね。
ただ皆さんも感じている通り、最近の猛暑・酷暑は年々そのひどさを増しています。
地球温暖化やラニーニャ現象やいろんなシステムが複合的に重なって増悪しているこの現状はちょっとやそっとでは良くならないです。
なので、「始められるうちから」やるスキンケアが非常に重要です。
これは今記事を見て奮い立った40代のあなたもそうですし、「うちの子にも!」と危機感を覚えた20代のあなたも同じです。
ただし、スキンケア自体はやるのは簡単ですが、奥深い世界です。
行きつくところは「個々人に合うケアを見つけられるか」どうかになります。
医師が調べておススメするスキンケアについて、ひとまず入り口から一緒に見ていきましょう。
まず最初にやるべきスキンケア
「スキンケア 方法」と調べると、まぁ山のようにたくさん情報が出てきます。
まずはクレンジング!
化粧水は命!!
顔を洗うのは優しく、ちゃんと泡だて器で泡立てて!!
etc
正直ここで男はみんな脱落します。
女性だって最初から全部こなせる方はなかなか少ないのではないでしょうか。
そして男も女も、最初はみんな初心者。何から手を出せばいいのかよくわからなくなってしまうのが必然です。
そこで今回は、初心者がまず何からスキンケアに手を出せばいいのか、唯一解を提示させていただきます。
それは、日焼け止めです。
この意見には賛成の方も反対の方もいらっしゃると思いますが、日焼け止め自体の有用性は想像に難くないと思います。
最近の紫外線量は増加していると思いますか?それとも減少している?
答えはもちろん増加傾向です。
紫外線はかなり増えている
これは2006年のUVインデックス*を示したデータになります(以下画像の出典:気象庁HP)
そしてこちらが2023年のUVインデックス
*UVインデックス(UVI):紫外線が人体に及ぼす影響度をわかりやすく示すために紅斑紫外線量(=人体に影響を与える紫外線量)を指標化したもの。現在、世界保健機関(WHO)などでは、UVインデックスを用いた紫外線対策を行うよう奨めている。
冬場は幸いそれほど紫外線が増加していることはなさそうですが、夏場、特に7.8月の紫外線増加量がかなり気になります。
WHOからの勧告としても、UVI>3の時はなるべく日差しを避け、>8の時は外出を控えることを推奨する旨があります。
2023年7月の時点では平均してUVI7.5のようですが、平均して7.5という事は8を超える日が複数あってもおかしくはなさそうです。
それではここで具体的な、2023年7月の日ごとのUVIを見てみます
オイオイオイ死ぬわあいつ
と言わんばかり。割とUVIが8に届く日が多そうです。
つまり、もう夏場はそもそも外出しないほうがいい日の方が多くなってきつつあるという事です。
ただしそんな中でも仕事や学業に精を出すのが我々日本人の良くもあり悪くもあるところ。
しっかり日焼け対策をして、スキンケア励行、若いうちから健康増進していきたいものです。
日焼け止めをお勧めする理由
他のスキンケアと違って、日焼け止めはそれ単品で始めやすいし、効果があります。
洗顔から始まって化粧水つかって美容液塗って乳液つけて…とかしなくていいですし
髭剃り前にシェービングクリーム使って剃った後に化粧水…とかも気にしなくていいし
何なら他の一切を省いても日焼け止めだけ使ってもらって速攻効果がある。
そして洗顔化粧水などと違って、日焼け止めは他人が塗ってあげるのも楽です。
そう、赤ちゃんの頃からも積極的にスキンケアを開始することができるんです。
スキンケアは「黄金コース」とされている、洗顔から始まりパックや美容液含めた一連の流れをすべてやることが、必ずしもすべての年齢、すべての人に100%オススメされるというものでは無いことが、また難しくさせる点です。
思春期あたりの学生さんはどうしても皮脂も年代的に多くなってくるタイミングですし、そこでガシガシ何回も顔を洗うのってかえって皮脂を増やしてしまう事にもつながります。
そんな難しさの界隈の外にいる日焼け止めは、まさに独立因子。
戦隊もので言うと、レッドブルーイエローの主人公ゾーンとは別にいる、ホワイトとかブラックみたいなライバルゾーンのヒーローみたいなもんです。
ただこの日焼け止めを「使ってよかった~」と実感できるタイミングは今から遥か数十年後だと思ってください。
周りの人と見比べてみてもらったときに、圧倒的にシミやシワが少なく、皮膚がんのリスクからも低減された健康な体というものは筆舌に尽くしがたい宝物になっているはずです。
なので私はスキンケア初心者にはまず日焼け止めをお勧めしています。
お分かりいただけましたでしょうか?
次回からは実際に日焼け止めをどう選ぶか、どう使うかも含めた各論をお伝えしていこうと思います。
この記事が勉強になった!という方はぜひフォロー登録の他、公式ラインでも「若いうちから健康長寿」をモットーに健康情報を定期更新頑張っていますので、こちらも登録をよろしくお願いします!