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ボカロ等の利用規約まとめ(概要)

先日、初音ミクや可不などの広義ボカロを利用する際の規約まとめ記事で、「まとめるの無理!」とぶん投げました。 最初の三行でぶん投げたのですが、実はその記事ではかなり色々と調べてそれなりにまとめてはありました。 もうちょっとだけ、ちゃんと分かりやすくまとめてみようと思います。 はじめにかなり複雑でありキャラクターごとに異なるので、詳細は各自で調べてご利用下さい。 あくまで「大雑把なイメージ」であることをご了承下さい。 以下を前提とします。 自作のオリジナル楽曲での個人利用

ボカロ等の利用規約まとめ?

初音ミクや可不などの広義ボカロを使った楽曲を使用する際、特に音楽サブスクに配信する場合の手続き等を調べてまとめてみようと思いました。 結論各自調べて判断してね! 使用しているボーカル、用途などでの違いがあるので、まとめられません! 無理!不可能! 以下、何故そんなことになってるか?と、一部の例だけを紹介します。 なぜ難しいのか?本当は、下図のようにまとめたかったんですよね。 何となくですが「無償は特に問題ない」「音声のみと名前・イラスト使用で異なる」などをまとめられるか

ボカコレランキングの仕組み(の予想)

ボカコレのランキングは「いいね、コメント、マイリス、再生数」から決定されることは知られていますが、実際にどのように判定されているかは分かりません。 以下、あくまで個人の予想であることをご承知おきください。 概要見た目の「いいね、コメント、マイリス、再生数」だけではなく、その裏の情報を使用して重み付けをしているらしい 広告の再生数はランキングには無効、一人による多重コメントもランキングには無効、など、曲への有効な反応を元に算出しているらしい つまり、広告の力で無理やりラ

TwitterでのJASRAC管理楽曲の利用申し込み

このたび、TwitterでJASRACが管理している楽曲の利用許諾を得ることができました! 申し込みの流れや実際のやり方が分かりづらいので、簡単にまとめてみます。 そもそも利用許諾とは?世の中のあらゆる楽曲には著作権があり、勝手に利用できません。 特にJASRACが管理している楽曲(日本のメジャーで流れているほとんどの楽曲)を利用する際は、大まかに次の2つの手続きが必要です。 原盤を一部でも利用する場合:ほとんどの場面で手続きや使用料金が必要(この記事の対象外) 自作オ

既存曲の編曲許諾

既存曲を用いた作品をネット上に投稿する場合に、著作権関係(主にJASRAC関係)のクリアが必要な事は皆さんご存じだと思います。 ですが、「編曲に関しては、JASRAC以外の許諾が必要」という事はご存じない方も多いのではないでしょうか? 恥ずかしながら私も最近まで知りませんでした。 調べた内容と、自分のアレンジ作品に対する対応をまとめます。 (注)この記事は、各種のカバーイベントや皆さんの作品を否定したり疑問を呈したりするものではありません。 あくまで、客観的な情報まとめと

ボカコレランキングの楽しみ方

もうすぐボカコレ2022秋が始まります。 投稿者はランキングに一喜一憂する事になりますが… ちょっと待って!そのランキングの見方、間違ってるかも!? 正しく理解できれば、ランキングを楽しく見る事ができます。 そんな楽しみ方をご紹介します。 概要ボカコレ期間中に掲載されるランキングは「毎時の瞬間ランキング」です そのため、期間中は急にランキングに入ったり消えたりします 自分や知り合いが偶然入った瞬間を見つけたら、そのスクショを撮ってシェアすると、きゃっきゃ楽しめます

海外からの予約投稿

音楽作品の投稿を日時を決めて予約投稿する際、海外在住の皆さんは「時差をどう設定するの?」という事に迷う事と思います。 イベント参加の場合、時差設定間違いで早く投稿されてしまうと最悪イベント参加条件を失いかねません。 ところが、この時差の扱いはプラットフォームごとに異なるんですよね・・・ 以下、簡単にまとめてみます。 まとめ以下、10月8日0:00(日本時間)に投稿したい、かつ、時差が2時間のケースです。 つまり、現地時間では10月7日22:00に投稿したい場合です。 T

YouTube広告の効果

以前、ニコ動の再生数に関してまとめました。 簡単に言うと、「広告を出せば再生数の数字が増えるけど、実際はあまり聞いてもらえない」という結果でした。 今回はYouTube編です。先に結論を書くと、YouTube広告はうまく使うと一定のポジティブな効果が得られます。 ・広告費の分だけ再生数が増える ・さらに高評価やチャンネル登録、コメントも増える 前提私の書く文章全てに共通の前提です。 プロやそれに準じる方、音楽を生業とする方、既に有名Pやランカーの方、それを目指して研鑽さ

楽曲の良さと再生数は無関係というお話(ニコ動編)

「再生数が少なくてもいい、一人にでも刺さればいいんだ」などの精神論ではありません。 「多くの人に刺さることと良い曲は違う」という流行りや好みの話でもありません。 客観的に「再生数は楽曲そのものの良さとはあまり関係ない要素で決まる」というお話です。 前提私の書く文章全てに共通の前提です。 プロやそれに準じる方、音楽を生業とする方、既に有名Pやランカーの方、それを目指して研鑽されている方は対象外です。 また、明らかにバズっている曲も対象外です。 そのような方々・楽曲に対して

ラウドネス(LUFS)の調べ方

今日、ラウドネスの基礎のnoteをまとめたのですが、そういえば「ラウドネスの調べ方」を書いてなかったのでまとめますね。 ①作曲中の計測方法:Youlean Loudness Meter無料プラグイン「Youlean Loudness Meter」を使います。 マスタートラックの最後にさして曲を再生するだけです。 瞬間のLUFSや、平均のLUFSなど色々見ることができます。 とりあえずマスタートラックにさしておき、作曲中に大きくなりすぎないように注意したり、マスタリング時

超簡単なラウドネス(LUFS)

ちょうど先日、ラウドネスに悩んでいた方へのアドバイスが好評だったので、簡単にまとめてみます。 詳しい解説はいっぱいあるので、あくまで「ざっくり理解する」ためだけの簡単な解説にします。 そのため、一部簡略化したり厳密には正しくない内容を含むことをご承知おき下さい(音量と音圧の違い、など) 概要作曲中は小さめが良い(-14LUFSよりも下) 投稿曲は-14LUFSよりも上にマスタリングする ※-14LUFSはYouTube用の値です。他のサービスの場合はそれぞれに対応した

ボカロPにとってのボカロ

※ここでの「ボカロ」は、狭義のVOCALOIDだけでなく、CeVIOなどの合成音声全般を含みます。 私がボカロPとなって約1年半。 「ボカロ」に対する考え方も随分と変わってきたので、まとめてみました。 ①始まり:道具としてのボカロそもそも、ボカロPの入口って大きく2種類に分かれると思います。 (A) ボカロコンテンツが好きだった (B) 作曲のための道具が必要だった 私は(B)でした。 初音ミクをうっすら知ってるぐらいで、ボカロ曲も千本桜とみっくみくしか知らなかったので

伴奏をメロディに合わせるといい感じになる

「メロディや伴奏を、ちゃんとリズムに合わせましょう」 これって王道なんですが、右往左往しながら作曲してると忘れがちになっちゃいます。 かっちりリズムを作ってからメロディ乗せてアレンジして… なんて一方通行にはならず行ったり来たりするものなので、気づいたらリズムからずれちゃうんですよね。 現在の作曲中に「ピアノ伴奏をメロディに合わせたらいい感じになった」ので、Before Afterをまとめてみました。 Before(ピアノ伴奏がメロディとバラバラ)ピアノ伴奏を、裏拍でピ

ロマサガバトルっぽい曲の作り方(主観)

現在作曲中の曲は「RPGボスバトル」をイメージしています。 もっとロマサガっぽく!と色々と試してたら、思った以上に寄りすぎてしまいました💦 そこで気づいた事をまとめてみます。 はじめに私の完全な主観です!何かの理論・記事などの裏付けは一切ありません。 本家様やイトケン様とは一切関係ありません。 私のロマサガは主にSFCロマサガ1~3に偏っています。 ですので、「ロマサガっぽくない」と思った方は、ご自分のロマサガを探求してみて下さい! 概要コードはマイナー中心だが、Ⅶ